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東京湾のスズキにも驚きましたがノルウェー産トラウトサーモンの
ダイオキシン濃度が特に高い主な理由は何だと思われますか?
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1252.html

A 回答 (2件)

 このブログはなんだって10年も前の報告をひっぱりだしてきたんでしょうね。


 確かにこのころは環境ホルモン問題が花盛りの頃で、日本中が大騒ぎをしていたのは事実ですけれど、その後の研究調査の結果「いわゆる環境ホルモン問題は存在しない(特に害なんかないじゃん)」ってことで落ち着いたと思ったんだけれども。

 さて回答ですが、この報告の原文では「ノルウェー産サーモンのダイオキシンは主に餌、しかも工業用PDB由来」と判断しているようですね。PCBを使った製品の違法廃棄は旧共産主義国で横行していたみたいなので、それが海域(バレンツ海とか)に流れ込み、餌の原料であるイワシ類を汚染したというようなのが一因なんじゃないでしょうか。

 ちなみに日本でのダイオキシンの主な発生源は昭和30年代に製造された農薬であることは横浜国大他の研究で明らかになっており、農薬製造会社も認めています。該当農薬の製造はもうやっていないので、東京湾でも年々検出量は減っているみたいですね。

 なお、この報告の中でも「仮に最大値のサーモンを体重50kgのヒトが40g食べると一日許容摂取量を超えるが、これはそもそも一生涯継続して摂取することを前提にしているのでまず実害はない」としています。毎日こればっか一生涯喰い続けなきゃさして問題ではない、ということです。
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この回答へのお礼

>>PCBを使った製品の違法廃棄は旧共産主義国で横行していたみたいなので、それが海域(バレンツ海とか)に流れ込み、餌の原料であるイワシ類を汚染

原文に即したかなり詳しい見解、参考になりました。
サーモンに限らず、商業ベースで魚介・農畜産物の養殖や
栽培は、遺伝子組換えなども含め、消費者が正しい知識を
持ち、取捨選択すべきですね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/09 16:21

たぶん、製鉄などの産業による物。



しかし、ダイオキシン類の毒性とは十数年ぶりに耳にしました。糖に解決済みかと思ってた。
ダイオキシン類は、生物種によって毒性は大きく異なり、
 『モルモット(雄)の半数致死量は600ng/kgであるのに対してハムスター(雄)では5,000,000ng/kgである。すなわちモルモットとハムスターとでは半数致死量は8000倍も異なっている。( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4% … )』がよく知られています。

 人にはほとんど毒性が現れず、ウクライナのヴィクトル・ユシチェンコ大統領が大量のダイオキシンを盛られた話は有名です。
 ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3% … )

 ですので、人体に対する毒性ははっきりわからない程度の毒性しかない。

 よって、いずれにしても気にする値ではない。

★ただし、魚介類やダイオキシンに極めて敏感な生物も存在するので、その意味では環境への排出は極力避けなければなりません。
 
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この回答へのお礼

モルモットとハムスター、素人が見たら区別がつかない
小動物でも半数致死量は8000倍も異なっているのは
興味深く読ませていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/09 16:15

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