産土様は生まれてからの亡くなるまでの、人生の進路、縁、運勢等を司る神様。
鎮守様は住むところを守る神様という事で聞きますが、小さいときから何回も引っ越したりしているとなかなか自分の産土様、鎮守様は解りませんね。産土様は七五三で一番先にお参りをした神社と言う方もおりますが、どうも違うようですね。
また、鎮守様は自分の住んでいる地域にある神社と言う方もおりますが、私の住んでいるところは小さなお社らしきものはあるのですが、神社がないのです。
隣の大きな市には神社が数件あるのですが。
お正月に神棚をお祭りするに、(中央-照大神、左-鎮守様、右-産土様)の様にお祭りすればよいかと考えていますが、専門的に詳しい方がおられれば教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

産土とはその名の通り、土地を生んだ神様=土地神様でした。

生まれた土地の神ではありませんよ、誤解なきよう。

土地神は様々なものを生み出します。農作物や水、動物、雲、風など、そして人間も・・。
そんな所から、生まれた土地の神様を産土神と呼んだのです。が、この神様、特定されたものではなく「土地神様」といわれるものです。名前はありますが、ほとんど認識されていません。

荘園精度が定着すると荘園を支配している氏族が先祖神を祀りました。氏族の先祖神だから「氏神」なんです。やがて荘園に暮らす農民も支配者の先祖神を自らの先祖神としました。(というか弱小氏族や氏族の本家以外も荘園で農業してますから)なのでそこに暮らす人の神様として氏神というものが出来上がった訳です。

やがて人々は生まれた土地を離れて暮らすことが増えてきました。
氏族などは移り住んだ地に新たに宮を建てていきます。八幡社が多い理由のひとつです。
一般の人は宮を建てることもありません。そこで移り住んだ土地の氏神を新たに自分の氏神としました。
だから氏神は住んでいる土地の神様なんです。
でも自分が発生した土地の神様がいる、土地神と氏神がごっちゃになり、生まれた土地の氏神を産土神と呼ぶようになりました。多くの土地神は氏神社に合祀、或いは境内社として祀られていますから、生まれた地の氏神を以って産土神としても問題にはなりません。

鎮守神社は国や地域の人が土地を護るために建てたお宮です。関東では特に平定に際してヤマトタケルを祀ったり、開拓に際してスサノオを、繁栄を願って応神天皇(八幡)を祀ります。さらに土地を伸ばして若宮社を建てたりします。
これらは総じて鎮守ですが、その神社の周辺の市町村で生まれると、鎮守が氏神になる場合もあり、そこから引っ越していけば鎮守が産土神と呼ぶことがあるわけです。

いずれにせよ、余り厳密な区分け等ないというのが正解でしょうね。

神棚の祀り方も様々で、中央の天照大神(神宮大麻)はほぼ同じですけれど、左に氏神様、右には崇敬神社の御神札を祀るという場合もあります。たいていの場合向かって左が優位ですけれど、あまり気にする必要はないと思います。
祀る順番も神社本庁では一番手前に天照大神を祀りますけど、手前は露払いという考え方もあり、これもあまり厳密に考える必要は無いと思いますよ。
私の友人は、各神社で神宮大麻を頂くので一人は中央に各神社の神宮大麻を集めているし、別の人は各宮に氏神大麻と神宮大麻を祀っているものもいます。
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この回答へのお礼

大変ご丁寧なご回答でありがとうございます。
詳しくわかりやすいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/23 15:41

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