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川上清文、高井清子、川上文人 著の「ひとはなぜほほえむのか 進化と発達にさぐる微笑の起源」を読んでいて、疑問に思ったことがあります。

<人に世話されているチンパンジーの赤ちゃんの方が、生後30日目(チンパンジーの寿命は40から50年)で、人の赤ちゃんより微笑が多かったのです。母親に世話されているチンパンジーの赤ちゃんでは微笑がほとんど出ませんでした。>P41

なぜ、チンパンジーの赤ちゃんは、母親に世話されるより,人間に世話されると、微笑が多いのですか? チンパンジーの赤ちゃんにとって、同族の母親の庇護のもとにいるのが、一番幸福だ、と思いますが?

A 回答 (1件)

>チンパンジーの赤ちゃんにとって、同族の母親の庇護のもとにいるのが、一番幸福だ、と思いますが?



表情として微笑の回数が増えることと、幸福度は別のことではないでしょうか?

その本を読んでいないので著者が言わんとしていることの全体像が分かりませんが(その本には理由が書かれていないのでしょうか?)、「子が親の表情や行動を真似する」という意味ではないのでしょうか・・・・・

一般的なチンパンジーはあまり微笑という表情を使わないが、人間は微笑をする。
だから、そういう人間に世話をされたチンパンジーの赤ちゃんは、人間の表情の影響を受ける、という意味ではないのでしょうか。

もしそういう「表情の真似」「目にするものの影響」の話であれば、チンパンジーの赤ちゃんは実の親といる時よりも人間といるときのほうが幸福を感じるがゆえに微笑みが増える、ということではないと思いますが・・・。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
貴重な2つの示唆を頂きました。
1.<微笑の回数が増えることと、幸福度は別のこと>
人間の新生児で、(香福とはっきりとは断定できない)機械的な微笑がありますね。
2.ひとの<表情の真似>をする。
人間の新生児は、人の顔の表情を真似することができますね。
指摘して頂いた事項をベースに、再度読み直してみたい、と思います。

 なお書名を間違えましたので、訂正します。
  誤 ひとはなぜほほえむのか
  正 ヒトはなぜほほえむのか

お礼日時:2014/04/09 16:34

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