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日本では、一緒に食事をする時、割勘の場合が多いですね。でも目上がいる場合、少し多めに払ってもらったり、先に帰った人に少な目に払ってもらったりすると聞いていますが、多目と少な目の具体的な目安は何によって計算されますか。もし例があれば、ありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

海外の新人日本語教師です。上記の日本の習慣に興味を持っておりますので、ここにいる日本人の皆さんの知恵をお借りして、日本文化への理解を深めたいと思っております。
また勝手ですが、上記の私の質問文におかしい日本語の使い方がございましたら、訂正していただけないでしょうか。

A 回答 (5件)

>多目と少な目の具体的な目安は何によって計算されますか。



要素1:可処分所得の多寡
収入の差が大きい人達で飲食を共にし、割り勘にする場合、収入の多い人が自ら進んで多めに払う。
例1:ある会社の部長1名と、同じ部の平社員2名が飲んだ時、部長が自ら金額の半分を払い、「残りを君たちで払って」などと言う。
例2:ある会社の部長1名と、同じ部の平社員2名が飲んだ時、部長が一万円札一枚を差し出し、「残りを君たちで払って」などと言う。

要素2:消費金額の明らかな差
消費の少ないメンバーが居る場合、周囲の人がその人の負担を軽くするよう配慮する。
例3:5名の男性で飲食したが、一名だけはアルコールが飲めず、水や茶を飲んだ場合、その一名の費用を他者の費用の3割引きにする。
例4:男性3名、女性2名の5名で会食し、平均的に男性が多くのアルコールを注文し、平均的に女性のアルコール消費が少なかった場合、男性3名は女性2名よりも多くの負担になるよう差をつける。なぜか男性間、女性間では差をつけない。

ただし、要素1の可処分所得による配慮は同じ企業に勤める人の集団の場合だけであり、学校の同級会など、それぞれが違った企業に勤めているような場合、大きな所得差があっても金額の差をつけず一律の負担にします。
これは他企業に勤めている限り「他人の収入は判らない」という建前を尊重するからですね。

加えて、割り勘に差をつける場合、かならず多く負担する本人が言い出す必要があります。
自分が少なく負担することを提案してはイケません。
また、かりに自分が同じ会社の部長でも、財布の事情が厳しければ、何も提案せず、だまって均等払いしても非難されることはありません。
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この回答へのお礼

Mokuzo100nennさん、いつもお世話になっております。具体的な目安を教えていただき、ありがとうございました。いい勉強になりました。日本の割勘の事情は面白いですね。お陰様で、日本文化への理解が深まりました。できれば、日本でお会いして、割勘で一杯楽しくやりましょう。

お礼日時:2014/01/12 10:42

>多目、少な目



これは書き言葉の場合は、「多め」「少なめ」のように、「目」よりも「め」のほうが自然です。

>勝手ですが

これでもいいですが、丁寧に言うなら
「勝手なお願いで恐縮ですが」でもいいですし、長いので、
「恐縮ですが」「恐れ入りますが」などのバリエーションがあります。

その他は海外の方とは思えないほどの文章かと思います。さすがに教えられる方ですからね。

割り勘について。

・目安
他の方の回答にも出ていますが、役職・肩書によるもの(上司・部下)や、年齢(先輩・後輩)、性別(男性・女性)を基準とするケースが一般的です。

・割り方
通常は、目上の人から指定することが多いです。目下の人間から上司や先輩に多めの金額を提示すること、あるいは、自らを低めの金額に指定することは失礼極まりありません。
上から指示されたうえで割ることはOKです。

また、女性は男性よりも飲食する量が少ないという観点から、少なめに指定されることが多いですが、女性上司+男性部下の場合は、「女性」よりも「上司」のファクターのほうが強くなり、女性上司が多く負担します。
金銭的に大きな負担をするということは、収入の多さを映したものと思われますのでこうなります。

千円単位、五百円単位、せいぜい百円単位までです。十円単位まで割る人はいません。
居た場合は相当におかしな目で見られ、「せこい」と影で揶揄されます。

そして、店での会計を終え、多く負担してもらった上司・先輩に「ごちそうさまでした」とお礼を述べ、さらに、翌朝出社した段階(朝一番がベター)で、上司・先輩に「昨晩はありがとうございました」とお礼を言うことがマナーとされます。

ただし、部下Aが上司にそのようなお礼を述べているところを、その前の晩の食事に参加していない部下Bが聞いた場合、このセリフだけで、Aと上司が昨晩食事に行ったことは容易に推察されますので、なんらかの理由でBにその会合の存在を知られたくない場合(上司がそう思うケース、部下がそう思うケースなど多種多様)は、あえて周囲に誰もいないところで上司にお礼を言う、という配慮ができると有能です。

上記のように、飲み会を開催したことを知られない必要性がある場合、知られないほうが望ましいメンバーが居る場合、飲み会の翌朝のお礼にもテクニックが必要です。
若干脱線しましたがご参照ください。
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この回答へのお礼

日本語のご訂正どうもありがとうございました。これから気をつけます。語学の先生になっていただきまして、嬉しいです。
また割勘について、より詳しい情報のご提供も深く感謝いたします。
日本人は優しいですね、感動しました。去年の末、一週間ぐらい、日本へ旅行に行ってきました。日本の風土と日本人の情緒がとても好きです。できればもう一度日本をお邪魔したいです。日本的な雰囲気が好きで、包まれたいです。

お礼日時:2014/01/11 22:27

目上の方が多め、女性が少なめとかは、全て気遣いから来てることですね。


目上とは。大抵上司とかになりますので、収入が多いから多めに支払う
自分が懐具合いいので、ちょっと多めに支払うとか、そんな感じです。
ですから、目上、男性だから必ず多めに支払わなくてはならないということはありません。

自分が思う割り勘という文化は、人間関係において、貸し借りの精神的負担をお互い軽くするし、関係を円滑にするためのものですね。

片方に金銭的負担が増すと、増した方は、相手にそれ相応の見返り求めますし、
負担された方は、相手に対して負い目ができる人もいれば、それらを当然の権利だと考える人ができます。
そうなると、そのうち、どこかで関係が破綻しますので、そういうのは事前に防ぐ為に、公平に負担するのです。

ただ、細かい金額までこだわるのは、人間的に器が小さい、けちくさいととらわれるので、目上や男性が、少しだけ多めに支払うってだけなのです。
誰かが多めに支払うといった場合は、その方の意見を尊重してあげればいいのです。

逆に割り勘でやったらダメなのは、女性だから、目下だからと相手より自ら先に言い出して、支払い金額を相手より低く提示すること。
これやられますと、その場ではトラブルにはならなくても、次からは付き合いが続きません。
相手に指定する支払金額は、自分の支払い以下であることが鉄則です。
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この回答へのお礼

いろいろ割勘の方法をご紹介いただきまして、深く感謝いたします。いい勉強となりました。

お礼日時:2014/01/11 21:01

>でも目上がいる場合



日本語としては「目上の人」「目上の方」じゃないかな?


>もし例があれば、ありがたいです。

これも「もし例があれば、教えて頂けるとありがたいです。」か「もし例があれば、
教えて頂けると助かります。」なんかじゃないかな?


さて本題の割り勘ですが、4人で9千円の支払いの場合なんかだと一人が3千円払って
残りの三人が2千円ずつだとか、「みんなは千円でいいよ」と言って6千円払ってくれたり
します。この辺は多めに支払う人の懐具合によりますんで、一概にこうだとは言えません。

また先に都合により帰った人がいる場合も、その早く帰った理由で安くなることもあるし
ならないこともあります。
逆に宴会などに仕事の都合などで遅れて来た人も、支払額を減額して貰えることもあります。
理由は、定時に来た人より飲食できた量が少ないとか、楽しい時が過ごせなかったりとか。

さらに、目上の人一人が多く支払うとも限らず、「男性3千円、女性は2千円ね」なんて
場合もあります。

割り勘にする場合は、千円単位か端数は五百円にすることが多く、何十円までは求められません。
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この回答へのお礼

日本語のご訂正どうもありがとうございました。お陰様で、少し上達いたしましたね。また割勘について詳しいご説明も深く感謝いたします。日本人の払い方は面白いですね。

お礼日時:2014/01/11 20:53

私は


5000円が合計の場合
目上が2000円
先に帰る人が500-1000円
あとの人は金額を人数で割ります

あくまでもこれは私の体験なのでお役にたてるかは分かりませんが
人数にもよります
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この回答へのお礼

面白いご体験どうもありがとうございます。日本文化への理解に役立っていただきました。

お礼日時:2014/01/11 20:58

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