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P8Z68-VPROを使っています。
Marvellはどういう場合に使用するのでしょうか?
前にプライマリディスク?いわゆる起動ディスクをここにつなげたら
起動しなくてはまった経験があります。
Intel Z68 SATAにつないだらうまくいきました。

使用例をご紹介いただけましたら幸いです。

http://www.asus.com/jp/Motherboards/P8Z68V_PRO/# …
ここにマニュアルがあります

A 回答 (2件)

最初に存在するメリットは、Z68では提供できない数のSATAポートを提供できることです。


ですから、単なる頭数のために呼ばれてきたという考え方もできます。

タコ足配線的なイメージで考えてもいいでしょうが
実際には、タコ足配線やUSBハブには分配というマイナス要因がありますが
複数のSATAコントローラーがあれば、分配することなく、より多くのSATA機器を
より大きな最大転送速度で利用できるようになります。

USB3.0が2ポートあれば、5Gbpsx2の10Gbps分の機器を使えるかもしれません。
(ただし、実効性能としては半分程度と考えるべき)

対して、6GbpsのSATAポートが4つあれば24Gbps分の機器が使える可能性があります。
USB3.0 2ポートに10機のSSDを付けたとしても、理論値ではまったく比較になりません。


また、複数のSATAコントローラーが、異なるメーカーのものであれば
一般的に、まったく別のデバイスドライバーによって駆動されます。
ということは、デバイスドライバーのバグによって、一方がクラッシュしたとしても
他方は被害を受けにくくなります。

システムのディスクと、データのディスクを別のコントローラーに繋いでおけば
共倒れで、壊滅的なダメージを受けることを避けられるかもしれません。


この数年間においては、SATAコントローラーのおまけ機能として
FakeRAIDと呼ばれる機能が提供されていることも、こういった構成と関係することがあります。

Z68で提供できるSATAポートは6、また6Gpbs対応は2ポートだけです。
ですから、高速性を求める用途には不足感もあります。

ほとんどの場合、高速なSATAポートは2つあればことたりますが
たとえば、起動ディスクと別にRAID0の作業ボリュームを作るなら
最低限三つの6Gbps SATAポートが欲しくなるわけです。


それでも、FakeRAIDは完全なソフトウェアRAIDのように
別のSATAコントローラーにまたがって構成することができないので
3way,4wayのRAID5やRAID10などを使いたい場合には、別途SATAカードを
PCIeスロットに装着することになるかもしれません。


FakeRAIDという言葉は、Windows界隈ではあまり使われない言葉ですが
RAIDは大別すると、ハードウェアRAIDとソフトウェアRAIDがあります。
特徴として、前者には高速性(CPU負荷の低さ)があり、後者には柔軟な運用があります。

FakeRAIDは前者の機器に依存するという欠点と
後者のCPU性能を消費するという欠点を
両方兼ね備えた仕組みです。

以前から、Windowsにはエンドユーザーが手軽に使えるソフトウェアRAIDが無かったため
欠点があっても、Windowsでだけはそれなりに普及しています。


反面、別のM/Bに買い換えた時に
そのまま移管できない場合も多く、柔軟な運用ができません。
それはM/Bが突然壊れた時の、データサルベージが困難なことを意味します。
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Z68チップセットでは


SATA 6Gのコネクタが2つ、ATA 3Gのコネクタが4つしかないため
MarvellのSATA 6Gb/sコントローラーをオンボードで追加することにより
SATA 6Gのコネクタ(ネイビーブルー)ををさらに2つ追加しSATAのポート数を増やしHDDをより多く付けれるようにするとともにSATA 6Gを2つから4つににようということです。
また、JMicron JMB362コントローラーによるeSATA(3G)も1つ追加しています。

Marvellは起動用ではなく増設用のHDDの接続に使います。
ATAPはサポートされてないようです。

今でこそSATA6G(SATA3)が当たり前ですが当時はまだSATA6G(SATA3)が出始めてCPUのチップセットでは数が少ないからSATAコントロールチップを追加してSATA6G(SATA3)の数を増やしているということです。
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