まったく喜べないです

楽天の田中投手がアメリカに奪われてしまいましたが、本人は嬉しいでしょうけど
野球ファンからするとどうなんですか？

自分は野球ファンですが良い選手が出たら金の力でアメリカに
奪われるなんてまったくもって納得できません。
テレビなどでファンの声とか聞くと「世界一になって」とかみんな大喜びしてるような映像を
いっぱい見ますがそういうのを見るとWBCで日本は世界一になった、だったら今後WBCで
アメリカに勝っても喜ぶなと突っ込みたくなります。
それに逆パターン、つまりアメリカの人気選手が日本のリーグに移籍するなんてことになっても
アメリカ人は日本みたいに喜ばないと思います。
それでなくても日本球界は低迷してるのに有能なスター選手を奪われて喜ぶ関係者や
ファンの心理が分かりません。それこそアメリカ選手が日本に移籍すると決まったら
アメリカ人が喜ぶぐらいの野球界を目指すぐらいのことをしないと、日本の野球界が
ドンドン駄目になっていくような気がしますが、皆さんはどう思いますか？

No.2 ベストアンサー 回答者： uniquepro 回答日時： 2014/01/24 17:05

どれほど日本プロ野球に面白くなりそうな要素を加えようとも、アメリカ人がよろこぶ可能性はほぼないでしょうね。

日本の野球とアメリカのベースボールは、ルールを同じくする”全く別の競技”ですから。

そもそも今回の田中投手の移籍について、選手・ＭＬＢにうまみが集中する新制度を後押ししたのは、誰あろう”日本のプロ野球ファン”だという事実はご存じでしょうか。本来、あの制度自体の趣旨に忠実に則るなら、上限２０億円の入札金という時点で、楽天は門前払いで突っぱねても良かったはず。その時に（主に）日本の世論はどういう反応を示したか。

「マー君の夢を叶えさせたい。」

特に顧客と直結する業種の親会社が持つ楽天です、そういうユーザーの声を無視など出来るわけがない。楽天にすれば、今回の移籍劇は決して”喜べない”話だったはず。それでも、一応顧客対応が第一の業種です、涙をのんで祝福するしかなかった。

日本球界の低迷…低迷しているのは、実際はメディア経由で放映される情報のみです。事実テレビ放映全盛期に比べて、１２球団各々の年間シートの売り上げはほぼ全球団伸びていますし（唯一の例外が意外にも巨人。ただしあそこは年間シートで固定客を持たなくても気にならない）、各球団のファンクラブやサポーター組織の入会数も上り調子です。少なくとも、ファン層に限ればより”アメリカナイズ”されているということです。

アメリカ人だってＭＬＢすべてを応援するファンなどいません。あくまでも自分が応援するチーム、あるいは地元にあるチームを応援するだけ。中には地元に球団があるのにファン層がまるで伸びないチームまで（かつてイチローがエリア５１に君臨し、現在は岩隈久志投手が奮闘するシアトル・マリナーズなどは、ファンの絶対数は同市を本拠地にするＮＦＬのシーホークスに圧倒的に劣る。今頃は２月頭のスーパーボウルに向けて、シアトル市民の頭の中は久々出場のシーホークスのみ。マリナーズの話なんてスコーンと抜けてるはず）。それに比べれば、日本の人口比での野球ファンの数は、決して低迷に値するわけではありません。

そもそも論でいえば、プロスポーツ選手であるなら…またその自覚があるなら、自分の評価を何で考えるか。出されるサラリーで決めるのが当然です。そこで日本時代の５倍の年俸＋契約金を出してくれるとＭＬＢの球団に提示されれば、当然移籍するべきですし、そうして欲しいと思っています。マー君に限れば、昨年パリーグに限れば１度も負けなかった。１年通して負けなかったリーグにもう１年いなさい、自分はそんな情け容赦ないことはファンとして言いません。日本シリーズで巨人に敗れましたが、日本一になったのだから実質チャラ。まして、日本シリーズ進出はマー君１人で何とか出来る問題ではない。他力本願をもう１年、無理ですね。

日本球界の低調さは、主力選手の流出が理由ではありません。むしろ、その流出の”経緯”に問題がありすぎるのです（今年日本球界の殿堂入りを果たした野茂英雄氏をはじめ、伊良部秀輝・吉井理人など初期に移籍のゴタゴタが多すぎて、その後の海外ＦＡの中途半端な年数＆歪なルールのポスティングシステムなどで、ＭＬＢ移籍自体が（質問者様の感情も含め）非常にダーティーなものになった）。個人的にはアメリカ同様数年で（あるいは戦力外も含め）ＦＡになって、そこからは国内・海外どの球団とも自由交渉で移籍の自由を与えるべきだと思います。

これを仮に国内限定にすると、確かに金持ちの特定球団に選手が集まりがちになるでしょうが、実際ＭＬＢや日本プロ野球の現状を見てください。どう考えても先発投手は５～６人しかいらない金満球団へ、ＦＡになった選手が１０人も２０人も移籍などするわけがない。出場機会がなければ選手に損です。アメリカＭＬＢのＦＡシステムのいいところは、この”移籍しても出場出来ないリスク”をうまく利用して、戦力の一極集中を防いでいるところです（現に毎年のように３０そこそこの脂ののった主力選手が、契約出来ずにそれこそ日本含む海外マイナー移籍や、望まぬ引退を強いられている）。その分、同一球団に長年在籍する選手はほぼいませんが。地元愛などというものは、地元球団にいる選手への愛、ですし。

日本もそういうシステムで考えるべきです。弱い球団・優勝出来ない球団にいつまでもいる理由はない。かといって現在強豪球団に移籍して出場出来るか分からない。そういう悩みどころを選手に与えてこそ、本当の意味での選手の新陳代謝、ひいては”球界の活性化”につながるのでは？

だいたい野茂が出ていって、イチローが出ていって、ゴジラ松井が出ていって…松坂やダルビッシュが出て…今回マー君。はたして本当に日本プロ野球は凋落していましたか？比べる対象がＯＮ絶頂期の１９６０～７０年代ならともかく、この四半世紀に限れば、少々の主力選手がＭＬＢに出ていっても、たいして変わっていませんよ？むしろ、ＭＬＢに出ていってろくに使えず都落ちになって逃げ帰ってきた中古選手の存在が（あえて誰とは言いません。ＪとかＦとかＮとか…）、より日本プロ野球を”ＭＬＢのマイナー”扱いにしている、としか思えません。出ていくことを憂うくらいなら、出ていっても戻ってこれないシステムを作った方が日本プロ野球のためです。今の日本プロ野球は、世界中のロートルにとっては格好の”年金リーグ”と化しているのですから。

マー君という１人の日本人選手を１８０億円で買ってくれたチームがある、その程度の認識でいいと思います。感傷に浸る筋合いもありませんし。

No.5 回答者： Hamry 回答日時： 2014/01/25 11:19

メジャーリーグのファンは喜んでいるでしょうし、日本のファンは喜んでいないでしょう。

「どうしてもメジャーへ行ってしまうのなら」世界一になってほしいというところだと思います。

当然のことと思いますが、現在より高い金額を提示されればそちらに移籍するのは普通です。
「金の力で奪われるなんて納得できません」と言われますが、納得させようとは思っていないでしょう。
今より高い金額のチームがあるのに移籍しない選手はどこか考え方がねじ曲がっています。

人気・話術ともに評価される明石家さんま氏が、田舎町の演芸場で２０万円そこそこの給料で働いている姿が想像できますか？
全国ネットのTVで活躍して高い収入を得たいと思うのは当然のことです。
その演芸場のファンがどう考えようと、納得しようとしまいとそれは当然のことです。

喜べないことではあっても仕方がないことです。

町工場の従業員がノーベル賞をとり、大会社にスカウトされて毎年１億の収入を得るようになったとします。
町工場の社長は喜べるはずもありません。でも仕方がないことです。

No.4 回答者： jekyll773 回答日時： 2014/01/25 02:17

それほどメジャーに興味のないプロ野球ファン(オリックスファン)ですけど、そんな自分でも選手の立場なら日本で活躍した後はメジャーに行きたいと思うだろうから反対できないです。

メジャーは金銭面だけじゃなく、プレイ環境面もほとんどの球場が個性的で広々とした天然芝球場で魅力的です。
また、選手にとっては既に何度もトップの成績を残したリーグ(日本)で現状維持の成績を目指してプレイし続けることもまた面白味がなく苦痛だと感じる人も多いでしょう。

日本球界はまずはプレイ環境からなんとかして欲しいですね。

特に、金もあって球界の盟主を名乗ってる巨人。
なんだ、あの糞狭い人工芝ドームは・・・
12球団に先がけてアメリカのメジャー球場にも負けない全天候型開閉式天然芝スタジアムをつくってくれよ！

No.3 回答者： unknownname 回答日時： 2014/01/24 22:57

正直なところ「ＭＬＢ以外の２軍」というポジションが米国の考えでしょう。

ＭＬＢが野球の頂点だから「ワールドシリーズ」と言われる訳ですしね。
金額は最大の評価基準ですし、１０倍の金額で引っ張られたら飛んで行きますよ。
どんどん良い選手がいなくなり、野球が衰退しているのは確かです。
日本で調整をして、またＭＬＢに帰る選手も少なくありません。よく考えると
型落ＭＬＢ選手の就職先が日本、その更に型落ちがアジアに流れていってます。
野球の裾野を広げるには、もっとアジアのみならず米国以外の国のレベルアップ
が必要です。またＭＬＢが、自分さえ良ければ人の市場を荒らしても良いという
考えを持たないで欲しいのですね。

米国在住の野球ファンは、日本の野球には興味が無いでしょう。これを何とか
しなければ、日本に来て良かったとは思わないと考えます。そんな中で、
日本在住の米国人の為に、尽力される方もおられます。ウエイン・グラシックさん
ですね。私がこの名前を聞いたのは４０年近く前になります。
http://www.zakzak.co.jp/spo/200904/s2009043017.h …
こういう方を日本は大切にして、どんどん「日本の野球の魅力」を売り込む
必要はあると思うのですね。そうすれば日本に来て喜ぶ選手もでるかもしれません。

No.1 回答者： satoru1975 回答日時： 2014/01/24 14:56

大リーグからお金を積まれたから田中投手はアメリカに行くんですか？

それなら「納得できない」という意見にも賛成しますが、田中投手は自分の力を試すために、自らの意思でアメリカ行きを希望しました。それに対して大リーグ側が「お金を払うのでうちに来てくれ」と言っているだけです。