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数年前から女子大生が卒業式や謝恩会に羽織袴を着ている姿を見ることがありますが、いつ頃からなのでしょうか?

このような、羽織袴は女子大生のみですか?

結婚式などは着物を着る女性を見ますが、羽織袴で結婚式の披露宴に行くのでしょうか?

つまりお聞きしたいのは、羽織袴はいつ頃から?羽織袴はどのような場面に着るのか?また、年齢は関係するのか?(着物との用途の違いなど)

今日、小学校の卒業式に行く機会があり、担任教師が羽織袴姿だったので疑問が出ました。
どうかよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

【つまりお聞きしたいのは、羽織袴はいつ頃から?羽織袴はどのような場面に着るのか?また、年齢は関係するのか?(着物との用途の違いなど)】



羽織はかまという組み合わせそのものは、江戸の武士からです。
そして、羽織は、裃のあの肩の張った、’上’の代用としての羽織です。
最後まで背中に紋を背負うのが原則、家を背負っているという気概・矜持です。
だから、’家’を背負わない、背負わせてもらえない女性には、紋付羽織はなし。

はかまは緋のはかまを紫式部の時代からですが、特定階級だけの話(これは、超ロングのズボンです)
一般庶民ももちろん、武家階級も女性はずっとなし。

明治時代に始めて女子師範学校(今の御茶ノ水女子大)が設立されて、
そこでの女教師と、学生が着用するので、はやった。
ちなみに色は海老茶です、そして、男性のはかまが’馬乗り’というズボン形式ですが、
女性のは’行灯・あんどん’いわば、ロングプリーツスカート形式で、形が違う。

非常にかっこよかったのです、誰もはかまなんかはいてないし、
看板背負って、身に着けて歩いているようなものだから、本人もその気概にあふれていたでしょうから。
ただ、これは一種の節約です。
下に着用する着物がぼろでも間に合ったから。
みじかくてもいいし、見えない部分に継ぎがあっても問題ないし、ちゃんとした帯も必要ないという、利便性です。

これを踏襲しての、今の女子学生のはかまの流行。
通学時に防寒目的で羽織は着用しましたが、これは、コート代わりのようなもので、
当時は寒いから、室内でも脱がない’コート’です。
発祥の意味合いからして、男性の裃の羽織とは違います。

ただ、これをまねて、明治のころに、松園の絵にあるような、黒の羽織(男性と同じ)を着用して、
普段着を格上げして外出することがokになった。
それまで女性が公式の場面に社会に出ることはほとんどなかったのが
明治になって、一夫一婦の公式参加のような西洋文明からの女性進出が機会を作ったのです。

なので、紋付羽織袴は男性の裃ですから、男性の公式。
女性の紋付羽織は、いわば、今なら、就活スーツ?のようなもの。
場面場面で女性は、紋付の着物・帯で喪服とか、留袖とかが公式的な正式。

あくまでも、学校行事に限っての、
女性のはかま(公式にというより、学校だから伝統としてのコスプレです、昔の制服代わり)です。
まだまだ、貧しかったころは、学生は、結婚式も、葬式も、全部を制服で参加しました。
昔の集合写真など、女性はセーラー服で、女性は学生服・ガクラン姿がほとんどでしょう?
それと同じ感覚ですが、今はファッション。
ただし、それも、女子師範に限っての話からですから、本当は、パクリ制服?とでも思ってください。

この場合にも女性は本来は羽織はなしですが、紋付ならokということでしょう。
紋がついてないと、NGなんですが、卒業式は体育館などで、天井も高く、寒いから。
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この回答へのお礼

学校に限っての袴姿なのですね。
コスプレとはナイスです。

袴姿はファッションなんですね。
女子大生はお決まりのように袴姿になっていますからね。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/19 19:55

 明治時代になり女性も学校に行くようになった時に動きやすいようにと考案されたのが男性の「馬乗り袴」を改良した現在の女性用の袴です。

脇線が上まで縫ってあります。剣道や弓道などの袴とも少し違います。
 この羽織には紋はいれません。付けても洒落紋くらいですね。

 これは普段着ですが、制服の延長という考えもあるので卒業式には袴を・・・という風習が残っているのです。
 宝塚歌劇団の卒業は全員黒の紋付に深い緑の袴ですね。
 
 一般的に「紋付袴・羽織」というのは男性の正装ですので、女性は「結婚式」に参列するのには向かない組み合わせになります。

 また、黒絵羽羽織についてですが、昭和の40年代に流行ったのは、戦後まもなく染料が足りないため白生地も白く織ることが出来ず、思い切って黒く染めたら以外に好評で、そのまま売りに出したら、手持ちの小紋と合わせたら格があがると呉服店が言いだし、流行したのです。最初に売りに出したのは新潟県の業者です。
 芸者が~というのは女性を雇うわけにはいかなかった時代に「~奴」と男性名を源氏名としてつけ、男性の着ていた羽織を着せて「男です!」と申告したまでのこと。格をあげるために絵羽黒羽織を着たわけじゃないんですよ。
 ちなみに絵羽というのは反物を一度羽織の形にして柄付けをしたもの。普通の反物をいきなり羽織にすることもごく普通のことですが、絵羽というのは訪問着などに見るようにちょっと手間もかかるし、柄付けも絵画のようになるので高いというだけです。黒の羽織の場合は紋を入れる方が多かったのですが、それも後世ではやっていません。
 

 かなり昔から女性の袴姿は在りましたという回答になりますし、明治時代に女学校の先生をやっていた曾祖母はいつもそのような格好でしたね。写真を見るとそうです。頭は玉ねぎみたいに大きく結っていました。年齢は関係ありません。ただ、先にも言ったように「フォーマル」ではないということです。女性の場合に限っては「動きやすさ重視」の物です。教師が袴を卒業式で着装するのは壇上に上がる際などに足元が見えないようにするためです。裾さばきが上手じゃないと動けませんからね。
 大抵の女性教諭は袴を着装しますね。私もそうでした。ちなみに成人式もそれで出ました。

 男性の紋付羽織・袴は和服における第一礼装です。これは女性の卒業式や教師の着装とは違うものです。

 混乱されないように・・・^^;
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この回答へのお礼

男性の羽織袴と女性の袴姿には、大きな意味の違いがあるということが分かりました。

明治時代からの服装が今なお、女子大生がこぞって、着るのか不思議だったのです。私が良く目にするのは、女性の袴姿だったので、何が火付け役となったのかと思ったりもしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/19 20:02

羽織袴は男性の正装です。


ただし昨今の成人式で見るような色物柄物ではなく黒紋付きの羽織と仙台平袴のこと。

女性の羽織は正装ではありません。
おっしゃってる女子大生のスタイルとうのは単なる袴姿なのでは?
羽織は着てないと思います。

女子学生や女教師の袴スタイルは明治時代からありました。
年齢も関係ありません。
学校へ行くスタイルですからその格好で結婚式等には行きません。
つまりフォーマルにあらずです。
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この回答へのお礼

言われるとおり羽織は着ていませんでした。
袴姿でした。
今回の卒業式では、1人だけ袴姿でした。他の女教師は黒のスーツでした。
ですので、目立っていたので印象に残りました。

テレビで謝恩会だと思いますが、女子大生がカラフルな袴姿で集っているのを観たのでブームになっているのかと思っていました。
フォーマルではないのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/19 19:51

地域柄もあるのかもしれませんが、私は女性の羽織袴姿は見たことがありません。


ちなみに、大阪です。

一般的に羽織袴といえば、男性のフォーマルからセミフォーマルの装いです。

女性の場合は、着物に袴だけを付けるのならば、先の回答者さまがお答のように明治時代からの女学生や女性教師のスタイルです。
これは、明治になって女学校ができ女性が活動しはじめたものの、そういった場にふさわしい他の立場の人と区別するための服装がなかったためです。
裾がはだけず動きやすい点もあったのでしょうね。
もともとの発端が女性教師と女学生ですから、女性の袴は基本的には教師と学生、しかも学校関係の行事がほとんどです。
他には、弓道などの武道の場くらいでしょう。
披露宴などの格式の高いフォーマルには使えません。


女性が着物に羽織だけを使うケースもあります。
こちらは現在ではフォーマルには使えないとする説が有力です。
男性の羽織はフォーマルには欠かせないものですが、女性はフォーマルには上を着ない帯付き姿が正装になります。もちろん移動中は道行などのコートを着ます。

女性の羽織は、江戸時代に深川の辰巳芸者が、芸は売っても身は売らない心意気を表すために使い始めたとする説が多いようです。

明治以降では一般庶民も紋付きを着るようになりましたが、紋付きの着物は逆に日常には使うことができません。そのため、羽織、特に黒の羽織に紋を入れ、それを羽織ることで正装に準じたとみなしましょう、というようになったようです。
昭和30、40年代には、黒絵羽織といって黒地に訪問着のように絵羽模様を入れたものが流行ったそうです。
こういった普段着を格上げするための羽織は、着物が日常のものでなくなるのにつれて廃れていったようです。

現在では女性の羽織は、絵羽紋様、無地、小紋などで着物の上に気軽な防寒着兼お洒落として使います。
道行などのコートと違い、屋内でも脱がなくても良いとされているため、気楽に使えます。
ただし先にも書きましたように、男性とは違いフォーマルには使えませんから、洋服でいえばカーディガンやジャケットのような感覚です。
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袴は、明治時代の女子学生のふだんぎでした。


卒業式に袴をはくのは、ですので、明治にはもうあった習慣です。
母が教員をしていましたが、卒業式は袴だったとききました。

正し、羽織はきないですね。羽織袴というのは熟語とおもっている
かもしれませんが、着物と袴のうめに羽織というそでのついた銅ま
でのながさの上着をきることをいいます。もちろんどんな上着でも
いいわけではなく、羽織という種類の上着をきるのです。正装にち
かい服装です。
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