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PemMの古いノートパソコンにWindows7SP1かUbuntu12LTS(アップデートでPEA回避)のインストールを考えていますが、どちらが軽く動きますか?

A 回答 (3件)

PentiumMのPCに、1万円以上もするWindows7を買い足すことは


それがあと何日動き続けるか?という点においてオススメしません。

1万円が、半年で無駄になっても、痛くも痒くも無い人は
そもそも、もうPentiumMのPCを使い続けようとは考えないでしょう。


「自分で軽くすることが出来なければ」
これは典型的なWindows特有の常識を…他のOSにも押し付けた考え方です。

たとえば、Windowsにはいくつかのエディションがありますが
エディションごとの重さはほとんど変わりません。

ですから、手作業で軽量化するのが習わしですし、そういった玄人のために
nLiteのようなツールもありますが、それで作ったディスクイメージを
配布することができないし、OEM版搭載PCに、共通に利用することもライセンス上できません。

これでは「自分で軽くすることが出来なければ」という考え方に囚われるのも仕方ないことです。


本題ですが、UbuntuはPentiumM搭載のPCでは実用的では無いくらい重いでしょう。

現在ではUbuntuはVista,7がそうであるようにGPUの力を使ったGUI表示を採用しています。
12.04LTSではUnity2Dも選べますが、この時点でPentiumMで軽く動作するとは言いがたいものです。


ですが、Linux系OSのようなオープンソースOSがWindowsのような融通の効かないOSと比べて
大きく違うことが、柔軟に派生版が成立し、また自由に配布できることです。

Ubuntuには、Kubuntu,Xubuntu,Lubuntu,Edubuntu,Ubuntu Studioといった公式の派生版があります。
これらも、単純に、標準のGUIより別のGUIが良いといった思想から
誰かが取り組んだものですが、それを配布する自由があるのです。

つまり「誰かが軽くしたものを使えば良い」これがLinux系OSの場合の常識です。


具体的には、LTSであるXubuntu12.04LTSが軽量版としては有用なものです。

標準的なGUIはシンプルなもので、不足を感じることもあるかもしれませんが
PentiumMより古いPentiumIIIでもそれなりに動きますし
必要であれば、LibreOfficeのようなソフトを追加して運用することもできます。

XPに降りかかった、SATAへのインストール,GPT対応,AFT対応
アプリケーションごとのボリュームコントロールやバランスコントロールなどの障壁が
Xubuntu12.04LTSには、あたりまえのように無いのです。
(実際リリース時期が10年違うのだから、あたりまえなだけなんですけどね)


XubuntuがUbuntuの公式の派生版として受け継いでいるものは
Ubuntuのための日本語化の成果が、多くの部分で継承されることです。

当然、Ubuntu用のアプリケーションソフトなどが共通のリポジトリーから導入できるので
Ubuntuでできることで、Xubuntuではできないことはあまりありません。

単純に、GUIの使い勝手の違いが大きいわけですが
軽量であることが、そのデメリットを相殺するか、より上回る場合もあるでしょう。


そもそも、Windows8は、どこをどうやってもNXbit無しのPC向けのパッケージはありませんが
Ubuntu12.04LTSのPAE必須という特徴は、Xubuntu12.04LTSでは解消されており…

旧版からのアップデートという手間をかけなくても、PAE非対応のPCに
Xubuntu12.04LTSのインストールディスクからインストールすることができます。


さらに、XP SP3が出た際には、XPユーザーでも
SP3のインストールディスクは、改めて買わなければ入手できませんでしたが…

Ubuntuではポイントリリースという枠組みがあり
2012年4月にリリースされたUbuntu,Kubuntu,XubuntuなどのLTS版に
時期LTS版が出るまでの間に、数回の更新版インストールディスクイメージが提供されています。

また、Hardware Enablementによって、13.10のカーネルの機能を取り込み
12.04LTSの環境のまま、新しいカーネルの機能を利用できる場合もあります。
(Windowsでは後継バージョンのOSカーネルを流用することはできません)


Xubuntu12.04LTSの場合は、たとえば、このサーバーに置かれています。
http://cdimage.ubuntu.com/xubuntu/releases/12.04 …

普通はxubuntu-12.04.3-desktop-i386.isoで行けますが
場合によっては、GUIを使わずにインストールできる
Alternate版(xubuntu-12.04.3-alternate-i386.iso)のほうが便利です。


なお、日本特有の問題として、XubuntuにはUbuntuのように
日本語Remixディスクが提供されていません。

それでも、世界共通のディスクでも、GUIのインストーラーは日本語で利用できますし
(CDからの起動当初、Shiftキーを抑えておくと言語選択メニューが出ます)
インストール後のメッセージに従って追加インストールすれば、実用的な日本語環境が整います。

日本語Remixに追加されているパッケージは
Ubuntu Japanese Teamのサイトから導入することもできます。
http://www.ubuntulinux.jp/


そのほか、日本語特有の注意点はありますが
日本語で生じる問題のほとんどは
Windows向けの海外製ソフトの場合よりも深刻な問題になりにくいはずです。

慣れると、解決方法があるのがあたりまえと考え対処する人が多く
そういった解決できる問題は、わざわざネットで発表されていないことが多いのは
Linuxに慣れていない人にとっては不便かもしれませんが
解決方法があるのが前提として考えるほうが、前向きと言えるでしょう。


なんかあったら、それについて質問してもいいでしょうし
Ubuntu Japanese Teamなどに報告することで
改善されることもあるかもしれません。
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この回答へのお礼

とても丁寧で分かりやすい回答ありがとうございます。

nLiteは聞いたことがある程度ですが、インストール後に常駐を外す方がパソコンが安定するかと思い試していません。

実は、一度Ubuntuを試しにインストールしています。しかし、思ったよりも重たくすぐにアンインストール。そこで、Linux Mint Maya13 Mate1.2が軽いと聞きインストールしてみたのですが、Ubuntuと比較して色々操作(具体的には日本語IME環境セットアップ時)をしているとフリーズしてしまいました。ネットで調べてると、Ubuntuが最も安定していると聞き、他の派生については試していません。
また、システムは英語で使っても、Ubuntuは初めから日本語環境がある為この辺りでのトラブルもなく非常に扱いやすいと感じました。(Mintインストールの時ここでフリーズした為)

Win7についてはDSP版があまっているのでコスト的には問題ありませんが、色々インストールしていますととにかく時間がかかってしまい、安定していて軽いOSが何か調べてから行動しようと思い質問させて頂きました。

なお、Linuxには慣れていませんが、GUIがあり一昔前と比べるとすぐに使え素晴らしい環境になっていますね。(ただ、驚くほど重たくなっていますが・・・)

また、Linux、まだこの次元ではありませんが、慣れてくると自分専用にカスタマイズできるのは本当に良いですね。最近、Perlを勉強して、今までVectorのソフトで満足していたのですが、自分で簡単なスクリプトが書けるだけでもパソコンの自由度がぐっと広がった気がしています。例えば、指定文章が届いた時だけ、携帯に知らせてくれる自作のメールチェッカーなど多分配布していないですが作成できるなど使い勝手が非常に良くなりました。カスタマイズが出来るというのは本当に魅力的ですね。

ただ、今回は、処分しかけていたこのパソコン(HDDが壊れたので他のPCからHDDを取り出して移植してみた)に何とかもう一度使える状態にしてやりたいと思い試行錯誤しています。利用先には、車中や海外旅行などヘビーな環境や盗難にあってもも良い、気軽に使える格安PCが欲しい奮闘しております。

xubuntu-12.04.3-alternate-i386.isoはPAEなしでいけるのですね。気付きませんでした。
紛失しても良い前提で考えている為、Alternate版で暗号化するタイプでも試してみようと思います。
ただ、日本語IME環境が無くMint同様また躓くと嫌だと思い試しておりませんでした。

お礼日時:2014/02/06 03:22

自分が軽くできなければダメ。

といった意味は自分で調べて解決できなければという意味です。他の方が書かれているようにカーネルとか派生版がとかを理解して対応なんかできれば、ここで答えを聞くようなことはしないと思います。こういう苦労をせずダウンロードサイトからダウンロードしてそのままの形で使い続けることができるのでは?と考えているなら辞めておきなさいという意味です。
unixというのはunixのコマンドを打たなければならない場合もある。コンソールも使う必要がある。そういうOSだということをWindowsのユーザーは知らずにインストールして失敗します。
Windowsはすそ野を広げた代わりに、コンピュータというものの本質を知らずに使わせてしまったという、悪い面もあるということです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

確かに、始めてUbuntuを入れてMBRが書き換えられた時はちょっと焦りましたが、2chで質問したりレスを読んだりすると、WindowsのOSディスクを入れて、修復から、diskpart?fixmbrを打ち込むだけですぐに直りましたので、言うほど難しくはない時代になっていると思います。大昔ならきっと本屋に行って1日仕事だと思いますし、分厚い専門書や英語の文献も読みこなせる力が必要だったのだと思います。また、昔は、真っ黒の画面だけでやっていたらしいですが、今は、基本マウスで操作できますし、Ubuntuは画面もWindowsと同じ様な感じに思います。また、ネットで調べたコマンドラインをコピペでいけますので特に問題にはならない気がします。

また、コンピュータの本質について、私も気になり、リレーやトランジスタで半加算機を作るところまでは放送大学を見ていましたが、そこから先は様々な組み合わせとはいえ、コンピュータについては、車の運転や携帯電話同様、最低限知っていればできる、ブラックボックスだらけの物な気がします。ソフトについても同様に思います。一から順序よく始めるにはあまりに巨大で複雑になりすぎている気がします。

お礼日時:2014/02/06 03:38

こういうことを質問する時点でWin7をお勧めします。

自分で軽く出来ないなら使ってはダメ。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
なぜ、自分で軽くできないなら使ってはダメなのでしょうか?

お礼日時:2014/02/05 20:05

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