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菅官房長官は一自民党党員とは言え公職である内閣の要であり、いちいち東京都の選挙に口出しすることは違法では無いにしても、自由な党人とは違うのでやや憚られる面もあるかと思います。それを承知の上で、体面を捨てて、脱原発が争点にはならない、とか、細川はオリンピックに反対していた、とか、何か必死になって細川潰しとなる発言を自分の口から繰り返していますが、なぜ、このような発言を幹事長の石破に自民党側から発信するように頼まずに、敢えて日本国を代表している官房長官という自分の立場を省みず、菅官房長官自らが細川潰しに参戦しているのでしょうか。舛添を支持する上で、自民党の党側と軋みでもあるのでしょうか。

A 回答 (3件)

まず、舛添氏は、自民党を除名された人です。


従って、党本部が舛添氏を応援するということはありえない。
それこそ、自己矛盾ですから。
石破氏が慎重なのは、そのような経緯があるから、
東京都連の話であって、党本部は関係ないという立場を
すでに表明している。
従って、口出しはしないということ。

細川氏が発言するのは、
「東京都知事が国政に口を出すな」ということです。
東京都に原発がないのに、どうして、原発問題が
都知事選挙に関係あるのか?
という声が数多く上がっており、その尻馬に乗りたい
ということです。

なぜなら、細川氏が脱原発を掲げて当選したら、
「その世論を無視して、原発を推進するのか?」
ということになるからです。

国を動かす国会議員は、言うまでもなく、選挙で選ばれています。
もしも、脱原発の細川氏が当選したら、
原発を推進する自民党員の中にも、次回の選挙で負けるのではないか
という危機感が生まれます。
となると、原発問題は脱原発とまでは言わなくても、
棚上げにしようとか、現状維持にしようとか、
消極的な意見が多数を占める可能性があります。
そうなれば、安倍首相が掲げていた原発再稼働、
場合によっては新規建設も認めるという積極策がとん挫するのは
目に見えています。

細川・小泉組が狙っているのは、まさに、そこです。
国会議員の一番の関心事は、次回の選挙で再選されるかどうか、
ということです。
いま、原発は一基も動いていません。
でも、深刻な電力不足にあるとは言えない。
となると、積極的に原発を推進する理由に乏しい……
ということになります。
となれば、原発推進よりも、消極派、または、反対派に
廻った方が、次回、当選する確率が高いということになります。

この問題をさらに深刻にしているのは、
舛添氏の原発問題の発言です。
舛添氏は、どちらかと言えば、慎重派です。
「国民の大多数は原発依存をやめることで一致している」
という意見なのです。
それでも、これが論点になり、負けることがあれば、
「依存を止める」なんて悠長なことではなくて、
小泉氏の言う「直ちにやめる」というのが国民の意見
ということになってしまうからです。

今の安倍政権は、財界を取り込んでの推進派に
徐々にシフトしています。
なので、直ちにやめるという細川・小泉組が当選すれば、
国政に影響しないはずがないのです。
少なくとも、今の推進論から、元の慎重論に
トーンダウンしなければならなくなる。
と言うことは、先日、政府が承認した東京電力の再建策も、
絵に描いた餅で、実は、何の価値もないということを
認めざるを得なくなってしまう。
そんなことは、絶対に避けたい……
というのが政府の立場です。
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No.2です。


誤りがあったので、訂正します。

細川氏が発言するのは、
「東京都知事が国政に口を出すな」ということです。

「細川氏」ではなくて、「管氏」の誤りです。
お詫びして、訂正します。
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小泉氏が怖いからでないですか


昔のことを暴露されだら困る
地方選にムキになってくるのは何かあるから...?
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