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楽天のマー君がロペス選手に
ガッツポーズしないよう気をつけてと助言されたそうですが。
アンリトン・ルールというのがあるようですが
他のスポーツと比べ、なぜ野球はガッツポーズで報復されるのでしょうか??

卓球やバドミントンめっちゃガッツポーズで叫びますよね?
テニスも紳士のスポーツと言われますが叫びますよね?
ゴルフも紳士のスポーツですが、入ると相手の前でもガッツポーズ出ますよね?

でも特にラケットで殴ったとか意図的に狙うとか聞かないような気がしますし
ゴルフでも次のショットで邪魔するとかありえないはずです。
(私が知らないだけかもしれませんが・・・。)

なぜ野球だけ意図的にデッドボール狙ったりと
「報復」という行為が行われるのですか?
アンリトン・ルールが紳士的なことが挙げてあり
それに反したから同じことしてやる、みたいな感じでしょうか?

A 回答 (6件)

前の回答者様が、団体競技だからという回答をされました。

それには賛同します。ただ、野球競技に限れば、それは非常に特殊な団体競技だということです。

「すべてのプレーは1対1である。」

つまり(頭を使うプレーはあえて排除して)打者にとって、相対するのは誰かと言えば基本的には”投手1人”です。同様に、投手にとって対する相手は目の前の打席に立つ打者のみ。そして、守備の選手にとってもあくまでも自分の相手は自分に打球を打ってくる打者です。無論、捕手にとってもいかに打者の狙い球を頭の中で分析し、投手に投げさせるかを考えるので、捕手にとっても対打者なのです。

野球というのは、基本的には1対1の個人戦の無数の組み合わせ・積み重ねによって成立する競技ということです。ということは、当然その対戦中の一挙手一投足については、常に細心の注意を払わなければならない。

特にこの個人戦の意識が強いのが、アメリカMLBの選手です。日本プロ野球の選手が球団と契約したサラリーマン的思想なら、メジャーリーガーにとっては自分を球団が雇っただけ、傭兵的思想と言えばいいでしょうか。その分、自分自身への自尊心も高い。

何より、対戦する投手との勝負は代打でない限り1打席で終わることはあり得ない。そこで1打席勝負で負けた投手が挑発的なポーズをすれば、リベンジの機会があると分かっている人間ならどうしますか?当然”やり返す”ことを考えますよね?そのまますごすご逃げ帰って泣き寝入りするのは、すでにメジャーの思想ではない。今年中盤の流行語ではありませんが、MLBの投手・打者にとって、打席でのお互いへの侮辱行為には”倍返し”が当たり前なのです。むしろそれがMLBの世界での”美徳・美学”といってもいい。

もし仮に報復行為を拒否すれば、次の試合の機会は与えられません。当然、ロッカーの荷物をまとめてマイナーへ出て行け、となります。
※ただし関係ない乱闘を招いたり、マナーに反する行為を働けば乱闘に参加してもマイナー行きです。

かつては非紳士的行為という形で、MLBの野球規則にも侮辱行為への報復の限度が明記されていたことがあります(とはいえ規則そのものがわずか数ページしかなかった時代の話です。報復の手段で道具は使わない、これだけ)。もちろん、それこそ野蛮な記述ですのですぐに削除されましたが。それでも、アメリカで仮に報復行為を行う場合、投手なら当てるのは下策、頭や背中を通すのが報復のマナー(?)としては上策とされます。そして、そこからの乱闘では決して拳と蹴り以外の武器を持ってはいけない。これもMLBでは徹底されていますね。

日本プロ野球のファンにとっては、報復は卑しいものという意識があるかも知れませんが、MLBにとってはこれは”お互い当然なすべき行為”であって、そこからの報復合戦→乱闘が終わった後に、双方怨恨が残ることはそうはありません。ここ最近の例外は、それでもかなり昔ですが当時ヤンキースのロジャー・クレメンス投手と、当時メッツのマイク・ピアザ捕手(当時は1塁手)の打席での、折れたバットが飛んできたことへの報復での危険球&乱闘。あの後も未だにこの両者は犬猿の仲のままです。これは非常に珍しいケースです。

そういえばこの質問を見て思い出しました。現ソフトバンクホークス球団会長、868本塁打の記録保持者、かの王貞治氏も…野球を始めた当初、豪快なホームランを打った後に派手なバンザイをしてベースランニング1周した際、観戦していた兄の王鉄城氏に帰宅後に鼻血が出るまで鉄拳制裁を受けたそうです。その時の言葉は、

「打たれた相手のことを考えろ。」

今のプロスポーツでは明らかに欠落している、対戦相手への敬意の意識が、半世紀以上前に持つ人物もいたのだと(さすがに名医と呼ばれた人物です)。それが結果的に現在は誰もが人格者と認める王貞治氏の根幹になっているわけで。とはいえシーズン負けなしのまま日本シリーズまで進んできたあの時のマー君に、対戦相手に気を遣うほどの余裕は…さすがになかったでしょうね。

ただ、ロペスの忠告は至極当然です。MLBの場合、この手の打者との遺恨清算での乱闘になって、投手が勝つケースはほとんどありませんから。マー君も向こうで明らかに自分よりでかい打者ばかりが揃っている試合で、ガッツポーズは厳禁。DH制のアメリカンリーグならともかく、ナショナルリーグのチームに移籍すると、自分の打席で危険球が飛んできます。命あっての物種ですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
メジャーでは傭兵的思想ですか。なるほど。
しかし1対1の真剣な勝負でピンチを乗り切ったガッツポーズで
やり返せだ報復だって言葉が出てくるなんて怖いです。

お礼日時:2013/11/06 10:14

 こんばんは夜分に失礼します。


アンリトン・ルール、つまり「ルールブックに書かれていない『ルール』」の意味は、貴方はその競技のプレイヤーである以前に、一人の社会的存在としての自身であることを自覚していますか?との社会人としての人格を求めてもいるといえます。
 ゴルフでも最後のパットはウィナーズ・パットと認知されてもいます。そうした部分でいえば、これがアメリカだったなら田中将大投手の行為は決して許されもしないでしょうね、相手に対する敬意を失していますから。むしろロペス選手は、田中投手が今後メジャーに挑戦するとのニュース報道をみて、それならば今から心掛けていた方がためになるよ、とアドバイスしたのです。
 テニスやゴルフでも相手の前でガッツポーズ出ますよね?。これは貴方様が本当のテニスやゴルフを観たことがないからそうした思い込みをなさっているともいえます。海外のスポーツ殊に一流のアスリートによるトップのプレーの場にはそうした光景は見られません。プレー内容に対しての評価であり、人前で平然と派手なガッツポーズをするプレイヤーは一時的な脚光を浴びることはあっても、翌年には「去年のあの人、どうしているの?どこに行ったの?」とまるで過去の人扱いされるだけです。
 今年、阪神タイガースの選手達は自チームの選手がホームランを打った時にベンチの前で一斉に「あるパフォーマンス」を行って、しばしば指摘を受けていましたが、メジャーならば明らかに退場処分もしくは報復を受けるはずです。マウンド上にいる投手をあからさまに指さし、その指先をそのままレフトスタンドに全員で指し示すことで、相手を笑い者にする光景はいくら何でもやりすぎでしょう。
 打者がホームランを打ったことは相手よりも少しだけ力量が上回っていただけの話であって、相手を力でねじ伏せることが全てなどと考えるのは大人げない行為ともいえます。
 ゴルフはボールをカップに入れる打数の少なさを競う競技であって、野球のように「直接に人間と対戦する競技」ではありませんよね。そしてテニスも相手がサーブする時に、ギャラリーは決して声を出しませんよね?。
 プレーを楽しみに来るべき場でガッツポーズや雄叫びを挙げるのは、スポーツを知らない人の行為です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かにお恥ずかしい話ですが
海外のスポーツはテレビでしか見たことないです・・・。
セリーナ・ウィリアムズの試合見てた時
打ち勝った時に結構なガッツポーズしてたので
今回のニュース見てちょっと疑問に思ったのです。

お礼日時:2013/11/06 10:26

ガッツポーズ系に厳しいのはアメリカンスポーツですよ。



一番わかりやすいのはアメリカンフットボール。
ルールの中に、タッチダウンの後に過度のセレブレーション(要するに喜びのパフォーマンス)をすると反則を取られるというのが明記されています。
ペナルティの重さとしてはプレー再開後15ヤード罰退などで、アメフトは不文律ならぬ「明文律」として非紳士的行為を禁止しています。

野球の場合は非紳士的行為があったとしてもペナルティを科しにくいというのがあります。
よっぽど悪質な非紳士的行為なら審判権限で退場というのはあるでしょうが、さすがのアメスポでもガッツポーズひとつで退場はやりすぎと捉えられるでしょう。

ではどの程度のペナルティが妥当なのか?と考えると、なかなか難しいですよね。
投手が三振を取る→ガッツポーズ→ペナルティで打撃妨害を運用し三振取り消し?
アメフトでもそうですが、タッチダウンした事実は取り消されるべきではなく、その後のプレーでペナルティを科すことが妥当です。
では三振取った次の打者を無条件で1塁に出塁させるとか?それでは次打者の打席機会を奪ってることになりますし、野球には個人記録が重要視されるので妥当ではない。

審判が公式にペナルティを科すことが出来ないならチームとして報復してやろうということになります。
そういう意味では野球というスポーツはルールの整備がまだまだ未熟なんだと思います。

あとテニスとか結構、非紳士的行為とかで警告取られてる選手いますよ。
警告が何回たまったらどうなるのかは私もあまり詳しくないので知りませんが。

なにをもってして「非紳士的」と捉えられるのかはその国・文化次第です。
アメリカではガッツポーズは非紳士的といわれるということです。郷に入れば郷に従えですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「郷に入らば郷に従え」はまさにそうでしょうね。
その土地の文化に合わせないとダメでしょうし。
ちゃんと「明文律」としてあるスポーツもあるんですね。
勉強になります。

お礼日時:2013/11/06 10:17

貴方に下記の本のご一読をおすすめします。



「メジャーリーグの書かれざるルール」

(著)ポール・ディクソン

(訳)水戸重之

*朝日新聞出版
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
色々詳しく載っているのでしょうか。
調べてみたいと思います。

お礼日時:2013/11/06 10:15

日本で野球をやろうという人は、概ね、身体能力が高いのだが、アメリカで野球をやろうという人の身体能力は低い。

アメフト、バスケ等に身体能力の高い人が集中する。親も、自分の子の身体能力が高いと見れば、野球を薦めない。野球は、細かなテクニックが多すぎるうえ、肘、肩、膝等を壊しやすく、リスクが大きすぎると考えられている。従って、身体能力に劣る子が、テクニックで何とかしようというのが、アメリカ野球の考え方。

身体能力の低い人たちで構成されている大リーガーであれば、プライドくらい高くしておかないとやっていられないということ。弱いからこそ、虚勢が必要ということ。

一方、日本の野球は、もともと強い人たちの集団だから、虚勢はいらない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大リーガーがアメリカでは弱い人達というのは
自分には今までに考えもしなかった発想でした。

お礼日時:2013/11/06 10:04

一言で答えるのなら団体競技だからです。


集団的に発生する心理状況を軽減する為の選手側に課せられた暗黙のルールです。

大量得点差における惨敗と言うのはプロの世界でもあります。
優位に立たされた方は自身のテクニックをもっと見せ付けてやりたい。
そんな心理状況を相手のプライドを踏みにじる行為として、
選手側で作ったルールと言われています。

あるかどうかは実際の所はわかりませんし、選手や地域にもその差はあると思います。
恐らく雑誌の記事で見たのだと思いますが、面白く見せるための煽りみたいなものです。
鵜呑みにするのはどうかと思いますよ。
あくまでスポーツマンシップに則った過激な一面という風に捉えておくのが良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
スポーツも様々でそこにおけるマナーも様々ですねぇ。
サッカーなんかは団体競技ですが「比較的」パフォーマンス大きいですが
許容されてる感じがありますし。
色々調べてみたくなりました。

お礼日時:2013/11/06 10:02

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