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ジャーナリスト出身の社会派作家、山崎豊子が88歳で大往生しました。
彼女の作品の魅力は、取材した事実を題材に、先駆者の努力とか、時代と違う考え方を持った人間の苦労を描きました。
私が興味を持ったのは、「二つの祖国」。
現在、日系ブラジル人と呼ばれる人々は、もともと、ブラジルは楽園だから移住しなさいと、当時の日本政府に騙され、未開のジャングル開拓で生き残った人々です。
あとは、『不毛地帯』。
石油堀は今でもall or nothingの仕事であり、石油が出なければ巨額の損失が残るだけです。しかし、アラブ人はずる賢く、公正な取引が難しい。そんな中、イランのサルベスタン油田で、現地人と信頼関係を築いて石油を掘り当てた商社マンの努力と成功が描かれています。
どちらも実話が基になっているので、説得力があります。
皆さんは、山崎豊子の作品で、好きな作品はありますか?

A 回答 (2件)

大地の子



冬の北京で陳情のために政府の前に何ヶ月も並ぶお父さんの光景、忘れられません。
そのお影で、というわけではありませんが、いま、上海に住んでいます。

山崎豊子サンの作品て、「ドキュメント」じゃなくて、
限りなくドキュメントに近い「フィクション」 なんですよね。
フィクションによる脚色が事実以上の「真実」を作り出している気がするんです。
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この回答へのお礼

有難うございます。
山崎豊子さんの徹底取材は、普通の人には常軌を逸したように見えた程らしいので、
「ドキュメント・フィクション」という一つのジャンルかもしれませんね。
上海での生活は何かと大変だと思いますが、気を付けて頑張ってください。

お礼日時:2013/10/01 23:28

「大地の子」です。

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この回答へのお礼

有難うございます。
「大地の子」は読んだことないですが、満州で親と生き別れ、中国人農家に売られて酷使されるが、後にいい人に買い取られセーフという話ですか。「地獄に仏」の話ですね。今度、読んでみたいです。

お礼日時:2013/10/01 00:54

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