プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして。
初めて質問をさせていただきます。
現在、ヤマハのJ専3年目に通う娘がいます。

幼児科から在籍し先生に進められるまま、J専に進みました。現在小学4年生です。

クラスは8人(小2→2人、小3→4人、小4→2人)ですが、うちの娘ともう1人以外の6人は毎年YPCでは全員金賞受賞、ピティナでは予選通過、Jocでも必ず1人は選ばれるというクラスです。
うちの娘以外はグループレッスンでも、カデンツや和音をすぐに弾けますし、即興演奏や移調もスラスラ弾きます。
うちの娘は何についても考え込んでしまい、すぐには弾けない状態です。
変奏でも、和音やカデンツの使い方がおかしいと毎回先生に言われ続けています。
ただ、アンサンブルが楽しいらしく
来年の専攻科も続けると言っています。
こんな感じの娘がグループの皆に迷惑をかけて足を引っ張っているのは
確かですので、親としては専攻科の進級を辞めた方がいいと思うのですが、先生は本人が続けたいのなら続けた方がいいというのです。

進級するかどうか、迷っています。
娘の進級したい気持ちを優先してあげるべきでしょうか?

A 回答 (1件)

>うちの娘は何についても考え込んでしまい、すぐには弾けない状態です。


それは能力がないのではなくて個性です。

これは、別に、音楽だけではなくて絵画だって、工作だって同じですけど、
小学生くらいって、「さあやってみなさい」というと、何も考えずにぼんぼんやり出す子や、自分の中で深く内省したあとで1つだけ完成させる子や、いったん別のことをやりだしてから突然やり出す子、とかいろいろいます。これは個性であって、優劣ではありませ
ん。
娘さんには、「何も考えてない空っぽの即興をぼんぼん出す子なんかより、深く考えた1個を出すほうがすごい」とほめてあげてください。
おそらく、このことは、J専の先生もわかっていると思います。(先生は本人が続けたいのなら続けた方がいい、というのを聞いても)

>変奏でも、和音やカデンツの使い方がおかしいと毎回先生に言われ続けています。
えっと、それは、こういっちゃなんですけど、「J専」的なマルな「和音やカデンツの使い方」ではない、というだけです。
「J専」の和音やカデンツの使い方は、世の中に星の数ほどある和音やカデンツの方法論の中の一つ、にすぎません。
ちょっとだけ批判的な書き方になりますが、JOCが始まって40年?ですか、子供のころJ専に行っていた大人の方も恐ろしい数いるはずなのに、JOC出身の作曲家として名前があがるのは本当に数少ない、という厳然たる事実があります。
はっきりいいますけど、J専的な方法論にあまりに染まりすぎると、「J専くさい曲」しか書けなくなりますよ。
数少ないJ専出身の作曲家は、大人になってから、自分の中に染み付いたJ専臭を抜く(薄める)という苦行に成功した稀有な方ですね。

個人的には、J専にいってる小学4年生くらいで、いまいち、J専的な和音や曲作りに馴染めないような子は、ジャズをちょっとやってみるとよいのではと思います。ジャズの和音使いをちょっと知ることは、J専に染まりつつある(けど染まりきってない)ような子には、ものすごい刺激になると思います。
もし、近くに、ジャズを演奏しているバーとか、ジャズピアノの教室なんかがあったら、行ってみるといいんですけどね。
これは、まさに、上原ひろみさん、の道ですね。

ちなみに、私は、J専を全否定しているわけではありません。子供のころから作曲の英才教育をこれほど徹底的にやる環境は日本にはJ専しかありません。
一番いいのは、J専に行きながら、J専以外の世界(私は、ジャズピアノをお勧めしますが)を見ながらいけるといいような。
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この回答へのお礼

投稿ありがとうございました。
J専の中でしか音楽を見れない親になってしまっている事に気がつかされました。
考えてみれば、音楽って色々な世界があるんですよね。
ジャズも含め、うちの娘の個性が活かせるような音楽をたくさん聞かせて見ようと思います。
和音やカデンツも、そんなにたくさんある事を知りませんでした。
音楽って奥深いですね。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/12/08 00:41

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