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小学四年生の子に、
「第二次世界大戦って何が原因で起こったの?」という質問をもらいました。

色々と細かいことは数知れず説明が必要かと思うのですが、これを簡単に、かつ、四年生にもある意味バッチリと理解させるためには、どのような説明を行えばよいでしょうか?

ドイツの負債やブロック経済云々を話しても難しいですし、何と伝えれば理解しやすいでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

お子様がどの程度知識がお有りになれて、どんな切っ掛けで質問されたのか判りませんが取敢えずトライしてみます。



今は日本とかアメリカという国どうしで色々な問題があったときは、話し合いで解決しようとします。
その話し合いの場所として国連というのが、ニューヨークにあります。
今から70年ぐらい前の第二次世界大戦が始る前までは、どこの国も戦争をして勝ち負けで決めようという考え方をしていました。
今でも、シリアやアフガニスタンやアフリカで戦争をしています。
これも、話し合いよりも腕ずくで問題を解決してしまえと考えている人達が沢山いる為です。

第二次世界大戦が始る前の頃には、世界の国が二つのグループに分かれていました。
一方は日本とドイツ、イタリアのグループでした。
もう一つはアメリカやイギリス、フランスなどヨーロッパの国々でした。
今の国連とよく似た国際連盟というのがスイスにありましたが、なかなか話し合いが上手くいきませんでした。

ヨーロッパではドイツが初めに周りの国へ軍隊を送り戦争がはじまりました。
日本はその頃、中国の東北地方と呼ばれる朝鮮半島の北側の一帯に満州国という国を作って、そこへ沢山の日本人が移り住んでいました。
このことについてアメリカなどが強く反対していました。
日本とアメリカや他の国といろいろ話し合いをしましたが、上手くいかずに戦争で勝負を着けようということになってしまいました。
ドイツはフランスなどヨーロッパの国と戦争し、日本はアメリカや中国と戦争をするという状態になってしまいました。
ドイツと日本は同じグループでアメリカやフランスは別なグループですから、結局このグループ対グループの戦争となり世界中が戦争をしているという状態になってしまいました。

ドイツがなぜ他所の国へ軍隊を派遣したのか
第二次世界大戦の前に第一次世界大戦と呼ばれるヨーロッパの国々どうしの戦争が有りました。
この戦争でドイツは負けました、
負けた後に払いきれないほど沢山の賠償を要求されてしまいました。
この為に貧乏になって生活が出来なくなりました。
これを止めさせることをスローガンとした政治家が現れて、国民の支持を受けて独裁者となりました。
そして約束通り周りの国を武力で降参させていきました。

日本がなぜアメリカと戦争を始めたか
日本が中国大陸の一部に満州国という国を作ったことに対して、アメリカが強く反対しました。
その頃東南アジアの国々はフランスやイギリス、オランダなどの植民地でした。
これ等の国々も中国の各地方を自分の支配下に置こうとしていました。
フィリピンもその頃はアメリカの植民地でした。
日本のまわりの国を植民地にしていた国々がアメリカと同調して経済的な圧力を加えてきました。
今の経済制裁というやり方です、何も売らない、何も買わないというやり方です。
この話し合いが上手くいかずに、中心となっていたアメリカに対して宣戦を布告をしました。
当時、日本は石油はほとんど全てアメリカから輸入していました。
鉄も同じように輸入していました。
これを売ってもらえなければ、日本は生活ができませんでした。

今と全く違うのは、アメリカやヨーロッパの国も、戦争で勝負を着けることがごく当たり前という考え方でした。

こんなところですかね~
何かの参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

グループ分けの説明、わかりやすいと思います。
何で2つのグループに?という質問が返ってくると思いますが、
この辺りは調べるヒントを伝えたいと思います。

お礼日時:2013/12/29 10:44

最近強くなったドイツくん。


ドイツ「最近の俺は強いぜ!ヨーロッパを俺が全部支配してやる!」
ドイツくんはイタリアくんと手(軍事同盟)を組みました。
そして二人は、ポーランドくんを攻撃し始めます。
ポーランドのお隣にいるロシア君は怖いので「絶対に攻撃しないよ。」と約束しました。(不可侵条約)
ポーランドくんとイギリスくんとフランスくんは仲良しでした。
「もしポーランドくんが困ったら二人(イギリスくん&フランスくん)で助けてあげる」と、約束をしていました。
この約束を果たそうとイギリスくんとフランスくんはドイツくん達に言います。
イギ&フラ「ポーランドを攻撃したら、俺らもそっちに攻撃するからな!!」
そして、大喧嘩(第二次世界大戦)が始まりました。


こんな感じでどうでしょうか?
だいぶゆるく書いたんですが…。
ゆるすぎましたかね?
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

これまた、非常に分かりやすい説明感謝いたします。

これは4年生以下にも伝わりやすいかもしれません!
色々と組み合わせて説明したいと思います。
決定的な事を一言で纏めるのは難しいですね…。^^

お礼日時:2013/12/29 10:46

 >よろしくお願いします。



 非常によい質問内容。5分間ほど考えた。


 そのシチュエーションで、自分なら「主張の相違が原因で起こった」と回答するかな。
 相手の真剣度によってはもうちょっと詳しく話すかも。「自分(達)の主張(言い分)と相手(達)の主張(言い分)が合わなかったから」とか。あ、同じ意味だな、これは。

 「どんな主張だったか」については、自分側の目線と相手側の目線で調べたり、主張するに至った背景を調べれば、(主張するように至った心情を)理解することができなくても、知ることはできる。
 知っておけば、いつか理解する日がくるかもしれないけど、知らないと理解することは難しいよね。

 主張内容は大きなものから小さなものまで沢山ある(原因が1つではないことが分かる)ので、時間をかけて調べればいいと思うよ。
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この回答へのお礼

貴重なお時間を割いて頂きありがとう御座います。

1つ1つ調べながら、疑問を解決するヒントをあげたいと思います。

お礼日時:2013/12/29 10:42

「なぜ第二次世界大戦が起こったのか」との疑問を立てたのならば、第一次大戦との関係、ベルサイユ条約そしてワイマール憲法の問題等を採り上げねば、一つの歴史事象が幾つもの歴史事象と密接に関連しているとの「歴史教育の根本」を学習することにはつながりもしません。


 >バッチリと理解させる
対象が現代史の領域ですから、常に現在進行形の形です。従って現在もそれに関する検証は様々な視点から行われてもいます。こうしたことから「ドイツの負債」や「ブロック経済」云々も「第二次大戦の引き金となった一つの要因」ではあっても、それが全てであるとはいえないことになります。
 親子で一つの事象を調べようとするならば親御さんは子どもさんに対し、「調べるきっかけや手掛かり」を考えさせることが大切です。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。
やはり、複数の歴史の事柄を色々と理解しなければなりませんね。

お礼日時:2013/12/29 10:40

第二次世界大戦はヒットラーの出現によるものです。

ヒットラーが出現しなければ第二次大戦はありませんでした。

太平洋戦争はヒットラーが出現しなくてもあったかもしれません。
日本は満州国を作りましたからね。
アメリカもヒットラーがおらず日独伊三国同盟が締結されなければ大目に見てくれたかもしれません。

しかし、戦争したくてしかたがなかった関東軍が中国に攻め込めば、中国がアメリカに助けを求めて、結局太平洋戦争は起こっていたでしょう。
ヨーロッパが平和でアメリカは日本だけを相手にするのであれば原爆を落とすまでもなく日本は負けていたでしょう。
ソ連はドイツの脅威がなければアメリカと一緒に参戦していたかもしれません。
そうなっていたら日本は真っ二つにされて東京の北半分から北は北日本人民共和国となっていたことでしょう。
そして南半分はいまごろせっせと北にコメを送り続けていたでしょう。
ああやだやだ。平和がいいよね。
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この回答へのお礼

平和がいいですよね!^^
ありがとう御座いました。

お礼日時:2013/12/29 10:39

〔小学4年生向けに〕


第二次世界大戦は「矛盾」が原因で起こったの。「矛盾」って知ってるよね。

まず「カント」の矛盾のお話から始めるよ。
(パソコンでカントの肖像を見せる)
カントはドイツの偉い哲学者で、18世紀の人だった(詳しく言うとケーニヒスベルクの人で、今はロシアの飛び地)。18世紀って言ったら日本では江戸時代だね。カントはいっぱい本を書いたけど、『永遠平和のために』という本も書いたの。
「平和のために軍隊は廃止しよう」と書いてある。「軍隊を持つと大金がかかるから、貧乏な国になる」と書いてある。
だけど、カントは別の本で、「戦争は国民の精神を気高くする(立派なものにする)」とも書いてる。戦争にロマンを感じてたんだね。これは矛盾だろう。戦争に反対なの、賛成なの、どっちなの?

第一次世界大戦が、このようなロマンを打ち砕いた。時代は一気に飛んで20世紀だよ。日本では大正時代だった。第二次じゃなくて第一次だよ。
第一次世界大戦の原因は何だったかというと、「それまでもしょっちゅう戦争していたから、その流れで」って感じだった。
しかし、この戦争はそれまでの戦争とはまた違う、ものすごい戦争になっちゃったんだ。ボクちゃんは「一番ものすごい戦争は第二次世界大戦」と思ってるでしょ。確かに、世界合計ではそうだ。だけど、フランスやイギリスでは、第一次世界大戦の方が第二次より死んだ人が多かったんだよ。
この戦争で、毒ガスや戦車や飛行機が登場した。徴兵されたり、ロマンを感じて志願したりした各国の若者たちが、いわば殺人機械になぎ倒されていった。徴兵というのは、無理やり戦争に行かされることだね。
(パソコンで「機関銃 塹壕」のGoogle画像検索結果を見せる)
この第一次世界大戦で、勝ったのは連合国(フランス・イギリス・ロシア・イタリア・アメリカ・日本など)。負けたのはドイツなど。ドイツは、ものすごい賠償金を払わされることに決まった。ものすごい戦争だったから、ものすごい賠償金なんだね。
これがカントの2番目の矛盾だよ。1番目の矛盾は戦争ロマン。2番目の矛盾は『永遠平和』の矛盾。「戦争に負けると貧乏な国になる。だから、負けないように普段から軍隊にお金をかけといた方がいい?」

勝った連合国も矛盾してたんだよ。第一次世界大戦のものすごい被害にショックを受けて、「もう、しょっちゅう戦争するのはやめよう」と決心した。それはいいことだよね。だけど、戦争をやめるためには皆で仲良くしなければならないのに、負けたドイツからものすごい賠償金を取ることに決めた。
これは矛盾だよね。ドイツは復讐心に燃えて、「もう一度戦争して今度は勝つぞ」と決意した。第一次大戦の前から、ドイツはノーベル賞受賞者も多い強国だった(特にノーベル化学賞。アメリカより多いくらいだった)。
化学は「ばけがく」とも言う。空気って知ってるよね。空気はいくらでもある。その空気の中の「窒素」が「アンモニア」に化ける。これを発明したドイツの化学者は、ノーベル化学賞を受けている。そして、アンモニアは肥料や火薬・爆薬に化ける。肥料は農業に役立って、食料が増える。火薬・爆薬は銃弾や爆弾の材料になる。つまり、ドイツは復讐心に燃えて再び立ち上がり、イギリスやフランスをおどすほどの国になったんだ。
しかし、イギリスやフランスは「もう、しょっちゅう戦争するのはやめよう」と思ってたから、再びドイツと戦端を開きたくはなかった。何とか妥協しようとした(宥和政策)。妥協というのは、おだやかに解決すること。

ドイツもまた、矛盾していた。そのころのドイツは、「生存圏」ということを頻(しき)りに言った。「我がドイツは、イギリスやフランスにぎゅうぎゅう押さえつけられている。これを跳ね返し、ドイツが生きていくための土地を確保しなければならない」という考え方だ。
しかし、その生存圏はドイツの周りの国なども含んでいた(例えばチェコスロバキアやデンマーク)。ドイツが生きていくために、それらの国々を飲み込んでしまうということだ。これは矛盾だよね。ドイツに生きる権利があるなら、それらの国々にも生きる権利があるだろう。
皮肉なことに、ドイツは「ポーランド回廊」も要求した。永遠平和を唱えたカントの故地のケーニヒスベルクへとつながる、バルト海沿いの地帯だ。事ここに至って、英仏も堪忍袋の緒が切れ、宥和政策を捨てた。

そして、日本も矛盾していた。日本はアジア代表のような顔をして、「白人国家の植民地支配からアジアを解放する」などと宣伝した(八紘一宇、五族協和)。しかし、自分が代わりに植民地支配したかっただけなのだ。
ムッソリーニのイタリア(ファシズム)、ヒットラーのドイツ(ナチズム)の快進撃に幻惑され、日本は彼らと組む道を選んだ。数々の矛盾が絡み合って膨れ上がり、ついに破裂する。地獄の業火が世界を焼き尽くしていった。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。
とても分かりやすいご回答感謝いたします。

この方向でも説明してみたいと思います!感謝申し上げます。

お礼日時:2013/12/29 10:38

ごくごくマクロ的に、そして第1次世界対戦とセットにして説明するのが良いかと思います。



自分たちで世界を分割し利益を独占しようとしていた番長グループ(英仏露米)に対し、第2グループ(独+α)が戦いを挑み、2度とも番長グループが勝った。
第1次大戦では、ドイツは周辺の国々を味方につけ、一方、日本イタリアは、番長グループの味方についた。
敗戦後再び立ち上がったドイツと、戦勝国になったことで戦後力をつけた日本イタリアが組んで、新たな第2グループを形成し、第2次大戦を起こした。
この間、武器が進歩し、地球の人類すべてが滅んでしまうようになってしまったので、これらの国々は、互いに戦争は行わないよう誓った。

もちろん、細かくみれば、この図式に当てはまらないことも多々有りますし、何よりも中国の存在を説明するのが困難なのですが、
このようなところから説き起こしていくのが良いかと思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。

第1次世界対戦とセット

なるほどです。
確かに、単発で理解しろというほうが難しいかもしれないですね。

検討してみます。
興味があれば、自らこちらにも遡ると思いますので、面白いヒントを検討してみます!^^

お礼日時:2013/12/20 00:39

なぜって?


イギリスがドイツに宣戦布告しドイツがフランスに宣戦布告し日本が真珠湾攻撃とマレー侵攻作戦を行ったからです
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歴史は親が教えるべきです。

左翼図書館など子供を左翼馬鹿にする間違いです。

イギリスがドイツに宣戦布告したからです。日米安保に反対してきたような日本の専門家はドイツのヒトラーより馬鹿であるのは言うまでもありません。

戦争の理由は戦争に踏み切ったのみです。言い訳は税金泥棒のプロ先生の詭弁です。図書館に子供一人は危険です。
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この回答へのお礼

有難うございます。

端的で参考になりました!
図書館は一緒に行きたいと思います。
お心遣い感謝いたします。

お礼日時:2013/12/20 00:31

人は教えられたものはあまり記憶しません。


でも興味を持って調べたものはずっと覚えています。
ですから資料を渡すか、資料探しから勧めてはどうでしょうか。
社会の教科書や資料集に載ってるならそれを使えばいいですし、なければ図書館などを使ってみてください。
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この回答へのお礼

ご回答感謝いたします。
しかしながら、今回の趣旨とは少々かけ離れた回答になっているようです。

図書館なども検討いたします。有難うございました。

お礼日時:2013/12/20 00:29

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