プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

文芸作品や映画、歌詞や漫画やドラマ・アニメなどを紹介していただければと思いまして、相談させていただきます。

かなり昔に、一度だけ、教会にて牧師のおじさんとお話しをする機会がありました。とてもお優しい声をしていて、お年を召していると同時に、小さな子どものように屈託のない笑顔をなされている方だったのですが、それに似合わず、話し方の表現であるとか、言い回しにやさしさや上品さがあって、(しかし、話した内容をもう覚えていません。やわらかで、上品で、それでもって威厳があるなあという感覚だけが残るのみですが)今でもそのときのことをおぼろげに思い出しては、このようになれたらなと懐かしんでいます。

笑顔や、お優しいお声はちょっとした才能みたいなものだと思うのですが、せめてあの言葉の遣い方、言い回し、修辞的な技術だけでも、あの人のようになれないものかと、最近になって色々と本を探しています。例えば、敬語の使い方についての本を開いてみたりしますが、このような類の本は、冠婚葬祭やビジネスシーンばかりに注力していることが多くて、ちょっと当てが外れたかなと感じることが多いです。かと言って、何を読んだらいいのか、わからないのです。

何か、みなさんが読んだり、見たり、聞いたりしたもので、「この言い回しは素敵だな、きれいだな、品があるな、なんとなくいいな」と感じたものがありましたら、お教えいただけませんか。日本語でも、英語でもかまいません。

A 回答 (2件)

ばらばらな引用になってしまいますが。



まず、小説では、中 勘助の「銀の匙」に使われていた文体が上品だったように思います。
これは、灘中学の伝説的国語教師、橋本 武さんが教科書に使われたいたものですから
一級のテキストだと思います。

後、邦画では「東京物語」で原節子さんが使っていた日本語が上品だったように思います。
確か、鎌倉駅で電車を待つ間、立って岩波文庫を読んでいるような女性を好演していました。
(ひょっとすると、別の小津作品かも知れません)

それと、洋画では「日の残り」のアンソニー・ホプキンスの物腰が上品でした。
貴族に仕える執事の役ですから、当然と言えば当然ですが
なかなか、上品な役を出来る役者はいないと思います。

そう言えば、最近観た小津の「小早川家の秋」と言う作品で
「若い時の不品行は直せるが品性は直せない」みたいなセリフがありましたが
「品性」と言うのは本当に大事だと思いますね。

私も育ちが悪いものですから、ついつい、「粗雑」な所が出てしまいますが
出来るだけ努力はしています。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
文献、映画、挙げてくださった素敵なもの全てに触れてみようと思います。

私はあまりsophisticateされた人間ではないので、あの方のようになりたい、
ちょっとでも、ちょっとでも、せめて形からでも、、、と思いました。

そう、ついつい、出てしまうんですよね(笑)。
私も、努力でどうにかなるところは、最後まで努力していきたいと思います。
重ねてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/29 23:40

そういうのは、本を読んでると結構出会うのですが


思い出せないのですよねぇ

実際に美しいと思う言い回しが有っても、
相手に自分の意思が伝わらなければ、あまり意味無いのです
美しさより、伝えやすさを意識しているから
美しい言葉はどんどん忘れちゃうです

とは言え
質問者様の求めている答えを提供しなければ
回答する意味がありません
という事で
http://www.amazon.co.jp/%E7%8B%BC%E3%81%A8%E9%A6 …
こんな物をお勧めしてみましょう

たぶん、質問者様の求める物とは違うかもしれませんが
言葉の端々に理知的な言い回しが使われていたと記憶しています
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
おっしゃる通りで、内容までもが美しい言葉は、簡明に構成されているところがありますよね。
(すみません完全に余談なのですが、わたしは「理性は羅針盤、情熱は疾風」という言葉が大好きです。)
実際、金言名句集などを開いてみると、それが日本語であるにせよ、英語であるにせよ、わかりやすい文体が多かったように思います。

おもしろそうな本を紹介してくださってありがとうございます。
さっそく探してみますね。
理知的な言い回しが楽しみです。

お礼日時:2013/11/29 23:25

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