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小説というと、文庫本というのか、小さいサイズを想像するんですが、一回り大きいサイズ?が最初に出て、それから小さいサイズが出てくるんでしょうか?。
それとも出版社の違い?。
礼を上げると「夕食はディナーの後で」を、最初大きいサイズでしか見なかったのが、最近小さいサイズで出てきたし。
読みたい本は大きいサイズで高いし(小さい方で5~600円。大きい方は1500円)持ち運びもかさばるし、個人的な理由なんですが小さいサイズが何故無い?と思ってしまって。

A 回答 (3件)

ご質問者さんは、ひとつ小さな勘違いをされています。

本の価格で、本の大きさはホンの小さな部分なんです。本を作る上で、紙代や製本代は、よほどよいモノでない限り、文庫本で100円くらい、単行本でも200円かかりません。

本って、最初に版を作るところの固定費がけっこう大きな製品です。部数が多く出るかどうか分からない段階では、この固定費が本の価格の多くを占めます。本を作るお金が定価の1/3、本を宣伝するお金が1/3、本を配送して書店で売るお金が1/3くらいとお持っておくと良いかと。小さな出版社ほど最後の配送のお金が大きく、最大で1/2くらいになります。

文庫本が安く売れるのは、このうちの版を作るためのお金や、本を宣伝するお金が、すでに単行本で回収されているからです。文庫本を安く買えるのは、単行本を買ったお客さんがいるからです。

最初から文庫本で売る本もあります。ライトノベルなどですね。数万部単位で売れる算段がついている場合、このような売り方ができます。
雑誌での競争を勝ち抜いた作家さんやすでに有名な作家さんなら、そういう算段ができますが、そういうのがないと、毎年、数万点も新刊が出る世界ですから、万馬券や宝くじ並みの確率ですから、難しいかなと。
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この回答へのお礼

詳しい説明、ありがとうございます。
たしかに、部数が読めない状態での価格設定ですから、髙くなるのも当然ですね。
知らない。で済まされる側に立ってみて、いろいろ解りました

お礼日時:2013/09/24 07:07

>小説?新刊?。


本のサイズ(判型)と本の種類
http://www.daiichiinsatsu.co.jp/200_support/2313 …

>一回り大きいサイズ?が最初に出て、それから小さいサイズが出てくるんでしょうか?。
レーベルの違いですね。
レーベルとは、出版社がその作品をジャンル、判型、掲載雑誌等の違いで独自に整理した区分です。
最初から文庫サイズのものもあります。

まあ、後から小さいサイズのが出るのは廉価版として再販することで売り上げを伸ばすためですね。

>個人的な理由なんですが小さいサイズが何故無い?と思ってしまって。
最近は、書籍出版と同時に、電子書籍版のでるレーベルもあります。
嵩張らないという意味では、これが究極でしょうね。

「謎解きはディナーの後で」電子書籍版
http://booklive.jp/product/index/title_id/187761 …
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この回答へのお礼

全くの無知なもので、お恥ずかしいかぎりですが。
詳しく教えていただいてありがとうごさいます。
電子書籍も、便利ではあるのですが、やはり紙がよいかな。と思ってしまいます。

お礼日時:2013/09/23 17:52

おじさんです。



小さいサイズは文庫本ですね。
大きいサイズは単行本ですね。

出版社は、まずは単行本で出します。
高いほうが利益率が良いからです。

単行本で売っておいて、利益を確保したり
その本の人気度で、文庫本を出す数を決めます。
売れ行きがよければ、初版から第二十五刷なんてありますよね。

文庫本は単行本を出してから、二年半から三年目に出すものですよ。
はやいところで二年ぐらいのもあったかな。

単行本と文庫本を同時に出すことは、まずないと思ってください。

出版社も商売ですからね。
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この回答へのお礼

なるほど、たしかに利益を出さないと経営が成り立ちませんね。
無知な自分に、解りやすくお教えいただき、ありがとうごさいます。

お礼日時:2013/09/23 18:14

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