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こんにちは。いつもお世話になってます。

現在、住宅を新築し、屋根に太陽光発電を載せようと考えています。
買い取り価格も税込みで42円(5%)→37.8円(5%)→34.56円(8%)とどんどん下がり、発電を始めるなら早いほうがいいのだろうな、と思っています。

そこで、9.9kWか、10.1kWにするか悩んでいます。当然10kW以上だと買い取り期間が20年となり、初期費用の回収には有利だと思います。が、20年後はどうなるのでしょうか。

1.20年後、新規の電力会社等が24円/kWhくらいで買ってくれる可能性はどれくらいあるでしょうか。
最悪1円/kWhでしか買ってくれない会社ばかりになる可能性もゼロではないですか。

2.10kW以上搭載すると全量買い取りとなり、全量売電することになりますが、1円/kWhで全量売電し、24円/kWhで自宅使用分を電力会社から買うことになるのでしょうか。

3.10kW未満の余剰電力売電用のパワコンに交換すれば、発電分を1円で売らず、自宅で消費できるようになりますか。この場合、仮に20kW搭載した平屋に住んでいる人は約10kW分のパネルが働かないことになります。
そもそも、10kW未満と以上でパワコンに構造上やソフトウェア上の差があるのでしょうか。

4.20年後は家庭用蓄電池の価格は現在よりも大幅に下がっていると思っていいですか。
ちなみに、中古車サイトを見ると、24kWhを搭載するリーフが200万を切る値段で手に入るようです。

5.現在のパネルの形や重量、発電効率などは、20年後、肩から背負っていた携帯電話のように、若者に笑われるものになりますか。(20年経ったら、発電はやめて自宅からは撤去するのが正解でしょうか。)

以上、悩んでおります。同じような疑問を感じた方いらっしゃいませんでしょうか。

A 回答 (4件)

私の推測が入りますが、わかる範囲で回答します。



1.20年後、新規の電力会社等が24円/kWhくらいで買ってくれる可能性はどれくらいあるでしょうか。
最悪1円/kWhでしか買ってくれない会社ばかりになる可能性もゼロではないですか。
→24円で買ってくれる可能性は、0です。電気代の単価ってそれぐらいですよね。同じ価格で買っていたら電力会社は儲けが出ません。
参考情報ですが、東京都は自前で水力発電所を持っています。東電に9円で買ってもらっています。ただしPPSから14円で買う話が来ており、乗り換えるかもです。
また、発電コストは、原子力にしろ火力にしろ、10円前後から15円くらいの間です。
そういことから、20年後の買い取り価格は、10~15円程度と思われます(物価が今と同程度の場合)。

2.10kW以上搭載すると全量買い取りとなり、全量売電することになりますが、1円/kWhで全量売電し、24円/kWhで自宅使用分を電力会社から買うことになるのでしょうか。
→20年経ったら、売るほうはあなたの自由にすることができます(余剰でも全量でもお好きなように)。

3.10kW未満の余剰電力売電用のパワコンに交換すれば、発電分を1円で売らず、自宅で消費できるようになりますか。この場合、仮に20kW搭載した平屋に住んでいる人は約10kW分のパネルが働かないことになります。
そもそも、10kW未満と以上でパワコンに構造上やソフトウェア上の差があるのでしょうか。
→10kW未満と以上でパワコンやソフトに違いはありません。
 余剰と全量のちがは、回路の組み方(系統の接続の仕方)に違いがあるだけです。
 余剰ならパワコンから自家消費と電力系統の2系統になりますが、全量なら自家消費の系統がなく全量買い取りの系統を新設することになります。その場合、自己消費はそのまま今ある系統を使うだけです。

4.20年後は家庭用蓄電池の価格は現在よりも大幅に下がっていると思っていいですか。
ちなみに、中古車サイトを見ると、24kWhを搭載するリーフが200万を切る値段で手に入るようです。
→どの程度下がっているかはわかりませんが、下がっているでしょうね。リーフは5年前400万円でしたが、今は300万円です。主にリチウム電池の価格低下が要因です。
ちなみに太陽光発電も10年前の半額くらいになってますよね。

5.現在のパネルの形や重量、発電効率などは、20年後、肩から背負っていた携帯電話のように、若者に笑われるものになりますか。(20年経ったら、発電はやめて自宅からは撤去するのが正解でしょうか。)
→誰も答えられないと思います。そのときになってから考えればいいことを、今ウジウジ考えてどういう意味があるのでしょうか?

コスト回収を考えるなら、10kW以上の全量買い取り一択しかありません。20年後、太陽光システムがまだ元気に稼働しているなら、PPS等含めた電力会社に相対契約で引き続き売ればよいと思います。ただし、そのときの電気料金が高騰しているなら、相対契約する際に回路を全量から余剰買い取りに変更すればよいと思います(どっちみち電力メータ等取り換えが発生するのでついでにやってしまうのが効率的です。もちろん工事代はかかりますが。)

この回答への補足

自治体が売電していたのは知りませんでした。よくよく考えたら、全国にあるゴミの焼却処分場でも売電をしているはずで、いろいろ調べてみようと思います。
やはり売電価格は期待してはいけませんね。自己消費分を発電できる量を搭載するのがいいと考えられますね。
加えて電力の自由化で電気代の低下にも期待したいと思います。

補足日時:2014/04/20 22:34
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。疑問が晴れるとともに、今後の見通しについてとても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/20 22:33

1.20年後、新規の電力会社等が24円/kWhくらいで買ってくれる可能性はどれくらいあるでしょうか。


最悪1円/kWhでしか買ってくれない会社ばかりになる可能性もゼロではないですか。

→たぶん12円/kWh になると思います。

2.10kW以上搭載すると全量買い取りとなり、全量売電することになりますが、1円/kWhで全量売電し、24円/kWhで自宅使用分を電力会社から買うことになるのでしょうか。

→10kW以上搭載した場合、全量買い取りと余剰買い取りの両方が選べます。

3.10kW未満の余剰電力売電用のパワコンに交換すれば、発電分を1円で売らず、自宅で消費できるようになりますか。この場合、仮に20kW搭載した平屋に住んでいる人は約10kW分のパネルが働かないことになります。
そもそも、10kW未満と以上でパワコンに構造上やソフトウェア上の差があるのでしょうか。

→余剰買い取り専用のパワコンなんてありません。そんなのがあったら、コストダウンができなくなります。

4.20年後は家庭用蓄電池の価格は現在よりも大幅に下がっていると思っていいですか。
ちなみに、中古車サイトを見ると、24kWhを搭載するリーフが200万を切る値段で手に入るようです。

→下がるとは思います。

5.現在のパネルの形や重量、発電効率などは、20年後、肩から背負っていた携帯電話のように、若者に笑われるものになりますか。(20年経ったら、発電はやめて自宅からは撤去するのが正解でしょうか。)

→太陽光発電は住宅設備機器です。ガス給湯器を例に見てください。20年前と比べると今はエコジョーズになり性能は良くなりましたが、笑われるようなものにはなっていません。20年前でもまだ稼働してるものはあります。

この回答への補足

今後、リチウムイオン電池や太陽光発電パネルが「急速」に性能を上げていくわけではないのですね。ある程度完成されつつあっても今後の発展に期待したいです。

補足日時:2014/04/20 22:45
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。疑問が晴れるとともに、今後の見通しについてとても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/20 22:44

>10kW以上搭載すると全量買い取りとなり、全量売電することになりますが、



現状では 10kW未満は余剰買取
10kw以上は「全量買取」「余剰買取」どちらでも契約できます

http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/kaitori/faq. …
資源エネルギー庁の Q12-2
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。10kW以上搭載しても余剰を選ぶこともできるのですね。
基本点な知識がありませんでした。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/20 22:20

>1.20年後、新規の電力会社等が24円/kWhくらいで買ってくれる可能性はどれくらいあるでしょうか。


最悪1円/kWhでしか買ってくれない会社ばかりになる可能性もゼロではないですか。

政府主導の余剰電力固定買取制度が始まってまだ数年です。
当時は買取価格が48円/KWでした。
当時から固定期間が終了する10年後には売るのも買うのも同じ金額になるだろうと言われていました。
実際には固定買取制度が始まる前から太陽光発電装置を設置して余剰電力を電力会社に売電している家庭もあり、その場合はその契約時の相場で買取価格が決まっていた事が多く、ほとんどの場合は売電価格は購入価格の1.1~1.2倍程度だったようです。
つまり固定買取制度が始まるより以前から、買うより売る方が高い電気料金の相場でした。
今やここまで買取価格が下がってから今更太陽光発電に手を出す人のほとんどは、自家発電した電力を自己消費して購入電力量を下げたいとの事が多く、売電料金で設備ローンの支払いの足しとか設備投資の元を取るとか言うのは間抜けだと思います。
そもそも電気事業法があり購入者が電力会社である以上、数年後以降には売電と買電の料金差がなくなるであろうというのが大方の見方であり、それ以上下がることなどありえないというのが常識です。

>2.10kW以上搭載すると全量買い取りとなり、全量売電することになりますが、1円/kWhで全量売電し、24円/kWhで自宅使用分を電力会社から買うことになるのでしょうか。

設置容量10KW以上の太陽光発電を設置して全量売電をするなら、電力会社との契約は買うのと売るので別契約になります。
売電料金が変動して損をしたくなければ自己消費できる余剰電力売電契約である10KW以下にすればいいだけです。

>3.10kW未満の余剰電力売電用のパワコンに交換すれば、発電分を1円で売らず、自宅で消費できるようになりますか。この場合、仮に20kW搭載した平屋に住んでいる人は約10kW分のパネルが働かないことになります。
そもそも、10kW未満と以上でパワコンに構造上やソフトウェア上の差があるのでしょうか。

設置容量10KW未満の場合だけ余剰電力売電になります。
10KWを超えれば必然的に全量売電になります。
10KW以上の設備を設置しておきながらパワコンで10KW以下にするなど設備にかけた金の無駄だし意味もなく愚か者です。

>4.20年後は家庭用蓄電池の価格は現在よりも大幅に下がっていると思っていいですか。
ちなみに、中古車サイトを見ると、24kWhを搭載するリーフが200万を切る値段で手に入るようです。

おそらくほとんど下がらないでしょう。
仮に多少下がっても時間帯別契約の電気料金とエネルギー変換効率の観点で考えれば全くメリットなどありません。

>5.現在のパネルの形や重量、発電効率などは、20年後、肩から背負っていた携帯電話のように、若者に笑われるものになりますか。(20年経ったら、発電はやめて自宅からは撤去するのが正解でしょうか。)

ソーラーパネルは20年後もそれほど効率が向上するとは思えません。
現状のパネルがそれほど完成されたものという事です。
未だ開発されていない新素材でもできればありえない話ではありませんが、それであっても現在の発電効率の2倍などはないと思われることから、このような事にはならないと思います。

太陽光発電は今後10年間くらいが華です。
それ以降は設置する魅力などなくなると思います。
最低でも今年度中くらいに設置して売電を始めたところ以外には、今後メリットなどほとんどなくなると思います。

それにしても10KWのソーラーパネルを設置する面積がどれだけ必要か知っててこんな質問するんでしょうかね?
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。早々の回答ありがとうございました。
疑問が晴れるとともに、今後の見通しについてとても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/20 22:11

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