アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

あるLEDメーカーのジャンクション温度計算方法を見ましたところ

Tj=Ts(接合温度)+LEDの熱抵抗×消費電力
Tj=Ta+Rth(j-a)×消費電力

この2パターンがありました。
LEDのジャンクション温度を算出したい場合どちらの式を使ったほうがいいのでしょうか?

この式を使用する上で、今わかっていることはLEDの熱抵抗、消費電力、LEDの熱抵抗、基板の熱抵抗(実測から算出)、ある周囲温度で測定した接合温度がわかってます。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

今晩は。



2つの式;


Tj=Ts(接合温度)+LEDの熱抵抗×消費電力   (1)   

Tj=Ta+Rth(j-a)×消費電力          (2)

がありますが、式(1)のTsは接合温度ではありません。接合という言葉は半導体ではjunction=チップ部を表します。Tsのsはsolder(半田)の意味です。つまりLEDの基盤に半田付けする端子部の意味になります。

式の意味は(1)は半田部の温度が分かっている場合に半田部とジャンクション間の熱抵抗 LEDの熱抵抗 を使ってジャンクション温度を求める式です。

(2)は周囲温度Taが分かっている場合にジャンクションと周囲温度の間の熱抵抗Rth(j-a)を使ってジャンクション温度を求める式です。

ジャンクションと周囲温度の間の熱抵抗Rth(j-a)はジャンクションと半田部間の熱抵抗Rth(j-s)と半田部と周囲温度間の鉄抵抗、つまり基板の熱抵抗Rth(s-a)の和になります。

したがって、式(2)を書き換えると、

 Tj=Ta + (Rth(j-s)+Rth(s-a))×消費電力    (3)

となります。この式(3)によりジャンクション温度を計算できます。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A