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先日、テレビで広島に落とした原爆と長崎に落とした原爆では、種類が違うということを聞きました。
私はなぜ違うのだろうと疑問を感じました。

早く戦争を終わらせるためという理由だけでしたら、同じ種類の原爆でいいんじゃないかなと思ったのです。
アメリカが日本に原爆を落としたのは、実験の意味もあるのでしょうか?

だけど、実験で何十万という人間が死んでしまうわけですから、アメリカが実験でそのようなことをするのかなとも思います。

すみませんが、お教えいただけましたら助かります。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (11件中1~10件)

質問の主旨は↓でよいのでしょうか。



>アメリカが日本に原爆を落としたのは、実験の意味もあるのでしょうか?

回答:そうです。

原爆使用の目的は↓です。

1:原爆(2種類)の効果を、実際の都市や人間で確かめ、データをとる事。
2:他国に使用可能な核保有国であることを示し、戦後の国際関係で優位に立つ為。

1についてですが、上記の目的を満たす為に、投下する都市は↓のような経緯で選ばれています。

A:周囲を山に囲まれた直径3マイル以上の市街地を持つ都市。
アメリカは、↑の条件をより満たす為に、広島への空襲を停止して建築物を保存し、人口を集中させました。

B:警告無しの使用の決定
トルーマン大統領は、自分が設置した暫定委員会で、原爆の使用は「労働者の住宅に囲まれた軍需工場に、事前の警告無し」で行われるべきだと語り、そのように決定しています。
(開発に携わった科学者は、無警告の原爆投下に反対しています。)


この質問は過去にも何度か出ており、警告については、連合軍は爆撃前にビラをまいて避難を呼びかけていたという意見がありますが、それには【広島】と【小倉】は入っていません。(画像参照)

実は、小倉は広島と同じ理由で選ばれていましたが、爆撃機が航路を誤って、長崎に落してしまいました。
長崎の投下地点の真上には、日本に始めて建設された「教会」がありました。
(アメリカはこの事を隠していますが)


アメリカの原爆の使用について、日本が降伏をしなかったからだという意見もありますが、それは間違いです。

当時の日本は条件さえ合えば降伏(というか講和)をするつもりでした。
しかし、アメリカは曖昧な降伏条件(国体の護持、天皇制の維持等が保証されていない)を出すことで、日本が降伏できないようにして、原爆を使用する準備をしました。
(降伏条件の起草段階では天皇制の維持が含まれていましたが、トルーマンはこの部分を変更しています。)

ただ、これについてはいつまでも戦争を続けていると、ソ連が参戦してしまい、戦後処理についてソ連に発言力を与えることとなり、タイミングが難しい作戦でした。(実際そうなりました)

日本は↑のような条件が不明な状態で降伏した場合、国が消滅する事もありえるので、安易に降伏はでいませんでした。
更に、降伏後に天皇が処刑された場合、国民や軍部が政府の意向に関係なく戦闘を行う場合もありえます。
そのような内戦になった場合、中ソが介入して朝鮮やドイツのような分断国家になり、冷戦の最前線になってしまう事も考えられます。

以上から、敗戦後の外交や政治まで考えれば、安易に降伏できる状態ではありませんでした。
そもそも、原爆の使用自体が、民間人の虐殺という国際法違反であり、日本が降伏しないことを理由に正当化するのは間違いです。


原爆の使用について、東京裁判で糾弾されていたという意見もありますが、それは誤りです。
原爆については、日本の弁護についたアメリカ人(ブレイクニー氏)が語っていますが、その目的は↓を指摘することで「裁判自体の無効」を訴えるもので「原爆の使用そのもの」を糾弾するものではありません。

【戦争は国家の行為であり、戦争指導者であっても個人に責任は発生しない。
なので、日本の戦争指導者が個人として責任を追及されているのは間違っている。
日本人が「個人」として裁かれるなら、原爆の使用を決定した者も裁かれるべきである。】

それに、彼の意見は、↓の動画では、裁判所の意向に拠って却下されています。

【A級戦犯は冤罪】(動画:東京裁判の映像)



この類の質問ではよく言われることですが、戦争は政治であり、外交の一手段です。
である以上、国家間の約束や契約である条約は守る必要があります。
戦争では【国際法】がそれにあたります。
そして、【法】である以上、一国の【都合】や【政治的判断】とやらで解釈や判決が変えられるべきではありません。
勝てば何をしても不問になるなら、国際法は無意味になります。


ご質問の主旨とは外れますが、
対立する意見の者を「ネトウヨ」と呼んで、「歴史の一部」だけを取り出して、「事実」を歪曲したり、印象操作、誤解、させるのは愚の骨頂である。ということを書き加えさせて頂きます。



>だけど、実験で何十万という人間が死んでしまうわけですから、アメリカが実験でそのようなことをするのかなとも思います。

質問者様は、WW2が人種差別との戦争であると言われている事をご存じないのでしょうか。
またアメリカ国内の人種差別を知らないのでしょうか。

アメリカには1964年までジム・クロウ法という、黒人は白人と同じ公共施設を使用できないという内容の法律がありました。
こんな法律があるくらいなので、民間でもそれぞれ専用の店があり、トイレも分離されていました。

徴兵されたアメリカの黒人兵は、
【何故我々が、白人と戦っている日本人と戦争をしなければならないんだ】
と言っています。
(アメリカ軍内では、戦闘では黒人がまず先に出され、枢軸軍に応戦させて位置を調べてから、砲撃をしています。)

黒人だけでなく、日系人(アメリカ国籍)も差別の対象でした。

【第442連隊戦闘団(アメリカ日系人部隊)】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC442%E9%80% …
(アメリカ政府は、アメリカ国内の日系人社会の動向を、黄色人種に対する人種差別的感情を背景に(実際に同じく敵国であったドイツ系やイタリア系アメリカ人については、大がかりな強制収容は行われなかった)不安視していたことなどから、1942年2月以降に、アメリカ西海岸に居住していた日系人と日本人移民約12万人は、ほとんどの財産を没収された上で全米に散らばる強制収容所に強制収容された。)

同じアメリカ人同士ですらこの有様なので、日本人への扱いは更に酷いものでした。

【大東亜戦争における米軍の残虐行為】(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=g6MmpEuGipQ
「アメリカは日本になぜ原爆を落としたのでし」の回答画像10
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
原爆で無警告の投下にアメリカの開発に携わった科学者は反対したのですね。
しかし、トルーマンは無警告で実施したのですね。
原爆の目的が実際の都市や人間で効果を確かめてデータをとることであるならば、人間がいないと人間のデータがとれないということなのでしょうか。
勝てば何をしても不問になるならば国際法はいらなくなるならば、勝ったものは何をしても正義になってしまうと思います。貼り付けていただいた動画も見せていただきました。まるで日本人を狩猟の獲物のように思っているのかと感じました。とんでもない感覚です。こんなに差別意識があるなんて知りませんでした。
リンドバークの本で描いたような残虐行為は、戦争で勝ったから裁かれなかったのでしょうか。
アメリカに、ジムクロウ法というのが1964年まであって、黒人と白人は同じ公共施設を使用できないという法律があったということ知りませんでした。
黒人がまず戦闘で出されたことも知りませんでした。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/14 19:15

>私はなぜ違うのだろうと疑問を感じました。



実験説や組立が間に合わなかったなど諸説あります。そのひとつを・・・

広島原爆がもし不発だったら分解されてノウハウが洩れます。米国は特にソ連に洩れることを警戒していました。そのため確実に爆発させる自信のあった質量起爆型にしたのです。
このタイプはいとも簡単に爆発させることができます。適当な品質の核物質が手に入れば素人にも可能です。一定量(臨界量という)の核物質を一箇所に集めるだけで良いのです。とは言っても町ひとつ吹き飛ばすようなパワーを出すのは難しいのですが、それでも強烈な放射能をばら撒きますからそれなりの兵器にはなり得ます。
そんなものですから意図しないところで爆発する、つまり事故を起こす可能性も高いのです。十数年前原子炉燃料の精製工場で臨界事故というのがありました。確か1、2名の人が亡くなったはずですが、起った現象は広島原爆と同じです。
世界最初の原爆トリニティと長崎原爆は同じ設計図で作られています。これらは密度起爆(爆縮型)といわれるタイプで、火薬の爆発力で核物質を圧縮して核分裂を起こすものです。その際に十分に圧縮できないと核爆発になりません。確実に圧縮力を出すのは非常に難しいのです。
広島原爆は実験なしの、いきなりの本番でした。それでもこのタイプは確実に爆発させる自信があったのでしょう。また不発であってもそのノウハウはソ連は既に知っているので洩れても構わないとの気持もあったと言われています。

当時、米国は原爆の使用を急ぐ事情がありました。愚考を書いたことがあるので参考にしてください。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2608936.html  の11番です。この事情から言っても確実に爆発せねばならなかったのです。
(この中で「友好」は「有効」の誤変換です。ごめんなさい。)
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
広島の原爆はいきなりの本番だったのですね。
アメリカは、確実に爆発させる自信があったのですね。
貼り付けていただいた11番の意見も読ませていただきました。
当時アメリカは、原爆使用を急ぐ事情があったのですね。
いろいろお教えいただきまして、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/14 19:26

人体実験と恨みと同類



まずは日本に対する人体実験の意味で原爆を投下
戦後にソ連に対して核を使った場合どの程度の被害か確認するため日本を実験台にした

恨み
アメリカ人は自国の兵士を日本人(黄色人種ごときに)殺された
という恨みで原爆を投下


同類
ドイツと同盟国だったのでアインシュタインがアメリカに日本に原爆を落とせと進言
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
人体実験と恨みなのですね。
それで原爆を落とすなんて、ひどいと思います。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/14 09:24

ほとんど知られていないのですが、アメリカの原爆に対する人体実験ともいえる行為のえげつなさっていうのは、あのソ連さえ上回るのではないかと思われるほどですよ。



東西冷戦の頃、各地で原爆実験が盛んに行われていたのですが、今でも残る映像を見ると、アメリカ軍の兵士が実験場できのこ雲に向かって前進するものが残っています。それで後で兵士の健康を調査して「あー大丈夫だね」とかやってたんです。にわかには信じがたいけど、本当の話しです。
自国の兵士にもそんなことをするくらいですから、内心劣等民族だと蔑んでいる相手だと心の敷居はずいぶん下がるのではないかと思います。

ちなみに当時のアメリカ人が日本人をどう思っていたのかが分かるこんなエピソードがあります。
太平洋戦争で、アメリカ兵の間で流行った土産が「日本兵の頭蓋骨」でした。頭を切り取って袋に入れて海の中に入れておくと魚が食べて、あとで灰汁で洗うとかいってたかな、きれいな頭蓋骨の作り方というレシピも兵士の間で密かに出回っていたそうです。海軍が「日本兵の頭蓋骨を土産物として持って帰ることを禁止する」というお達しをわざわざ出したので、禁止しなきゃいけないほど流行っていたということです。
なぜそんなものが流行したのか?つまりあれですよ、ハンティングすると鹿の頭とかを剥製にして飾るでしょ。あれと同じ感覚です。平均的アメリカ兵は日本人を同じ人間としては見ていなかったというわけです。なにしろ黒人差別を撤廃する公民権運動が盛んになるのは戦後20年くらい経ってからですからね。
映画「猿の惑星」の原作は、作者がイギリス兵として日本軍の捕虜になった経験に基づくという話は有名ですよね。つまり、あの映画に出てくる「知恵がついた猿」とはつまり日本人のことなのですよ。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
日本人は相当劣等民族として見られていたのですね。
日本兵のづ骸骨を土産として持って帰ることが流行っていたなんて信じられないです。
きれいな頭蓋骨の作り方なんて許せないです。
アメリカ人がこんなに残酷だったなんて知りませんでした。
ハンティングをした鹿と同じなんですね。
黒人差別を撤廃する公民権運動が盛んになるのが戦後20年くらい経ってからということは、戦争中の人種差別すごかったのですね。
猿の惑星の原作がイギリス兵として日本の捕虜になった経験に基づくというと、私は知りませんでした。
知恵がついた猿が日本人だなんて、怒りを覚えます。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/14 09:22

米軍は原子爆弾を3個作ったのです



プルトニム爆弾のガジェットとファットマン
ウラニウム爆弾のリトルボーイ

ガジェットは45年7月16日にホワイトサンズ射爆場で爆発実験を行いました
残る2個を実戦に投入したのです

広島に落としたのがリトルボーイです
これは爆発実験をしていないので成功するか分からない爆弾でした
結果は、早期爆発を起こしてしまい本来の性能を発揮しませんでした

長崎に落としたのはファットマンです
これはガジェットで爆発する事が証明されていました

何故2種類あるのかですが、原爆の材料にはプルトニウム239とウラニウム235があります
最初に開発が開始されたのがウラニウム235をガンバレル方式(ウランとウランをぶつけて核分裂反応を起こさせるリトルボーイです
続いてプルトニウム239ヲガンバレル方式で反応させるシンマンの開発に着手します。ですがこれはプルトニウム240の自壊いよって早期爆発する事が分かり中止になります
三番目が爆縮方式のガジェットとファットマンです。プルトニウム239を32個の特別な信管を用いて一挙に圧縮させる事で爆発させる物でした。

結局完成したのがMk1リトルボーイとMk3ガジェットとファットマンだけだったのです。
当時、米軍は財政難で新規に爆弾を生産する余裕もありませんでした。残るはこの2個の爆弾だったのです。

原爆を落とした航空隊は509爆撃隊ですが、6月頃にテニアンに赴任します。この部隊の無線コードが発信させると日本で大型爆弾(英国が開発したトールボーイ5t爆弾)が投下されたのです。日本側もこの部隊が特殊な部隊だという事を知ります。
8月6日、この部隊が出撃した事を知ります。原爆を積んでいる事も判りました(当時、米軍の暗号は日本側に解読されていました)。日本は無線を傍受し続けて追尾を続けます。日本の防空識別圏(戦争中防空識別圏はありましたので)に2編隊が侵入します。どちらかが原爆で何処へ向かうのかは判りませんでした。7時40分頃、東側の編隊が原爆だと判明します。目標も広島だという事が判りました。ですがこの時点で防空隊が出撃出来る時間は残っていませんでした(戦闘機を飛ばすには30分程時間が必要なのです)。警報も通勤時間に重なっていて難しい状態にあったのです。そして8:16が来ます。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
アメリカは原子爆弾を3個作ったのですね。
2種類あるのは原爆の材料には、プルトニウム239とウラニウム235があるのですね。
日本もテニアンに赴任した航空隊が特殊な舞台だと知っていたのですね。
そしてこの部隊が出撃したのを分かっていたのですね。
どちらの編隊が原爆で、目標の広島だとわかっても間に合わなかったのですね。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/13 19:03

>早く戦争を終わらせるためという理由だけでしたら、同じ種類の原爆でいいんじゃないかなと思ったのです。


アメリカが日本に原爆を落としたのは、実験の意味もあるのでしょうか?
ご質問の主旨に対する回答は未だに明確なものはありません。
投下の真の目的も明確ではありません。

目的もアメリカ政府公式の説明では
太平洋戦争(当時の日本では大東亜戦争、アメリカでは第二次世界大戦太平洋戦線)における日本本土での直接戦(本土決戦)を避け、早期に決着させるためだったとされています。
これには、何故原爆でなければならなかったのか、ということについては触れていません。

何故原爆だったのかという点については
第二次世界大戦後の世界覇権を狙うアメリカが、原子爆弾を実戦使用することによりその国力・軍事力を世界に誇示する戦略であったとする説
併せてその放射線障害の人体実験を行うためであったという説
があります。
広島にはウラン型、長崎へはプルトニウム型とそれぞれ違うタイプの原子爆弾が使用されたことについては豊田利幸はウランの核爆発が実験で確認できなかったためと推測しました。
これがいわゆる実験説の根拠となっています。

原爆を使用したことに対しては、東京裁判の時点でも厳しく糾弾されていました。
当時の東京裁判のベン・ブルース・ブレイクニー弁護人は次にように述べています。
「キッド提督の死が真珠湾攻撃による殺人罪になるならば、我々は、広島に原爆を投下した者の名(ポール・ティベッツ)を挙げることができる。投下を計画した参謀長(カール・スパーツ)の名も承知している。その国の元首の名前(ルーズベルト大統領)も承知している。彼らは、殺人罪を意識していたか?してはいまい。我々もそう思う。それは彼らの戦闘行為が正義で、敵の行為が不正義だからではなく、戦争自体が犯罪ではないからである。何の罪科でいかなる証拠で戦争による殺人が違法なのか。原爆を投下した者がいる。この投下を計画し、その実行を命じ、これを黙認したものがいる。その者達が裁いているのだ。彼らも殺人者ではないか」

更に、東京裁判の判事であったラダ・ビノード・パール氏は後日以下のように述べています。
「いったいあの場合、アメリカは原子爆弾を投ずべき何の理由があっただろうか。日本はすでに降伏すべき用意ができておった」「これを投下したところの国(アメリカ)から、真実味のある、心からの懺悔の言葉をいまだに聞いたことがない」、連合国側の「幾千人かの白人の軍隊を犠牲にしないため」という言い分に対しては「その代償として、罪のないところの老人や、子供や、婦人を、あるいは一般の平和的生活をいとなむ市民を、幾万人、幾十万人、殺してもいいというのだろうか」「われわれはこうした手合と、ふたたび人道や平和について語り合いたくはない」

詳しくは下記サイトを御覧下さい

日本への原子爆弾投下 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/日本への原子爆弾投下

「戦争」というものは、あくまでも外交手段の一つです。
結果として、政治的判断と称される判断が加わります。
「戦争」という手段が選択された場合には、個々の行為を取り出して評価すると辻褄が合わなくなることは多々あります。
ご質問もこの為に生じてしまったのかと思います。

ご質問の主旨とは外れますが
ネトウヨと呼ばれる人間のように「戦争」だけを取り出して、「戦争」を目的化したり、美化、正当化するするのは愚の骨頂である。ということを書き加えさせて頂きます。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
アメリカ政府の公式見解では、本土での直接戦を避け、太平洋戦争を早期に結着させるためとなっているのですね。
なぜ原爆だったかは、諸説あるのですね。原子爆弾を実戦使用することに国力・軍事力を正解に誇示するため、放射能障害の人体実験をするためなど。
原爆を使用したことが東京裁判で厳しく糾弾されていたこと、私は知りませんでした。
東京裁判のベン・ブルース・ブレイクニー弁護人と東京裁判の判事であったラダ・ビノード・パール氏の言葉、すごいと思いました。
戦争は外交手段のひとつなのですね。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/13 18:52

 プルトニウム・ウラニウムを使った2種類の原爆を使用したのは、どっちがこの先兵器として有用か実験するためです。

費用対効果の測定のためですね。
 そのため、人口が比較的密集しており、盆地(爆風効果が最大になる)である市街地を選び、わざわざ市民が戸外にいる時間帯(8:15分は学校の朝礼の時間ですね)を狙って投下したわけです。
 ソ連への威嚇という目的もあったでしょうが、だとしたら上のような条件は不要ですから、それは二次的なものといっていいと思います。

 アメリカがそのようなことをするか?という疑問については、当然するでしょ、という答えになります。当時のアメリカは、有色人種を対等の人間とは見ておりませんでした。その中でも白人に公然と逆らった日本人は憎むべき「異種」の扱いです。太平洋の戦場で、アメリカ兵が戦死した日本兵の頭骨をコレクションとして本国の家族にプレゼントするのが流行したという事実もあります。
 あくまで当時の話ですけれども。
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この回答へのお礼

2種類の原爆を使用したのは、どちらが兵器として有用か実験するため、費用対効果を測定するためだったのですね。
そのため、市民が戸外にいる時間帯を狙って投下するなんて・・・
確かに8時15分は外にいる人が多いと思います。
当時のアメリカは有色人種を対等の人間とは見ていなかったのですね。
当時の流行として、アメリカ兵が戦死した日本兵の頭骸骨をコレクションとして家族にプレゼントした事実があるという話には、すごく驚きました。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/12 14:56

>>アメリカが日本に原爆を落としたのは、実験の意味もあるのでしょうか?



当然です。原爆の単に威力を日本に見せるだけなら、東京に近い海に落としてもいいわけです。でも、それでは建物への破壊力、人体への影響のデータが得られません。
なので、ターゲットとなった都市は、通常爆弾での爆撃をしないでおいて、原爆のみの破壊力が測定できるように温存していました。

>>だけど、実験で何十万という人間が死んでしまうわけですから、アメリカが実験でそのようなことをするのかなとも思います。

当時は、殖民地や欧米の本国において、黒人というか有色人種は家畜のように思われていました。有色人種は人間ではなく家畜同然ですから、日本国民(イエローモンキー)を原爆で何万、何十万人殺しても罪にはならないという考え方だったのです。そういう人種差別・植民地支配に反対するのが大東亜戦争の目的でもありました。

東京大空襲も、日本家屋のモデルを作って実験して、いかに効率良く焼き殺すかというデータを集めたあとに実施されています。まあ、そういう意味では、科学的・実証的・論理的に戦うのが米国だといえるでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
ターゲットとなった広島、長崎は通常の爆撃はしないで、建物の破壊力、人体への影響を調べるため温存されていたのですね。
当時の欧米の人種差別は、原爆を落としてしまう程すごかったのですね。
東京大空襲が、日本家屋のモデルを作って実験して、データを集めた後に実施されていたとは知りませんでした。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/12 13:11

ソビエトに対して軍事的に絶対優勢で有ることを示して終戦後の覇権を確保するためでしょう。



砂漠の実験ではプレゼンスになりません、せっかく戦争中なのですから実戦で威力を見せることが可能ですから使用しない選択はありません。
戦争の早期終結なんて言うのは後付のエクスキューズにすぎません。

型が違うのはそれしかなかったから。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
ソビエトに軍事的に絶対優勢であるプレゼンスを示すための意味もあったのですね。
戦争中なので実戦で威力を見せるのが可能なので、それを選択したのですね。
戦争の早期終結が後付のエクスキューズというのは、ひどい話です。
型が違うのは、それしかなかったからなのですね。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/12 13:03

原爆の在庫が、


もう、アメリカの砂漠での実験で一発使用して、
ウラン原爆一個とプルトニウム原爆一個しかなかったからです。
同じ種類の原爆で、そろえるためには昭和21年の春、半年以上待たなければ
なりません。
戦争を早く終わらすためには、
不揃いでも爆撃強行するしかなかったのです。

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
日本に落とされたのは、ウランの原爆とプルトニウムの原爆だったのですね。
種類の違う原爆しかなかったのですね。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/12/12 12:56

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