プロが教えるわが家の防犯対策術!

私は、国際政治や外交については、全く素人ですが、先日の安倍総理の「河野談話の見直し考えていない」という発言などは、完全に外交における敗北だと考えています。おそらく、これで、「河野談話」の見直しの道は永遠に閉ざされたと思っています。

このことが主題ではないのですが、戦後の日本の外交は、連戦連敗という印象を持っています。素人ですので、根拠はありません。何となく漠然に。

ここで質問ですが、
(1) 戦後の日本の歴史の中で、外交で勝利した事例というのはありますか?
(2) もし、「ない」、あるいは「極めて少ない」ということであれば、その原因は何でしょうか?政治家の質の低下ですか?外務省の体質ですか?そのほかに理由が?

カテゴリの問題もあるかも知れませんが、とりあえず「歴史」で質問してみました。

A 回答 (6件)

No.3です



>>「別に、安倍総理がそう言ったからといって、後で撤回しても問題ないことです。」……「恋愛と戦争はなんでもありだ!」ということですか?是非、実現して欲しいですね。しかし、これでは、韓国と同じレベルの国に落ち込んでしまいますよね。それとも、国にはレベルの問題は存在しないのでしょうか?

国レベルというか、外交問題は、握手しながらも、テーブルの下では、蹴りあっているっていわれています。
まあ、日米の外交というか、クリントン時代は、米国と中国が協力し、それに朝日新聞・毎日新聞やNHKが協力して一緒になって日本の経済力を削ごうとしていたわけですし、日本政府は、テーブルの下から蹴り返すことさえしなかった。日本は無抵抗ともいえる状態だったから、その合同経済戦略は成功した。
でも、ふと米国が気がついてみると、中国は、GDPで日本の2倍にもなってしまい、中国を強くしすぎたことに気づいて米国は、慌てているのが現状でしょう。また、オバマ大統領は、中国の習近平氏にアホだと思われていて、国内的にもレイムダックで、国内の福祉だけしか考えていない。(安上がりの特殊部隊攻撃は行うみたいですけどね)

ところで、朝令暮改というか、いわゆる「約束を破る」「騙し合い」をするのが悪いことで、韓国と同じになるって件ですけど、国内政治・選挙もずーと、日本社会は「騙し合い」でやってきたんです。その点では、韓国と同じなんですよ。
振り返ってみれば、民主党が政権をとったとき、選挙で公約していたことは、ぜんぶ破棄し、約束していない消費税増税を決めました。

この前の都知事選でも、舛添氏は、原発をどうするか、明確に言わなかったですね。本音では、「原発再稼動は当たり前・当然のこと!」と思っていたようですけど、それを言うと票が減るから言わなかった。(私は、彼の本音が原発再稼動だと思っていたので、彼に入れたけどね)

言っていることが一貫しているのは、幸福実現党だけなんですよね。でも、「原発再稼動、憲法改正、TPP賛成、なんてことを言うと票が減るだろう!」って他の政党は、それが正しいと分かっている人でも選挙では言わない。
そして、政権をとったあとは、現実において、幸福実現党の言ったとおりの政策を選んで実行しているわけですね。
つまりは、国外も国内も「騙したもん勝ち!!」ってことです。

「選挙公約・マニフェストはウソ書いてもいい、破ってもいいんだ!」と多くの日本国民が考えて、そういう政党を許している限り、日本にも韓国と同じレベルの問題が存在していると考えてよいし、「(相手によっては)騙しOK!」という対応でよいと思います。

バカ正直に生きるのもいいかもしれませんが、それを貫くと、「殺生してはいけない」という戒律を正直に守って、防衛戦争さえも放棄して滅亡した、釈迦国と同じ運命が待っているといえるでしょうね。まあ、国家が「自殺」を選択するなら、それもしかたないですけどね。
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この回答へのお礼

再度の、ご回答恐縮しています。<(_ _)>

外交の世界は、「こうあるべきだ、と決めつけられるものは、何もない」と理解すべきなのですね。自由な発想で、考えられることは「何でもあり」と。しかも、それは国際的に、恥ずかしいことでも、何でもないのだと。

「外交」というのは、素人が、あまり真面目に考える問題でもないですね。(*^_^*)ご意見、大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/18 14:25

そもそも「外交」の目的はなんでしょうか。



外交の目的は「この国を存続させることを最低の義務とし、自国の利益を最大限にすること」であるといえないでしょうか。

であるとすれば、島国で恵まれた環境であったとはいえ、日本は2000年間も独立を保っている、とても外交上手な国である、といえます。

近代から現代に限ってみても、明治維新における近代国家の成立や日英同盟成立、不平等条約の撤廃、国際連合への非西洋国唯一の常任理事国、など戦前も外交的勝利はたくさん有ります。この間、中国や朝鮮がどれほど惨めで独立とは程遠い状況だったかを考えれば、すばらしさは格別だと思います。

むしろ外交的な失敗は昭和の初期から第2次世界大戦の敗北までの間で、この間は軍部の暴走や独善的な国家運営で、本来日本がもっているしなやかな外交センスが失われた時代であったといえるでしょう。

戦後については、まず天皇制を保持することに成功したのが何よりも外交的勝利といえます。次は、日本への共産主義的勢力の侵入を防いだこと(その代わり朝鮮半島が蹂躙されました)、その後の冷戦やアジアでの米ソの代理戦争に加担する事も無く、自前で軍備を強化する事もなく、アメリカの核の傘に守られて経済的な発展を遂げ、見事に戦争の復興を成し遂げることができました。

これを外交的勝利と言わずして、なんと呼ぶのでしょうか。

問題は近年特に米ソの冷戦が終わってからのことでしょう。

1980年の第一湾岸戦争(イラン・イラク戦争)ではイランから邦人が脱出できない危機的な状況が生まれました、トルコが救援機を出してくれて最悪の事態は免れますが、これは友好国の外交的支援とともに、日本外交の失敗と言っていいと思います。
その後、1990年には第二次湾岸戦争が勃発し、日本は多額の資金を提供したのにクエートから感謝を受けられなかったと同時に、アメリカから「ショーオンザブーツ」と注文までつけらる始末であり、これも外交的な失敗と言えるでしょう。

しかし、その後日本は自衛隊派遣法を制定し、1991年(湾岸戦争の翌年)には、海上自衛隊がペルシャ湾の機雷掃海に派遣されています。
これに始まる自衛隊の海外派遣は多くの国との交流を深め、特に軍事交流と各国軍との共同作業を通じて、日本の外交力を高める結果となっています。

韓国に対しては、そもそも1965年の日韓基本条約で戦後処理を終えています。これは韓国(北朝鮮も含む)との賠償について包括的かつ最終的に解決した条約であり、これがあるかぎり河野談話などそれほどの価値はありません。

ただ河野談話発表時において、日韓基本条約をなし崩しにする恐れのある「慰安婦への補償」が行われる可能性があったため、これを察した政府は補償を国の制度として行うのではなく、民間団体が寄付で行う形にして、国家賠償と一線を引いたいのです。

この河野談話については当時も今も憶測がありますが、日韓基本条約の形に添っている以上は、たいして問題にならないのです。またこれについては村山談話も同様です。

ですから、安部総理が「河野談話の見直し考えていない」と発言しても、つゆほどの痛痒を感じることはありません。なぜなら、これは現状維持でありプラスにもマイナスにもなっていないからです。

>おそらく、これで、「河野談話」の見直しの道は永遠に閉ざされたと思っています。

そうでしょうか?このような主題には、日本がどれくらい粘り強く外交努力をするか、を参照するのがいいと思います。

日本においての外交的マイナスとしては1854年にアメリカと結んだ日米和親条約から始まる一連の「不平等条約」問題が挙げられるでしょう。明治政府になってから、特にこの条約の改正に政府は取り組むのですが、結局最終的に完全に不平等が解消されたのは1937年のことです。

実に83年にも及ぶ交渉を粘り強く行い、その間に日英同盟や日清・日露戦争の勝利など日本のステータスを挙げることに努力して、すべて解消したのです。
この間多くのアジア民族が植民地民であったことを考えてください。

このように粘り強い外交交渉を行う国家が、河野談話程度の見直しが出来ないわけが有りません。今回しなかったのは、単に時期が悪かっただけのことです。

日本と言う国は、自分達が想像する以上に弾力性と粘り強さがあります。そして自衛隊海外派遣法から10年程度でジブチに海外基地を作るまでになっています。これは当初近隣国から「自衛隊の海外出兵は軍国主義の再来」と言われたのに、地道な努力で多くの国の信頼を培ったからでしょう。

こういう国の外交が弱いとは思えませんし、もちろん失敗はあるものの、粘り強さとしたたかさはかなりのものであると思います。

この回答への補足

外交ですから、政治家として、国民に対して「言いたいことがあっても言えない」ということがあることは、私のような素人にも理解できます。しかし、「悔しい」ではないですか。

「ジョークで読む国際政治」という本に、こんな一節があるそうです。(私は、直接読んでいません。)

神「日本という国を作ろう。世界一すばらしい気候と風景、食べ物を与え、そこに世界一勤勉で礼儀正しい人々を住まわせよう」
側近「神様、それでは日本という国があまりに恵まれすぎています」
神「安心しろ。隣に韓国と中国という国を用意しておく」

素直に笑えますか?「(*^_^*)」と「(T_T)」、どちらでしょうか?

しかも、国連に、多大なる貢献しているにもかかわらず、その国連は、70年前の戦勝国とやらの「拒否権」とやらで、世界平和のためにまったく機能していないというか、人間で言えば、「多臓器不全」で死んだも同然だし。ついつい、日本の外交はどうなっているのだ、という疑問が湧いてくるのです。

それにしても、今回のご回答は、本当に勉強になりました。重ねてお礼申し上げます。せっかく、立派なご回答をいただいたのに、甲乙つけがたく、これではベストアンサーを選べません。<(_ _)>ベストアンサーを選ぶと、私自身の資質・能力を疑われそうで(*^_^*)
仕方ないので、ベストアンサーを選ばずに、締め切らせていただきます。又、私の質問を見かけたときには、これに懲りずご回答をお願いいたします。

補足日時:2014/03/18 14:27
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

外交の目的は「この国を存続させることを最低の義務とし、自国の利益を最大限にすること」……これから外交問題を考えるときの「基本」にします。

「島国で恵まれた環境であったとはいえ、日本は2000年間も独立を保っている、とても外交上手な国である、といえます。」……幕末・維新の歴史を思うとき、本当に感じますね。それがなくなったような気がして、質問のような疑問になったのです。


確かに、「昭和の初期から第2次世界大戦の敗北までの間」というのが分からないですよね。一体、どこへ行ってしまったのだろうか?という気持ちですね。アメリカの「意地悪」があったとしても。

戦後については、まず「天皇制を保持することに成功したのが何よりも外交的勝利」……ありがとうございました。勉強してみます。

「日本への共産主義的勢力の侵入を防いだこと(その代わり朝鮮半島が蹂躙されました)……、その後の冷戦やアジアでの米ソの代理戦争に加担する事も無く、自前で軍備を強化する事もなく、アメリカの核の傘に守られて経済的な発展を遂げ、見事に戦争の復興を成し遂げることができました。」……盲点でした。しかし、「その代わり朝鮮半島が蹂躙されました」というのは、事実ですか?日本の犠牲になったのですか?私は、朝鮮半島なるが故に、なるべくしてなったのだと考えているのですが。「経済的な発展を遂げ、戦争の復興を成し遂げた」ということが、本当に外交的な勝利なのでしょうか?外交的戦略として、意識して目指したのでしょうか?

「自衛隊の海外派遣」についての、ご回答は、理解できます。ありがとうございました。このことが、日本の外交力を高める結果となっているとしても、PRが下手なのではないですか?
それとも、私が知らないだけでしょうか?

「河野談話などそれほどの価値はありません。」……そうなんですよね。価値のないもの、問題にならないものに、何でこんなに振り回されるのですか?何でこんなに問題にされるのですか?ということなのです。問題になるものでもないから、無視しておいて良いのですか?「外交」に失敗しているのでは?とついつい考えてしまうのです。

「現状維持でありプラスにもマイナスにもなっていないからです。」……何もしなかったのであれば、「現状維持」です。しかし、「見直し」をほのめかしておいて、逆戻りしたのを、外交の世界で「現状維持」と言いますか?

「日本においての外交的マイナスとしては1854年にアメリカと……この間多くのアジア民族が植民地民であったことを考えてください。」……時代背景と登場人物が全く異なります。だから「戦後」としたのであり、「政治家の質の低下ですか?」としたのです。

「単に時期が悪かっただけのことです。」……安倍総理は、「時期の悪さ」を見通せなかったのでしょうか?それこそ、今回の件で、逆に「外交のカード」として、永遠に使われるのではないですか?

「日本と言う国は、自分達が想像する以上に弾力性と粘り強さがあります。」……これは、日本の歴史を考えれば、私も自信を持っています。ただ、「戦後」です。「戦後」が問題なのです。

お礼日時:2014/03/18 14:24

(1) 戦後の日本の歴史の中で、外交で勝利した事例というのはありますか?


     ↑
う~ん・・・あまり記憶にないですね。
プラザ合意だって、日本は善戦しましたが結局は
円高になってしまったし。


(2) もし、「ない」、あるいは「極めて少ない」ということであれば、
 その原因は何でしょうか?政治家の質の低下ですか?
 外務省の体質ですか?そのほかに理由が?
      ↑
これは根本原因がはっきりしています。
情報機関が無いからです。
以前、日本版CIAを造ろうとしたことがありましたが
米国の猛反対でボツになったことがあります。
外交をやるなら情報機関は必須です。
戦争を放棄した日本には情報機関は必要ないだろう
ということです。

それに、国防を外国に委ねている国ですから、そもそも
自主的外交など不可能です。
だからいつも、欧米の動向を見極めた外交しか出来ない
のです。

この回答への補足

外交ですから、政治家として、国民に対して「言いたいことがあっても言えない」ということがあることは、私のような素人にも理解できます。しかし、「悔しい」ではないですか。

「ジョークで読む国際政治」という本に、こんな一節があるそうです。(私は、直接読んでいません。)

神「日本という国を作ろう。世界一すばらしい気候と風景、食べ物を与え、そこに世界一勤勉で礼儀正しい人々を住まわせよう」
側近「神様、それでは日本という国があまりに恵まれすぎています」
神「安心しろ。隣に韓国と中国という国を用意しておく」

素直に笑えますか?「(*^_^*)」と「(T_T)」、どちらでしょうか?

しかも、国連に、多大なる貢献しているにもかかわらず、その国連は、70年前の戦勝国とやらの「拒否権」とやらで、世界平和のためにまったく機能していないというか、人間で言えば、「多臓器不全」で死んだも同然だし。ついつい、日本の外交はどうなっているのだ、という疑問が湧いてくるのです。

それにしても、今回のご回答は、本当に勉強になりました。重ねてお礼申し上げます。せっかく、立派なご回答をいただいたのに、甲乙つけがたく、これではベストアンサーを選べません。<(_ _)>ベストアンサーを選ぶと、私自身の資質・能力を疑われそうで(*^_^*)
仕方ないので、ベストアンサーを選ばずに、締め切らせていただきます。又、私の質問を見かけたときには、これに懲りずご回答をお願いいたします。

補足日時:2014/03/18 14:27
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

「プラザ合意」……聞いたことがあります。少し勉強してみますが、「う~ん・・・あまり記憶にないですね。」というのが実感ですね。私と同感の人が、専門家の中に、いることが分かっただけで収穫です。

「情報機関が無いからです。」、「国防を外国に委ねている国ですから、そもそも自主的外交など不可能です。」……よくわかりました。どの国の大統領も首相も「自分の国の国益」を考えるのは当然だと思います。国益と国益の狭間で、「真の独立国にするため」の国益というのを、国民自身が考える時期に来ているのですね。

お礼日時:2014/03/18 07:29

>>おそらく、これで、「河野談話」の見直しの道は永遠に閉ざされたと思っています。



ある米国のドラマで、「恋愛と戦争はなんでもありだ!」なんてセリフがありました。
今回の安倍総理の「河野談話の見直し考えていない」発言は、戦争の手前にある外交上の問題であり、米国からの要請もあって、「大人の対応」と見たほうがいい気がします。
菅官房長官の発言をみても、現時点では、そう言っていますけど、将来のことはわからないと思います。

歴史を振り返ってみても、同盟国というか、不可侵条約を結んでいても、相手国に一方的に破棄して攻め込むなんて話は、いくつもあるわけです。
別に、安倍総理がそう言ったからといって、後で撤回しても問題ないことです。
韓国も、慰安婦問題は、話し合いでケリがついたはずですけど、再び、その話を持ち出してきているわけですからね。
指導者は、場合によっては、朝令暮改でないといけないこともあるでしょう。

>>(1) 戦後の日本の歴史の中で、外交で勝利した事例というのはありますか?

日本は、戦後、米国の核の傘下、保護国って感じでいたので、外交を考える必要があまりなかったと思います。
時々、独自外交をやったこともありますけど、中国との国交回復をやった田中さんみたいに、米国の怒りを買って、彼らの仕掛けたロッキード事件で追い落とされましたからね。

>>(2) もし、「ない」、あるいは「極めて少ない」ということであれば、その原因は何でしょうか?政治家の質の低下ですか?外務省の体質ですか?そのほかに理由が?

外交をするうえでの、最終手段である軍事力、あるいは交戦権が国に無いわけですので、相手国に脅されたらお終いです。なので、やる気が出ないと思います。
また、軍事力の無いのを無視したとしても、「日本国はこんな理想国家をめざします!」っていうビジョンが必要です。
そのビジョンを基準として、「A国のやろうとしていることは○だけど、B国のは×だ。」なんて言えますけど、戦後の日本は、とりあえず、経済大国を目指して、先進国に追いつけ・追い越せ!でしたから、まともな判断基準がありません。
言えるのは「まあまあ、どちらの国も暴力はいけませんよ。」くらいでしょうか。
「外交なんて、米国のいうとおりにしておけばいい」「経済力だけを考えておけばいい」って考え方だったと思います。

この回答への補足

外交ですから、政治家として、国民に対して「言いたいことがあっても言えない」ということがあることは、私のような素人にも理解できます。しかし、「悔しい」ではないですか。

「ジョークで読む国際政治」という本に、こんな一節があるそうです。(私は、直接読んでいません。)

神「日本という国を作ろう。世界一すばらしい気候と風景、食べ物を与え、そこに世界一勤勉で礼儀正しい人々を住まわせよう」
側近「神様、それでは日本という国があまりに恵まれすぎています」
神「安心しろ。隣に韓国と中国という国を用意しておく」

素直に笑えますか?「(*^_^*)」と「(T_T)」、どちらでしょうか?

しかも、国連に、多大なる貢献しているにもかかわらず、その国連は、70年前の戦勝国とやらの「拒否権」とやらで、世界平和のためにまったく機能していないというか、人間で言えば、「多臓器不全」で死んだも同然だし。ついつい、日本の外交はどうなっているのだ、という疑問が湧いてくるのです。

それにしても、今回のご回答は、本当に勉強になりました。重ねてお礼申し上げます。せっかく、立派なご回答をいただいたのに、甲乙つけがたく、これではベストアンサーを選べません。<(_ _)>ベストアンサーを選ぶと、私自身の資質・能力を疑われそうで(*^_^*)
仕方ないので、ベストアンサーを選ばずに、締め切らせていただきます。又、私の質問を見かけたときには、これに懲りずご回答をお願いいたします。

補足日時:2014/03/18 14:27
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

「恋愛と戦争はなんでもありだ!」……おもしろいですね。恋愛に関する質問の回答に使えそうです。(*^_^*)
「米国からの要請もあって、「大人の対応」と見たほうがいい気がします。」……私もそう思っています。しかし、オバマ大統領の、「米国の国益と自分のプライド」しか考えない人に、言われたくないというか、「言われない」ような実力を日本も持たなければ、「日本の将来はない」と思っています。どのような実力をつけるかが問われているような気がするのです。中国と韓国が隣国であることは変えようがないのですから。

「菅官房長官の発言をみても、現時点では、そう言っていますけど、将来のことはわからないと思います。」……そう思いたいですね。しかし、河野談話から、もう20年ですよ。安倍内閣で、この状態です。「将来のことはわからない」というのは否定しませんが……。

「不可侵条約を結んでいても、相手国に一方的に破棄して攻め込むなんて話は、いくつもあるわけです。」……そのとおりです。日本も被害者であり、戦後70年になるのに、今もって、日本の大きな外交課題です。だから、質問のような内容になったのです。

「別に、安倍総理がそう言ったからといって、後で撤回しても問題ないことです。」……「恋愛と戦争はなんでもありだ!」ということですか?是非、実現して欲しいですね。しかし、これでは、韓国と同じレベルの国に落ち込んでしまいますよね。それとも、国にはレベルの問題は存在しないのでしょうか?

「指導者は、場合によっては、朝令暮改でないといけないこともあるでしょう。」……河野談話の問題で発揮して欲しいですね。

「外交を考える必要があまりなかったと思います。」というのは、核心を突いている名言だと思います。「田中さんみたいに、米国の怒りを買って、彼らの仕掛けたロッキード事件で追い落とされました」ということのないように、日本は、日本国民は、今、何をしなければならないのかが問われているような気がします。

「外交をするうえでの、最終手段である軍事力、あるいは交戦権が国に無いわけですので、相手国に脅されたらお終いです。なので、やる気が出ないと思います。」……これも核心を突いた名言だと思います。

『「日本国はこんな理想国家をめざします!」っていうビジョンが必要です。』……最も理想的な姿ですが、現実問題として、国際社会が認め、最も肝心な隣国が尊重するようなビジョンなんて、「夢のまた夢」ではないでしょうか?

お礼日時:2014/03/18 06:53

>先日の安倍総理の「河野談話の見直し考えていない」という発言などは、完全に外交における敗北だと考えています。

おそらく、これで、「河野談話」の見直しの道は永遠に閉ざされたと思っています
談話そのものは見直さないが、談話を出した経緯は調べ直すとしています。
何が問題かと言いますと、談話の内容ではなく、談話の発表にまで至る交渉過程で韓国側がいかなる発言をしていたのか、という点です。
外交交渉の過程を公表しないというのが、通例であり、外交上最低限は守らなくてはならないのが国際間のルールです。
これに則って今まで経緯は発表されてきていませんでした。
おそらく、韓国にとっては非常にまずい内容なのではないのでしょうか。
韓国の現大統領が内政の失敗による失脚回避のために反日キャンペーンを続けていますいが、米国からマッタが掛かっています。
米国を選ぶのか中国を選ぶのかの選択を迫られているようです。
日本としても、中国と外交交渉を進めるのに当たって、日米韓の協力は不可欠です。
以上の状況を考えれば、現大統領の面子を潰さずに、日韓首脳会談のテーブルに着かせる手段として「河野談話はみなおさない」と言っただけではないのでしょうか。
横田さんご夫婦もお孫さんとの面会を済ませました。誰がどのような交渉をしたのでしょうかね~
北朝鮮の動向は韓国にとっては死活問題です。
案の定、韓国大統領の発言は軟化しました。

朝鮮戦争というのは未だに終わっていません。休戦しているだけです。
連合軍の総司令部は未だに日本国内に健在です。
米国軍人が勤務しています。
韓国軍の総司令官は米軍の司令官です。
司令権を返すといったら韓国は返さないでくれと懇願しました。
この米国が現大統領にマッタをかけたのだと御理解下さい。

以上の様に外交交渉というものは、一国だけの意志や都合で進められるものではありません。関係各国の思惑の中で進められます。
クリミヤ問題の取り扱いに中国は右往左往しています。これからどうなりますでしょうかね~

>戦後の日本の外交は、連戦連敗という印象を持っています。素人ですので、根拠はありません。何となく漠然に。
このような印象をお持ちになられるのは止むを得ません。

ただし、外交の成果というものをどの時点で評価するかで変わってくるという点に注意して下さい。
戦争というのは、あくまでも外交の一手段であって目的ではないということも御承知おき願います。
軍事力を背景にした恫喝外交の短期的な結果だけが外交の成果ではありません。
ジャーナリズムは黒白がハッキリする恫喝外交の短期的な成果だけを報道しますので注意して下さい。

>戦後の日本の歴史の中で、外交で勝利した事例というのはありますか?
長期的な視点からすれば山ほどあります。
なぜ日本は短期間に世界第二の経済大国になることが出来たとお考えになられますか。外交の面から考えて見て下さい。
なぜ、日本がG8に選ばれたとお考えでしょうか、外交の面からお考え下さい。
沖縄返還についてどのようにお考えになられますか。
他国が一度支配下に置いた領土を戦争なしに取り戻した例は他にありますでしょうか。
クリミヤ問題の現状と併せて考えてみて下さい。
日中国交正常化についてはどのようにお考えでしょうか。

ご参考までに下記サイトをご紹介します
第63代:第二次佐藤栄作内閣
www.geocities.jp/since7903/Syouwa-shinkenpou/63-satou-vol2.h...

沖縄の返還合意からいま何を学ぶか - 京都産業大学
ksurep.kyoto-su.ac.jp/dspace/bitstream/10965/869/1/SLR_46_4_...

若泉敬 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/若泉敬

西山事件 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/西山事件

日中国交正常化 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/日中国交正常化

決して外務省の肩を持つわけではありませんので誤解無きように願います。

この回答への補足

外交ですから、政治家として、国民に対して「言いたいことがあっても言えない」ということがあることは、私のような素人にも理解できます。しかし、「悔しい」ではないですか。

「ジョークで読む国際政治」という本に、こんな一節があるそうです。(私は、直接読んでいません。)

神「日本という国を作ろう。世界一すばらしい気候と風景、食べ物を与え、そこに世界一勤勉で礼儀正しい人々を住まわせよう」
側近「神様、それでは日本という国があまりに恵まれすぎています」
神「安心しろ。隣に韓国と中国という国を用意しておく」

素直に笑えますか?「(*^_^*)」と「(T_T)」、どちらでしょうか?

しかも、国連に、多大なる貢献しているにもかかわらず、その国連は、70年前の戦勝国とやらの「拒否権」とやらで、世界平和のためにまったく機能していないというか、人間で言えば、「多臓器不全」で死んだも同然だし。ついつい、日本の外交はどうなっているのだ、という疑問が湧いてくるのです。

それにしても、今回のご回答は、本当に勉強になりました。重ねてお礼申し上げます。せっかく、立派なご回答をいただいたのに、甲乙つけがたく、これではベストアンサーを選べません。<(_ _)>ベストアンサーを選ぶと、私自身の資質・能力を疑われそうで(*^_^*)
仕方ないので、ベストアンサーを選ばずに、締め切らせていただきます。又、私の質問を見かけたときには、これに懲りずご回答をお願いいたします。

補足日時:2014/03/18 14:28
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

私は、表面しか見ないものですから、「談話そのものは見直さないが、談話を出した経緯は調べ直すとしています。」ということは、知りませんでした。
しかし、「国際間のルール」に違反することを前提に「外交交渉の過程」をもちだすことが、韓国に通用しますか?むしろ「違反したこと」でまた叩かれると思いますけど。

「韓国にとっては非常にまずい内容」というのも、……是非知りたいですね、というよりも、ここに至って、知らされていない私たち国民は、一体何なのだろう。一般国民は知らなくて良いと、国は考えているのでしょうか?……韓国にとっては、別に痛くもかゆくもないのではないですか?そういう国、国民性のような気がするのです。

「米国を選ぶのか中国を選ぶのかの選択を迫られているようです。」……というのは、何となく、……すみません素人なものですから……分かりますが、だからといって、日韓関係の改善にはならないような気がするのです。歴史の浅く、メンツしか考えていない米国の大統領には理解できないのではないでしょうか?

「日本としても、中国と外交交渉を進めるのに当たって、日米韓の協力は不可欠です。」……そうですよね。しかし、韓国は???

「河野談話はみなおさない」と言っただけ……それが「外交」というものだ、というのであれば、私には一言も返す言葉がありません。

「横田さんご夫婦もお孫さんとの面会を……韓国大統領の発言は軟化しました。」、「クリミヤ問題の取り扱いに中国は右往左往しています。」……興味深いご回答ありがとうございました。「外交」って複雑ですね。

「朝鮮戦争というのは未だに終わっていません。……この米国が現大統領にマッタをかけたのだと御理解下さい。」……<(_ _)>現実を知らないので文章を理解できません。<(_ _)>

以上の様に外交交渉というものは、一国だけの意志や都合で進められるものではありません。関係各国の思惑の中で進められます。
クリミヤ問題の取り扱いに中国は右往左往しています。これからどうなりますでしょうかね~

「外交の成果というものをどの時点で評価するかで変わってくるという点に注意して下さい。」……外交や、歴史というのは、時点や見方によって変わってくることは理解できます。むしろ、それが問題の原点になっていますよね。

「戦争というのは、あくまでも外交の一手段であって目的ではない」……分かりますが、戦争のための戦争というのはありませんか?今の中国は、内政問題の破綻から、それを仕掛けているように感じるのですが。

「戦後の日本の歴史の中で、外交で勝利した事例というのはありますか?」……例を挙げていただきましてありがとうございました。外交を考える良い「道しるべ」が見いだせました。勉強してみます。

「決して外務省の肩を持つわけではありませんので誤解無きように願います。」……外務省の役人ではないのですか?残念。(*^_^*)事務次官とまでは言いませんが、挑発に乗って、せめて課長補佐クラスで、回答してくれる立派な武士はいないものかと期待しているのですが。もっとも、簡単に挑発に乗るようでは、外務省のお役人は勤まらないとは思いますが。(*^_^*)

お礼日時:2014/03/17 21:41

『慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話』


撤回したら日本は自己に都合の悪い談話は平気で撤回すると国際社会で評価され世界中から信用を無くす事になりますが、それがあなた的には勝利なのですか?
私はそう感じません。

河野談話は慰安婦関係調査結果に関しての談話ですので、調査結果を再検証してそれに伴う菅談話が発表する事で河野談話は価値が無くなります。

『慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話』に関して再検証を行った事に関する菅内閣官房長官談話

を出す事です。この談話で検証委員会で世界中から歴史学者その他を集めて検証を行ったと発表すれば良いのです。
日米中韓英仏独伊露から学者を集めて検証を行えばよいのです。

それはともかく
幕末以来外交で勝利を収めた事などほとんどないですけど…
あるとするならば沖縄・小笠原返還くらいです
最悪の敗北は国際連盟結成時ですね…あれで日本は完全敗北して孤立の道を歩む結果になりましたんで…

原因としては外交という物を理解していないからではないでしょうか
外交とは武器を用いない戦争である
無理難題をふっかけて、ふっかけあう中で妥協点を得る
これを理解しきれていないのだと思います
真面目に対応して全部に返答を用意してしまうから隙が出来るわけです

この回答への補足

外交ですから、政治家として、国民に対して「言いたいことがあっても言えない」ということがあることは、私のような素人にも理解できます。しかし、「悔しい」ではないですか。

「ジョークで読む国際政治」という本に、こんな一節があるそうです。(私は、直接読んでいません。)

神「日本という国を作ろう。世界一すばらしい気候と風景、食べ物を与え、そこに世界一勤勉で礼儀正しい人々を住まわせよう」
側近「神様、それでは日本という国があまりに恵まれすぎています」
神「安心しろ。隣に韓国と中国という国を用意しておく」

素直に笑えますか?「(*^_^*)」と「(T_T)」、どちらでしょうか?

しかも、国連に、多大なる貢献しているにもかかわらず、その国連は、70年前の戦勝国とやらの「拒否権」とやらで、世界平和のためにまったく機能していないというか、人間で言えば、「多臓器不全」で死んだも同然だし。ついつい、日本の外交はどうなっているのだ、という疑問が湧いてくるのです。

それにしても、今回のご回答は、本当に勉強になりました。重ねてお礼申し上げます。せっかく、立派なご回答をいただいたのに、甲乙つけがたく、これではベストアンサーを選べません。<(_ _)>ベストアンサーを選ぶと、私自身の資質・能力を疑われそうで(*^_^*)
仕方ないので、ベストアンサーを選ばずに、締め切らせていただきます。又、私の質問を見かけたときには、これに懲りずご回答をお願いいたします。

補足日時:2014/03/18 14:28
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

言葉尻を捉えて、云々するつもりはありません。ただ、これまで言われてきたのは「河野談話を見直す」ということではなかったのですか。私も「撤回」とは理解していません。

その「見直す」道さえも、閉ざされたのではないか?という疑問です。

「河野談話は慰安婦関係調査結果に関しての談話ですので、調査結果を再検証してそれに伴う菅談話が発表する事で河野談話は価値が無くなります。」……外交上のルールはそうだと思います。しかし、韓国はそんなことが通用する国なのでしょうか?通用する国であれば、そもそも、こんな問題は生じていないのではないですか?

「検証委員会で世界中から歴史学者その他を集めて検証を行ったと発表すれば良いのです。日米中韓英仏独伊露から学者を集めて検証を行えばよいのです。」……こんな事が、現実問題として可能だと思いますか?それならば、何故やらなかったのですか?そして、このことが実現できたとして、この問題が解決すると思っていますか?

この問題は、質問の主題ではありません。<(_ _)>(*^_^*)

「幕末以来外交で勝利を収めた事などほとんどないですけど…」……戦後ばかりでなく、幕末以来ですか。私も、昨年末から少し「歴史」に興味を持って、今、幕末・維新を勉強しているのですが、明治以降の外交は知りません。しかし、印象というか、先入観としては、「明治の人は、頑張ったよなぁ」という気持ちです。それで、ついつい、こんな質問になったのです。

「最悪の敗北は国際連盟結成時ですね…あれで日本は完全敗北して孤立の道を歩む結果になりましたんで…」……「脱退をした」のは、歴史の教科書で記憶にあります。確か、松岡なにがしというのが、堂々と……「結成」の経緯を知らないので、勉強してみます。

「原因としては外交という物を理解していない……真面目に対応して全部に返答を用意してしまうから隙が出来るわけです」……外務省の役人に聞かせてあげたいですね。

お礼日時:2014/03/17 20:45

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