えんじ色って？

えんじ色のえんじを漢字にすると「臙脂」とか「燕脂」とかですよね。
「脂」は、一般に動物性の脂だって聞きますが、「臙」ってなにですか？
燕という字がついていますが、燕と関係あるのでしょうか？
臙脂が燕の脂という意味であれば、燕の脂の色ってふつう知っている
色なのでしょうか？何でツバメなのでしょうか？

考えるとよくわかりませんし、ネットでも思う答えが出てきません。

よろしくお教えください。

No.3 ベストアンサー 回答者： kine-ore 回答日時： 2014/01/02 12:15

「えんじ」について、「正倉院文書」では「烟子」「烟紫」とありますが、当の正倉院にある「紫鉱（しこう）」は臙脂虫と呼ばれるラック虫を熱煎した、実に貴重な動物性の色素を呼んでいます。

ただし「和名類聚抄」に表れる「焉支」「烟支」「燕支」に続く「燕脂」での「脂」は化粧紅から来た語とされます。もっとも古代中国では化粧紅の「朱」に山羊の脂などを加えてつくった経緯から「紅」に「脂」の呼称が転用され、さらに当時の「紅」は嚥の国の物が優れていたことから、やがて「臙脂」に変化して行ったとされます。

参照：中江克己「色の名前で読み解く日本史」青春出版社

この回答へのお礼

ありがとうございました。
山羊の脂ですか、なんかにおいそうですね。

お礼日時：2014/01/02 18:33

No.2 回答者： mike_g 回答日時： 2014/01/02 12:09

[No.1お礼]へのコメント、

》 脂の意味はなんなのか…
「脂粉」とは「紅(べに)」＋「白粉(おしろい)のこと、と手元の国語辞典にあります。
故に、「脂」＝「紅」じゃなかろうかと。

No.1 回答者： tippingpoint785 回答日時： 2014/01/02 10:06

臙脂とは口紅のこと。

原料として古代中国の燕の国で栽培された紅花の色素が使われたため。「燕」が「臙」に転じた。
名前の由来は中国の紅花の一大産地である「燕支山」にちなみ、本来は紅花染めをこの名で呼んだ。

この回答へのお礼

ありがとうございました。
脂の意味はなんなのかよろしければ
お教えください。

お礼日時：2014/01/02 10:09