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通常の社内持ち株会とESOPの違いがよくわかりません。
持ち株会は毎月一定額を積み立てていき、単位株に届いた時点で株式を保有したことになると
思うのですが、ESOPとはどのような制度なのでしょうか?通常の持ち株会とどのような違いが
あるのでしょうか?

A 回答 (2件)

おそらく質問者さんが想定しているのは「日本版ESOP」といわれるもののうち持株会活用型とされるもので、本来のESOPとは似て非なるものです。


EDOPは会社が従業員に支払う報酬として株式を使うものですが、持株会活用型はあらかじめ株式の一部を持株会に売却することを前提に会社(ただし、会社がそのまま株式を持つと議決権がないので、信託を設立して会社外の独立した機関が保有している形をとる)が自社株として持っておくものなので、従業員の立場からすると「持株会を通じて自社株を購入する」という点は変わりません。会社にとっては、信託が株式を持った時点でそれ自体が安定株主となるというメリットがあります(通常の持ち株会では、持株会が株式を買うまでは安定株主が株を買ったことにならない)。
その反面、信託が最初に自社株を購入した時の株価とその後持株会に株式を売却した時の価格差は会社に帰属するので、荒っぽく言えば株価が右肩上がりなら会社は株の売却益が出ますし、株価が下がれば損が出ます。ひねた見方をすれば持ち合い株式の新たなはめ込み先として持株会を使っているともいえるので、批判的な向きもあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
従業員にとっては通常の持ち株会とESOPとでは何かメリット、デメリットの違いはあるのでしょうか?

お礼日時:2013/12/29 18:35

>従業員にとっては通常の持ち株会とESOPとでは何かメリット、デメリットの違いはあるのでしょうか?



持株会を通じて株を購入することに違いはありませんから、従業員にとっては違いはないことになります。
強いて言えば、持株会型「日本式ESOP」の場合は、信託期間中に持株会(というかそこに参加した従業員の積立金)で最初に用意した株を買い切ってもらうというインセンティブが働く分、積立に会社で奨励金を出したりして加入を促進することはあるかもしれません。ただしこれは通常の持ち株会でもできることであって、持株会型「日本式ESOP」独特の制度というわけではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/14 23:30

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