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先日、経済学部出身の友人に円安で日本経済は復活したなぁと言われました。
対する僕は、大学では目立つことのない理学部ですのでたいした知識もありませんが、およそ中学、高校の歴史、地理から見ていくと、
デフレ下の日本は、欧米諸国の圧力につぶされた結果、やむを得ず選んだ唯一の道のような気がします。
1,固定相場制が生んだアメリカの悲劇によるとばっちり→不景気突入しかも、デフレ。
しかも、円安に振ることはできず、国内産業脱出→アジアに拠点を移す。
アジアの国々の輸出産業が活発化

2,ほどなくして、アメリカは180度方向転換→ドル高政策で行くわ
これが所謂、日本に足かせをはめたチェンマイイニシアチブの元凶。
自国の産業のレベルをただドル安という為替操作のみで利益を得ていた国々が何の施策もせずに突き進んだが故に起きた通貨高。
当然、産業レベルの高い日本製品には刃向かえず、さらに円安の追い打ちによりアジア諸国終了。

確か、このときくらいにNIEsなんてことを教わったような気がします。

3,それからはというと、またアメリカが貿易赤字で頭を悩ませて、日本に愚痴り始め、愚痴だけではすまず、手まで出すようになり、
アメリカの圧力で政府から独立した日銀は金融政策を放棄し、デフレのまま日本を生かしてきた。

こんなイメージがあります。
ですので、安倍内閣による最大の攻撃は、アメリカ寄りの日銀と協力した金融緩和にあると思うのですがどうなんでしょうか?

確かに、金融緩和政策による円安ではありますが、言葉としての円安が日本経済復活の源となると、どうも日本の信用が失墜したような言い方なので僕は間違いだと思います。

A 回答 (2件)

残念ながら、円安での復活という感じはうけません。

すでに製造業が減少してしまっているんでしょう。

対抗するアジアが力がやはりついてきていて、中程度の製品は製造してしまうのが実際でしょう。

ただ今回の円安は逆に貿易黒字によるアメリカなど摩擦がないという意味で何か思い切ってできる環境であるというのは以前と違っている点だと思います。


今回円安になったのは心理的な循環も大きいと思います。ずっとドル安で来て、それが反転している傾向が続いているということかと思います。

所詮、先進国はすでに所得が高くなってしまっていて、やはり成長率は低くなりざるを得ず、それをうまくどうするのかだと思います。

最先端のアメリカほど日本はダイナミックな国ではないので、新産業に期待するというのもなかなか難しい面があると思います。

安倍首相の経済政策よりも最近は日本人の経済政策に対する理解、認識が落ちているように思えます。

投資だとより世界に向けて、良い成長機会のある国を探すなど(かつてのイギリスなどヨーロッパが世界に植民地を作って収益を上げた感覚を平和に焼き直した感じ?)成熟した国内ではなく、成長の余力がある海外に目をむけて、投資を実際することで経済に興味持ってほしいです。

日本でおこるのは成長率があがるのではなくて、何かの不安からによるインフレでのものの上昇くらいでしかないのだと思いますので。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/05 12:41

ええと、昔のことは知りませんけど、3番以降は旧日銀体制が原因だといわれています。



当時、FRB議長になる前の、バーナンキは2001年からの日本の金融緩和は不十分であり、もっと大規模な金融緩和をすべきだといっています。(たしかにインフレは0%くらいが続いた)むしろ、アメリカはよいアドバイスを日本に与えていたといえる。

また、黒田日銀総裁は15年にわたるデフレの責任は旧日銀の責任だと明言しています。

安倍さんはこの問題を知っていて、日銀そのものを改革したのであって、(白川はクビ、黒田を持ってきた)アメリカ寄りの日銀と協力したわけではないのです。

円安による、経済回復は間違いありません(すべてではないが)。ただし、国際的な慣習として、量的金融緩和による自国通貨安は、オーケーということになっています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/05 12:41

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