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私には今年22歳になる弟がいます。以前は仕事をしていたのですが、会社をやめてから三年も家に引きこもっています。独立させようと、求人情報を与えたり、外出をさせようと色々試みましたが全く自分から動こうとしないのです。何をいっても聞いてくれない弟に、父も母も精神的に参っているのか体の調子が悪くなるばかり…なにか家から出す(独立させる)いい方法はないでしょうか?
どんな情報でも構いません。お願いします。

A 回答 (7件)

まず、ひきこもりの治療には兄弟姉妹または親戚の関与はよくないと言う指示を出す治療機関が多いです。


理由は、兄弟姉妹や親戚の関与は、両親に当人を放棄させる状態を生み出し、いつまで経っても両親は問題を回避し続けるという状態を作ってしまうからです。回避しても問題は解決しないので、周囲は手を貸さず、両親に現状を委ねる方が良いのです。

>父も母も精神的に参っているのか体の調子が悪くなるばかり
心身症の可能性が大きいと思います。大丈夫でしょうか?もし状態が悪ければ内科に検査に行った方が良いですよ。
原因が分からないと言われたら、その後心療内科の方に行ってみてください。

問題というものは、回避する事でますます辛くなっていくものがあります。
それが回避できないものである程、回避する事が辛くなります。だからもっと回避しようとします。
それをずっと繰り返すのはとても過酷なものです。
心という器から溢れ出したストレスの水は、身体の症状として表れます。不眠や動機、頭痛、様々な症状があります。
このような体調に溢れ出したストレスは、おそらく、ひきこもりの問題を「解決していこう」としない限り、続くと思います。
心配でしょうが、お姉さんはその気持ちを弟さんで解決しようとなさらないで、ご両親に委ねてください。

ひきこもり問題は「ご両親がひきこもりという状態を認識し、理解する」という事で解決に一歩踏み出す事になります。
その一歩に向かう為にも、お姉さんが関与する事でご両親が回避する悪循環を止めなければいけないと思います。

>父が世間体を気にする性格ですので、
世間体を気にする引きこもり問題を抱える家族の方はとても多いです。
しかし、世間体を気にするのはひきこもり問題の解決にとって良くない事だとされています。
家族が、「ひきこもり」の問題を恥ずかしい、他者に知られたくないと思う事で、内輪で抱え込んでしまうからです。
ひきこもりの問題は、専門家に両親が訪れる事が必要なんですが、なかなかその状況に行き着きにくく
ひきこもりが長期化しやすい家庭環境が整ってしまうわけです。

>なにか家から出す(独立させる)いい方法はないでしょうか?
ひきこもり本人は、働きに行きたい。なのに行けない。そしてそんな自分に自信を無くし、更に行けない。を繰り返していて、ひきこもる事それ自体が「外傷体験発生装置」だと言われています。様々な悪循環が本人の中でぐちゃぐちゃに絡まって、動けないのです。何か一つの要因がある場合の方が少なく、多くの場合、複雑性PTSD同様、原因を特定する事が出来ません。

ひきこもりを抱える家族の心理は、「いつか働いてくれるだろう」「もう暫く様子を見よう」という回避的感情と、「今すぐ働きに出なさい」「いつまで迷惑をかけるんだ」という焦りや苛立ちで、ひきこもり本人の心理ととてもよく似た状態になります。

本人「働きに出なければいけないのに出られない」 
家族「働きに出さなければいけないのに出てくれない」

こういう心理の動き自体が「ひきこもり」といわれる悪循環なのです。
ですので、ひきこもりは本人だけのものではなく、世間体を気にかけていたりして、内輪で抱え込んでいる事で、家族の「ひきこもりの悪循環」にもなり、ひきこもり本人にひきこもりの長期化を促します。

この状況は、数年経つと、ぐちゃぐちやに絡まったまま安定する作用を持ちます。
そういった作用が更に長期化に繋がっていきます。

こんな風に家族の中がひきこもりの悪循環を抱えてしまったら、もう第三者に介入して貰うしか無い。と、ひきこもりの専門家の誰もが思ったそうです。現在では、保健所などでも、ひきこもり期間が半年になったら、精神科医や保健所に相談に行くように働きかけようというパンフレットが配布されています。



>ひきこもりの弟を独立させたいのですが…

一、ひきこもりの問題は第三者が介入しなければ解決しないと言われています。
一、両親のどちらでも良いので、専門機関を訪ねて下さい。
一、兄弟姉妹の方は、両親の健康面を気遣う程度の立場に止まり、問題解決自体は両親にさせましょう。

参考URL:http://www.nhk.or.jp/hikikomori/
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この回答へのお礼

お返事が遅れて申し訳ありませんでした。
みなさんの意見を拝見させていただくうちに、わたしたちは「ひきこもり」イコール「怠け者」と思い込んでいただけで、ひきこもりがどんなに大変なことなのか真剣に考えたことがなかったのかもしれません。
今後はきちんとした知識を念頭に置いた上で、両親と話し合ってみようと思います。

アドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/03 21:12

弟さんがひきこもりを続ける原因は家族にもあるのです。

家族全体で考え直すことをお勧めします。

ひきこもりから脱出するためには、家族が一致団結して取り組む必要があります。お父様とお母様もかなり参っているようですから、まずはお父様とお母様が精神科や心療内科で相談してみてください。もちろん病気の治療のために専門の診療科の治療も続けてください。

でも家族がどんなにまいっていようとも、弟さんの前では疲れた姿だけを見せてはいけません。むしろ何事もなかったかのように過ごすことが大切です。病気に負けずに社会参加し、明るく生きている姿をまざまざと見せ付けるのです。

>なにか家から出す(独立させる)いい方法はないでしょうか?

ひきこもりから立ち直らせるために一人暮らしを迫るのは効果的なこともありますが、必ずしも得策ではありません。一人暮らしをはじめたアパートなどでひきこもりを続け、家族との接点さえなくなってしまう可能性もあります。

弟さん本人も「このままではいけない」との思いを強く持ち、日々葛藤しています。でも家族へ心配をかけたくないので、家族の前では無理に平静を装ったりします。その様子を家族の方が見れば、「何も考えていない」とか「人が心配してるのに本人は何の努力もしてない」と映ることも多々あります。でも本人は一人で、心の奥で悩み続けているのです。ご家族もかなり苦しんでらっしゃるようですが、「それに輪をかけて本人は苦しんでいる」ことを第一に知ってください。

そこへ周囲がごちゃごちゃと言ったところで、反発心や不安感が増すだけで、逆効果になる可能性も大きいことを知ってください。家族や周囲の人たちは弟さんのことを思ってアドバイスしているつもりなのでしょうけど、本当のところはどうでしょうか? これだけ心配してやってるのに快方に向かおうとしない弟さんへ、ストレスをぶつける形で説教してませんか? もしそうならば絶対に快方には向かいません。

何かアドバイスをするのならば、それぞれのアドバイスについて一度ずつだけ、きちんと弟さんの目を見て、強制するようなことなく「提案」を続けてください。「自分の人生を決めるのは自分自身であること」を言外に含ませて徐々に教えてあげるのです。

引きこもりの原因には様々な理由があります。でもその原因を探ったところで意味はありません。ひきこもりがスタートしたきっかけを見つけたところで、今となっては何の意味もないのです。そんなことをしたところで本人に嫌なことを思い出させるだけで逆効果なことも多々あるのです。

大切なことは、未来に向けてどうするのかを考えることなんです。

弟さん本人がひきこもり状態についてどう思っているのかを質問するのは絶対に避けてください。弟さんはひきこもりが望ましいことだなんてこれっぽっちも思っていません。本人も外に出たいんです。そんな気持ちを本人に問いただしたところで、改善に向かうとは限りません。逆にそんな当たり前のことを質問してくる家族に対して、不信感を抱く原因にもなり得ます。注意してください。

>父が世間体を気にする性格ですので、

世間体を気にしてるんじゃないんです。現実から逃げだして親の責任を放棄しているんですよ、貴方の父親は。情けない負け犬の弱虫なんです。その親の浅はかな態度が弟さんのひきこもりを長引かせているのです。馬鹿でくだらんプライドなんて捨てて現実を見なさい!親の責任を放棄して逃げ回ってるんじゃねえ!この負け犬が!と貴方の父親に怒鳴りつけてやりたいところですね。

>家の家事を手伝ってもらったりしても全く続きません。すぐに疲れたというばかりでして…

疲れたからといって止めさせてはダメです。今まで相当甘やかされて育てられてきたようですが、今後は改善していかなければなりません。最初は「新聞をポストから取ってくる」「食後の片付け」など簡単なことだけで良いですので、仕事のノルマを明確にして与えてください。

最後に、NHKのサイトを紹介しておきます。この記事を参考にするのもよいですし、紹介されている窓口に相談するのも良いでしょう。

また質問や補足お礼を見ていてふと思ったのですが、鬱病の可能性もありそうです。このような意味でも、まずはご家族が精神科で相談することをお勧めします。(鬱病に関する相談は精神科へ。心療内科ではダメです)

参考URL:http://www.nhk.or.jp/hikikomori/index.html,http: …
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この回答へのお礼

お返事が遅れて申し訳ありませんでした。
ひきこもりについて、家族ともどもまだ知識がありません。TomStantonさんの教えてくださった参考URL等をもとに、ひきこもりがどういったものなのかよく考えてみます。また、弟の気持ちも考えているようで考えていない部分があったかもしれません。今後は、ひきこもりがどういったものなのかよく理解した上で、弟と接したり、精神科に相談したいと思います。
アドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/03 21:00

補足ありがとうございました.


精神的に参っているのは弟さんかと勝手に勘違いしていました.すみません.でも,ご両親の体調が悪いのは非常に心配ですね.弟さん自身は体調は良好なのでしょうか.

会社を首になった件を弟さんがどのように受け止めていらっしゃるか分かりませんが,もしそこに原因があるのであればカウンセリングなどが必要だと思います.
また,弟さんの体調(身体面・精神面)がすぐれないせいで引きこもり状態になっているのならば医療機関にかかる必要があると思います.
原因が特に見当たらない場合は,まずは就職よりも前に引きこもり改善のために家族の食材の買出しの役割をお願いするなど,日常生活から徐々に外出する機会を増やすことも手かなと思います.

ひとまず,引きこもりの原因をつき止めること,弟さん自身が引きこもりについてどのようにお考えなのか,といったことが事態の改善に結びつくのではないかと思います.ご心配であれば,精神科に一度相談されることをお勧めします.少なくとも病的なものであるのかそうでないのか,診断してくれます.もし引きこもりの背後に病的なもの(身体面を含めて)が隠されている場合は,早期に対応することが望ましいと思います.また,ご両親の不眠のことなどの心配事もご相談されるとよい対処法を教えてくれると思います.
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この回答へのお礼

お返事が遅れて申し訳ありませんでした。ひきこもりについて、家族ともどもまだ知識がありません。もっとひきこもりがどういったものなのかよく考えてみます。
アドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/03 20:55

自分の家族ともなると心配ですね.


補足をお願いしたいのですが,
1.どうして会社を辞めることになったのか
2.精神的に参っていて体調が悪いとは,具体的にどういう状態なのか
教えていただければと思います.

この回答への補足

>1.どうして会社を辞めることになったのか
高卒で就職したばかりだったのですが、3ヶ月ほど工場に通っていました。仕事がきつかったのか、入ったばかりで1度だけ無断欠勤もしたことがありました。他は特に問題がなかったようです。ですが、3ヶ月くらいがたってから急に会社側から首だといわれたのです。
理由は、仕事がきちんとできていなかったため、弟の行った作業の後には必ず他の人がやり直していたというのです。もちろん、弟は直接やり直しをいわれたことはなく、首になってからそのようにいわれました。

>2.精神的に参っていて体調が悪いとは,具体的にどういう状態なのか
父は3年前からガンになり、弟のことが心配なのか血圧も最近では上がり気味です。母は、最近胃の痛みが収まらず、夜もまともに眠れないといった状況です。

補足日時:2004/05/01 13:50
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まず、どういう育てられ方をしてきたか? だと思うんですが、甘えん坊で、依存的で、何をやっても認めてもらえない、


「この子はまだ子供だから、何も出来ないに決まっている」
「お姉ちゃん(お兄ちゃん)はしっかりしているのに、弟は甘ったれでどうしようもない」・・・・等々の扱いを受けて育ったとしたら、これは本当に何も出来ない大人に育ってしまいます。

「何も出来ない人間になるように育てたから、何も出来ないんだ」ともいえるんです。

・・・と、全部、想像で書いてるだけですが。


そういうのを「獲得した無力感」と言います。
この逆の言葉は「効力感」です。
つまり自分の力を信じているか、いないかの差なんです。
つまり自信です。

自信を育てない環境で育ったとしたら、これは今からでも遅くないですから、弟さんを誉めて、認めて、健全な効力感を与えて巣立たせてあげることです。

今まで北風ばかりを吹かしてきたのであれば、太陽の光を与えてあげるべきなんです。
そうすれば、誰だって効力感(自信)が生まれてきますから、独立だって、何だってチャレンジする人間になれるんです。

そういう意味でも「自分の部屋」というのは、効力感を与えてくれる唯一の場所ですから、引き篭もっているのが、精神衛生上一番良いのだと思います。

無力感に陥らない為の自己防衛をしているんですから、引き篭もるのも大切なことなんです。何故ならば、無力感は鬱病のキッカケにもなるような大きな穴だからです。

誰が無力感を植えつけたかは、わかりませんが、必ず傷ついたままでいるでしょうから、心のケアをしてあげないと、30歳、40歳になっても、同じ事を繰り返すでしょう。

病院には行ってますか?
カウンセリング(本人及び家族)も有効だと思います。
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この回答へのお礼

Syo-yaさんのおっしゃるとおり、子供のころに近所や親戚の人たちから比較されることはありました。
ただ、両親は自分のことは自分でさせてはいたのですが…。

>弟さんを誉めて、認めて、健全な効力感を与えて巣立たせてあげることです。
そうできるように頑張ってみます。

>病院には行ってますか?
一度もいったことはありません。ですが、わたしたちでどうしようもないようでしたら、相談等からはじめてみようとは思っております。父が世間体を気にする性格ですので、その辺も話し合ってみようと思います。

ご意見、ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/01 13:36

こんにちは。


弟さん自身に「なにかやりたい!」と言う意思がなければ、自宅でできる、簡単な作業であっても、続かないと思います。
#1さんを、否定するわけではないのですが。
急に、「食事を与えない」等をしてしまうと、「家庭内暴力」等に発展しないとも限りませんので、極端なコトは避けたほうがいいかと思います。

まずは、弟さんとジックリ話してみてはいかがでしょうか?
弟さんが、今どんな心境でいるのか知ることが一番大切では、ないかと思います。
もし、話あった結果。「話にならない」という事もあるかもしれませんが、そこは、お互い納得するまで話し合うことが必要です。

「なんとなく」というのも、立派な理由だと思います。
「なんとなく」という言葉には、「だれにも言いたくない。」という言葉が含まれているわけですしね。

弟さんの「家から外に出たくない理由」を探し、改善することが必要だと思います。
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この回答へのお礼

お返事遅くなり申し訳ありませんでした。

>自宅でできる、簡単な作業であっても、続かないと思います。
はい、家の家事を手伝ってもらったりしても全く続きません。すぐに疲れたというばかりでして…

話し合いですか…話し合おうにも向こうが何も話してくれず一方通行という状態なのです。ですが、少しでも話し合いになるように頑張ってはみます。

お礼日時:2004/05/01 12:19

食事を与えない。


TVを見せない。
金を与えない。

この回答への補足

親の扶養になっているため食事を与えないということはしておりませんでした。ですが、家から一歩も出ないのでお金は与えておりません。TVもです。

補足日時:2004/05/01 12:11
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