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昨日奥さんと辻井伸行のコンサートに行ってきました。

奥さんは非常に感激しておりました。

私は、ジャズのピアノならある程度、好き嫌いとかわかるのですが、クラシックはさっぱりです。
もちろんコンサート自体は楽しいものでしたが。

ウチの奥さんは辻井氏のハンディキャップに萌えているだけなのでしょうか?
それとも、辻井氏はピアニストとして相当なレベルの人なのでしょうか?

クラシックに詳しいか、ピアノに詳しい方のご意見を宜しくお願いいたします。

ちなみに、チケットの料金はステージのすぐ横の2階席で一人13000円でした。
一階は10000円以下だったそうです。

昨今、音楽以外の物語を音楽家に求める人や関係者が多い気がして、質問した次第です。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

障害云々で芸術やクリエイティビティを語りたくないので、率直に言います。



一演奏者としては、(問題が明るみになる前の)佐村河内さんと同じ印象・・・ごめんなさい。辻井伸行は前者と違って実際に演奏しているのは確かですから、「世間的評価」の点でです。「障害者のプロピアニスト」という設定で素人の気を引く以上の価値は感じられません。彼の作曲なんてもっと酷いものです。
(言葉は厳しいとお思いかもしれませんが、ヨーロッパでの芸術家・音楽家に対する批評なんてものはこんなものです。ハンディなんかで芸術の評価が左右されるべきではない、と主に考えるのです。勿論「理想的には」の話ですが。)


辻井伸行の演奏を初めて観たのは自分が好きなラヴェルの曲か何かだったと思います。非常にマニュアル通りな演奏というか、アカデミックというか、世界的プロピアニストの演奏とはかなり傾向が違う・・・そういう印象が強かったです。

ヨーロッパの多くのピアノコンクールというのは、独自性のある演奏が重んじられるそうです。大家のクラシック曲を普通にうまく演奏するだけの演奏なんて過去にやり尽くされていますし、今となってはそんな演奏をするのは「プロ」もっと言うなら「アーティスト」にあらず、と判断される訳です。
(ただアメリカのコンクールではそうでもなく、今でも昔ながらの演奏スタイルが好まれる傾向にあるようです。ヨーロッパとアメリカの芸術に対する姿勢の違いかもしれません。)
こういう点からも、前の方の話に出ているように「クライバーンだから入賞できた」けど「ヨーロッパのコンクールでは入賞できないと言われている」のだとしたら、まぁその通りなのでしょう。

彼の即興を聴いた限りだと・・・ジャズも本場を目指すならかなり、いえ相当に、厳しいかな。そんな感じでした。


大きなお金やメディアを動かせるということと、「一アーティスト」「一クリエイター」として成功するいうことは、全く別次元という現実をよく示してくれていると思います。まぁこれは今の時代に限ったことではないと思いますけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そう言う事なのですね。
奥さん孝行したからいいじゃん、と言う事にしときますー

お礼日時:2014/02/12 22:00

奥さんが感激していたならそれでいいんじゃないですか?


それに理由が必要なんですか?
確かに彼は国際ピアノコンクールで優勝した実力の持ち主ですが、それがいいか悪いかは人それぞれだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

感激した理由がハンディ萌えだと、すこし残念だなーと言うことです。

例えば私はS・ワンダーが大好きですが、彼のハンディにお金を払っているつもりはありません。

お礼日時:2014/02/14 15:28

実力という意味では、それ相当のものではあると思います。

指も動くし、暗譜だし。演奏会の実績もあるし。
ハンディにもかかわらずあそこまで演奏できるというのは並みの才能ではありません。
クライバーン・コンクールで優勝ですが、実際の優勝者は二人であったことがあまり報道されていません。むしろ彼だけが優勝したかのように報道されました。しかし、いわば、彼は名誉優勝者だったのです。

それはさておいたとしてですが、根本的には、楽譜を読みながら(行間を読みながら)解釈する過程がやはり違うのではないでしょうか。楽曲には作曲者により、実に細かな指定があります。例えば、カンタービレ、グラチオーソ、パストラーレ、強弱、速度、その他多くの指定がされています。一般のピアニストの場合は、楽譜を読んで理解し、解釈して、自分の演奏に仕上げて行きます。
彼の場合、誰かに一度弾いてもらい、聴いた記憶の中で、再構築するしかないはずです。また、解釈も、モデル演奏に基づかざるを得ません。つまり、モデル演奏者の解釈が正しいか判断する根拠が無いことになります。
ここで、元の作曲者の意図についての解釈は、厳密さに欠ける面が出てくるのはやむを得ないと思われます。

しかし、それでもやはり、並みの才能ではないと確信します。作曲もしていて人気です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

他のひとの回答と合わせると、モデル演奏に依存た解釈なので、あまりオリジナリティがないということでしょうかね。そこらへんの違いはさっぱりわかりません。

お礼日時:2014/02/14 15:21

クラシックのファンです。



芸術は、ハンディキャップ有無で価値が変わるものではありませんけど、
米人は、亡命前に迫害を受けていたとか、ハンディがあるとか、
そういう物語に弱いようです。何を言いたいかというと、
辻井君は、ヨーロッパのコンクールでは入賞できないと言われています。
クライバーンだから入賞できたし、コンサートも米国中心です。
ご指摘のとおり、音楽以外の物語が大きいのかと思います。

であれば、同じ盲目のピアニスト梯(かけはし)さんも
もっと注目されてもいいわけで、
やっぱり、辻井君のジャジーな演奏が受けているのかなあ。
ちょっと、クラシックファンなら引いてしまうような演奏しますよね。

でも、ジャズファンは、認めませんよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

う~ん。やはり、そう思いますか・・
奥さんには黙っておこう。

お礼日時:2014/02/12 21:56

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