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明治丸は灯台へ石炭を送る目的にも使われたそうですが
そうだとしたら貨物積載量はどのぐらいあったのでしょうか?ネットでは解りませんでした
解る人がおられましたら回答願います

A 回答 (1件)

先ず、登簿屯数(※=純屯数…船舶の総屯数から機関室・船員室など


積載貨物・船客に関係のない容積を差し引いたもので、
貨客の搭載に利用できる容積を屯単位で表すもの。)に関しましては、
下記「明治丸要目考/庄司和民」によれば、

・ロイド証書<明治7年(1874)>/<登簿屯数>463.24トン
・燈台部記録<明治34(※原本8年誤記?)年(1901)/<登簿屯数>448.41トン
・学校記録<明治35年(1902)/<登簿屯数>457.46トン

と測定方法によるものか、それぞれの記録で差異が見られます。

※燈台部記録=航路標識管理所第一年報(明治38年8月発行)
※学校記録=商船学校校友会雑誌(第54号:明治35年6月)附録学校一覧

・『東京海洋大学研究報告 第3号/2007.3』
「明治丸要目考/庄司和民」
http://oacis.lib.kaiyodai.ac.jp/dspace/handle/12 …

http://oacis.lib.kaiyodai.ac.jp/dspace/bitstream …

続いて、石炭庫に関しましては、
GoogleBooksの断片情報に過ぎないため文字化け等の可能性も含みますが、
GoogleBooksキーワード「明治丸 石炭庫」検索(約842件ヒット中トップ)の場合、

『明治丸史/東京商船大学/1982』(181頁)には、
「…ただ石炭庫の容量が二百四十八トンであり、実馬力から計算される航海一日当たり
石炭消費量を約二十九トンとみると、約八日半で使い尽くすことになり、
一般には予備燃料を考えないで航海する無暴はしない。
従ってせいぜい一週間位が連続航海の限度と…」の記述があるようです。

以上 少しでも疑問解消の糸口に繋がれば幸いです^^
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この回答へのお礼

凄い参考になりました本当にありがとうございます

お礼日時:2014/04/21 05:05

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