AppleがPCをリカバリしてほしくないのはなぜ

Question

最近知ったんですがMac OSXのPCの再セットアップってなんかとてもややこしいんですね。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8540187.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8502214.html
なんで一般的なWindowsPCのように、オフラインで、ボタンを一回押すだけで簡単にリカバリーできるような仕組みになってないのでしょうか。
なんか、アップルはPCをリカバリをしてほしくない、ややこしい手順にしてリカバリをあきらめさせようとしてるように見えます。
ですがその目的や意味が分かりません。
なんでたかがリカバリにIDが必須なのか。ネット環境が必要なのか。
そういう風にすることによって何かメリットは考えられますか？
考えられる動機をおしえてください。

coco005 · Accepted Answer

掲載されている質問に回答したものです。
最初に購入した人のMacであればリカバリ
（Macではリストアといいます。）
するのは簡単ですよ。

私のような者でも過去にOSX10.3から
10.9まで機種は違えど、OSを変えてきましたが
アップグレードや再インストールに苦労などした覚えは
ありませんので。

10.7からはネット経由でのアップグレードになりましたが、
基本、内容を引き継いでのアップグレードですので、
終わればすぐに前の環境で使用できます。
（アプリによってはアップグレードしたOSに
対応しないものもありますが、その際はゴミ箱に入れて
削除すれば済みます。）

最新版10.9Maverickはアップグレード代金も
無料ですので、最近10.6.8のOSの
Macminiを10.9にアップグレードしたところです。
AppleIDと紐付けされていますので、
そのAppleIDの所有者のMacでしたら何台にも
インストールできます。
元に私は仕事用、自宅用と4台の同じAppleIDで紐付けされている
Macを所持していますが、全てのMacの
OSのアップグレードは無料です。
（10.8以前の有料のOSでも1度購入すれば
どのMacにもインストールできます。）

Adobe製品などもソフトのシリアルナンバーは
AdobeIDと紐付けになっていて、管理されています。

AppleIDと紐付けになっている訳は正確には
わかりませんけれど、逆に上記のように
アップグレードが簡単にできるようにするためだと思います。

また、ディスクを紛失したり、光学ディスクドライブが
付属しない機種も多いからだと思います。
ほとんどのパソコンを使う人がネット環境は
あることが前提で将来的にはなっていくからだと思います。

Windows機でも光学ディスクドライブが無い機種もありますよね。
HDDやSSDにOSのリカバリ領域があると思いますが、
HDDやSSDが壊れた時にOSディスクを制作しておかなかった場合、
OSのインストールが困難な場合もあるでしょう。
Macの場合は下記のようにインターネットベースステーションからOSを
インストールできるようです。
やったことはありあせんが。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
OS X Lion の一般公開後に発売された Mac モデルには、
インターネットベースバージョンの OS X 復元システムから
直接起動できる機能が備えられています。
ハードディスク上の復元システムが利用できない場合 
(ハードディスクに問題があった場合や
ハードディスクが交換または消去された場合など)、
OS X では、自動的にこの機能が使われます。
OS X のインターネット復元では、
Mac を Apple のサーバから直接起動できます。
このシステムから起動すると、
メモリとハードドライブの簡易テストが実行され、
ハードウェアに問題がないか確認されます。
http://support.apple.com/kb/ht4718?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP

このような場合のために、AppleIDが管理されていると
思います。

正確な回答ではないかと思いますが、
OSのディスクがある便利さと、
ディスクを紛失した場合や光学ディスクドライブ、
HDDが故障した場合などは逆に便利な機能だと思います。

中古などでMacを購入した場合、AppleIDとの紐付けを
面倒くさくはありますが解除することもできるので、
方法がないわけではありません。
ですが、私は今後は中古品は購入したくは
ないと思っていますが。

hisakx · Answer

Apple IDの入力を求められるのは、正規ユーザーであることを確認する為です。
Windowsは正規ユーザーの確認をハードウェアアクチベーションでおこなっています。
1ライセンスのWindowsでインストールできるのは1台だけです。
むしろ複数台に無料でインストールできるAppleのMac OS Xのライセンス規約の方が寛容だと思います。

もう一つの質問のOSのリカバリにネット環境が必要というのは、Mac OS XはネットからOSをダウンロードしてインストールする仕組みだからです。
Windowsのように別パーティションから起動してインストールする仕組みだと、ディスクそのものが壊れたときは、手も足も出なくなってしまいますよね。Mac OS X 10.7以降のネットからダウンロードしてインストールする仕組みなら、まっさらの新しいディスクに交換した場合でも、インストール用のDVDなどがなくてもインストールできます。

おそらく、MicrosoftもAppleのようにネットからOSをダウンロードしてインストールする仕組みに遠からず改めると思いますよ。
なぜなら、コンピュータは、PCよりスマートフォンやタブレットが中心になり、ネットに常時接続しているのが当たり前になっているからです。

「リカバリして欲しくない」というのは誤解です。
むしろ、常時接続時代にOSを簡単にリカバリできる仕組みだと思います。

vaidurya · Answer

オンラインであるほうが、より消費者をコントロールしやすいのは事実です。

たとえば、WindowsXP抱き合わせのパソコンは
PCとリカバリーシステムが健在であれば、10年後でも100年後でも
購入時の状態にリカバリーして使うことができます。

現在でも、重いからとSP3にせず、SP2で使っている人もいるくらいです。

ですが、オンラインで管理できれば
メンテナンスされていない古いバージョンを再導入できないようにできます。

実際、シンクライアント構成のコンピューターなんかは
OSがサーバーから配布される形で
常に同じ最新環境としてメンテナンスできるようになっています。

また、Macの場合は、たとえば特定バージョンのMacOSXの再導入を停止することで
古いMacの継続利用を禁じることもできます。

現在では、Core Duo搭載の初代IntelMacが最新OS非対応で
最終対応のOSが再販されるという状態にあります。
ですが、IntelMacになる前のPowerPC搭載のPowerMacなどは
すでにメンテナンスが継続されているMacOSXは導入できません。

もし、この世代からオンラインで管理されていれば
すでにPowerPC世代のMacはMacOSXの再導入不能として
切り捨てられ、買い替えを余儀なくされていたかもしれません。

まぁ、それはそれで、PowerPC用のLinux系OSもあるので
MacOSXがダメでも、なんらかの使い道はあるかもしれませんが…
あきらめが付くくらいの古さだといえばそうです。
(初代IntelMacから8年ほどです)

ただ、実際にそういう切り捨てを行なうのかどうかは知りません。

Lchan0211b · Answer

> 考えられる動機をおしえてください。

リカバリ媒体と光学ドライブを省略してコストダウンを図っているからです。
光学ドライブの省略は、おそらく筐体デザインをすっきりさせる狙いもあると
思います。
媒体省略は、媒体の不正流通防止の狙いもあるのかも。

まぁリカバリ媒体が必要ならいつでも書きだせるし、
Windows系PCによくあるリカバリ領域も、HDD故障で交換したら
結局意味ないので、あらかじめ自分でリカバリディスクを作成する
ことが推奨されているし、あらかじめそんな面倒なことしなくても
いざという時にネットでリカバリできたらそれでいいんじゃ?
と考える人も多いと思います。

要するに、Appleは「俺の設計・デザインが好きならついてこい」ですよ。

AppleがPCをリカバリしてほしくないのはなぜ

掲載されている質問に回答したものです。

Apple IDの入力を求められるのは、正規ユーザーであることを確認する為です。

オンラインであるほうが、より消費者をコントロールしやすいのは事実です。

> 考えられる動機をおしえてください。

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