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日本刀については素人ですが、両親が鹿児島の生まれということもあり薩摩の刀に興味があります。特に奧大和守平朝臣元平の豪壮な姿に魅力を感じています。
この刀匠は偽物を防止するためにナカゴの先のどこかに隠し鏨を入れてあり、この隠し鏨が無い刀は偽物と思っていいという業者もあります。
長年に渡り刀を製作して、はたして全ての刀に隠し鏨を入れたのだろうか、という疑問を抱いております。
この点についてご指導を宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

>長年に渡り刀を製作して、はたして全ての刀に隠し鏨を入れたのだろうか、という疑問を抱いております。



日本刀の偽造は大昔からあって、奈良時代の「大宝律令」で「刀工名と制作年月を必ず入れよ」との偽物防止の法令が出ています。

>長年に渡り刀を製作して、はたして全ての刀に隠し鏨を入れたのだろうか、という疑問を抱いております。

「真作だけど隠し鏨が入ってない」としたら「刀工自身が、隠し鏨を入れる価値も無い失敗作」と思っていた筈です。

失敗作ですから、それが世に出回る事は無かった筈で、刀工自身の手で処分された筈です。

それでも出回ったとしたら「偽物」か「失敗作」であり、どっちにしろ「真作としての価値は無い」です。

なので「隠し鏨が無くても本物かも知れない」と言う淡い期待は捨てましょう。

間違いなく贋作で、たとえ真作であったとしても価値はありません。
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この回答へのお礼

chie65535様 早速にご回答頂き有り難うございます。元平の刀に隠し鏨が必ず有ること、となりますと逆に姿形や銘がそっくりな偽物を作った場合、隠し鏨まで入れてありますと私のような素人は全く判断できませんね。必ず隠し鏨を入れてある、と判断された時点でそれは隠したことに成らない、という堂々巡りにおちいる訳ですから歴史が長いだけに日本刀の世界は難しいものですね。大変勉強になりました。有り難うございます。

お礼日時:2014/03/21 08:41

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