プロが教えるわが家の防犯対策術!

タイトル通り、昭和・大正の学生についての描写がある作品を探しています。
一応hontoというネット書店でいろいろ検索を掛けたのですが私の力では上手く見つけれられませんでしたので、その傍らこちらでご質問させていただきました。読書家の皆さんのお力をどうかお貸しして頂きたいです。簡潔に箇条書きで失礼します。

・小説でも専門書でも何でも可(SFチックなものや、あまりに超越的な展開の作品はやめて頂きたいです。もしあれば)
・昭和の学生が本望ですが、昭和の民衆史でも可
・学生運動にも興味があるので、それらでも可
・昭和でもなるべく1950年以前が良い

短くまとめると以上のような感じです。当時の学生がどんな学生生活をしていたか、学生同士の繋がりや社会はどのような風潮だったのか分かる作品を探しております。有名なもので言いますと、ALWAYS三丁目の夕日や夏目漱石の三四郎の雰囲気が好きなので、どうかよろしくお願いします。

A 回答 (8件)

山田風太郎著『戦中派不戦日記』。


原口統三著『二十歳のエチュード』。
高野悦子著『二十歳の原点』。
幸田文作『おとうと』。
鈴木隆作『けんかえれじい』。
高木彬光作『わが一高時代の犯罪』『白昼の死角』。
伊藤整作『若き詩人の肖像』。
川端康成作『伊豆の踊り子』『十六歳の春』。
梶井基次郎作『檸檬』。
田中英光作『オリンポスの果実』。
阿佐田哲也作『麻雀放浪記』。
井上ひさし作『青葉繁れる』。
北杜夫作『楡家の人びと』。
西部邁著『六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー』。唐牛健太郎、樺美智子など。
大江健三郎作『われらの時代』『遅れてきた青年』『性的人間』。
石原慎太郎作『太陽の季節』。
三浦哲郎作『忍ぶ川』。
氷室冴子作『クララ白書』。
宮崎学著『突破者』。
佐野洋著『ミステリーとの半世紀』。
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この回答へのお礼

迅速な回答ありがとうございます。何よりも沢山挙げて頂き、読書をしてきたんだなぁと感心しました。私はまだまだ読書量が足りないと実感していますので、尊敬します。挙げて頂いた作品を丁寧に一つずつネットで拝見していきました。どれもレビューで好評価で内容も沿っているものが多く大変嬉しかったです。ありがとうございました。また何かあればよろしくお願いします。

お礼日時:2014/04/11 00:19

もう一つ挙げさせてください。



尾崎士郎「人生劇場」

作者の自伝的小説です
大正期に早稲田大学で学生運動に励んでいました

何度も映画になった作品です
~編、と数冊にわたる長編です
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学生ということですが、大学生ではないけど旧制中学~高校でもいいでしょうか。



井上靖さんの「夏草冬涛」と「北の海」 ちなみの小学生時代は「しろばんば」ですが。

大正~昭和初期における旧制中学時代から、高校受験の浪人中の話です。

「夏草~」 
文学に親しみ、街を闊歩し、のびのびとした中学生たちの物語です。
時に貧富の差を感じたり、街ですれ違う女学生を意識したり
和風から洋風へ、という時代の雰囲気もいいです。
小倉の学生服やハカマが混在していたり
洋食に触れて戸惑うさまなど…。

「北の海」
旧制高校の浪人中に、高校の柔道部の合宿に参加します
勉学は脇に置いて部活にのめり込む学生たちの青春が描かれます
帰郷して久々に会った友人が左傾していたり、時代を感じさせます。
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この回答へのお礼

ご丁寧にあらすじをありがとうございます。お二つともチェックさせていただきました。文学に親しみ、街を闊歩するとはいかにも学生らしい感じがして好感触です。是非読ませていただきます。追記で御回答してくださりとても嬉しいです。ご協力ありがとうございました。もしまたの機会がありましたら再度よろしくお願いします。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/20 21:36

柴田翔 「されど我らが日々」がぴったりかと思います。

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この回答へのお礼

先の回答者さんもお挙げになっておりますので、評価が高いのでしょう。読んでみたいと思います。ご協力ありがとうございました。またの機会がありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2014/04/20 21:30

昭和の学生でまず初めに思い浮かんだのが



庄司薫さんの赤頭巾ちゃん気をつけて』 
学生運動が背景なのでまさに昭和という感じだと思います。

次はどうしたって『二十歳の原点』でしょう。(高野悦子さん)

『青春の蹉跌』(石川達三)
など続々出てきます。


横光利一『旅愁』(1937 - 1946年)は学生生活を描いたものとはちょっと違いますが50年以前というところで。

安岡章太郎 「悪い仲間」「陰気な愉しみ」

ちょっと毛色が変わった曽野 綾子 さんの「太朗物語」など。

いろいろ挙げてみました。
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この回答へのお礼

「赤頭巾ちゃん気を付けて」と「青春の原点」は頻繁に見かけますので、挙げていますように、それほど良書という事なのでしょう。全てチェックさせていただきました。ご協力ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/20 21:27

syousetu5さん、こんにちは。



 昭和の学生ものといえばコレ。

『学生時代』 久米正雄
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E7%94%9F% …
 短編集で中でも「競漕」「受験生の手記」「母」は傑作です。

『けんかえれじい』 鈴木 隆
 下の方が挙げらていて、懐かしく思い出しました。

『ダウンタウン・ヒーローズ』 早坂 暁
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6% …
 これは映画にもなっていまして、作者が脚本を書いています。「昭和の学生」の参考になるかもです。
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この回答へのお礼

こんにちは。初めまして。久米正雄の学生時代が一番面白そうだなと感じたのですが、既に絶版となっているのでしょうかね?中古など探してみたいと思います。わざわざリンクまで貼って頂き、ご親切にありがとうございました。すべてチェックさせていただきました。またの機会があれば再度お願いしたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/20 21:22

吉屋信子「花物語」大正時代の女学校の学生達が主人公


http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309409603/
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この回答へのお礼

迅速な回答ありがとうございます。学生という要望を出しましたが、男子学生を前提に考えてしまっていましたので女学生とは意外でした。諸レビューには少女小説の名作と記されていますね。意外でしたがチェックしておきます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/10 20:38

「どくとるマンボウ青春記」


http://www.amazon.co.jp/dp/410113152X/

飄々とした作風が特徴の北杜夫さんの、学生時代の自叙伝です。
当時の雰囲気がよくわかると思いますよ。
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この回答へのお礼

迅速な回答ありがとうございます。hontoで検索を掛けさせていただきました。まだ読んではいませんが、面白そうです。正に求めていたものと一致していましたので、チェックさせていただきました。いずれ読む予定です。またよろしくお願いします。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/10 19:39

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