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なぜ、何十年間も支援が続いているのに、貧困や飢餓はなくならないのでしょうか。

募金と言って金を徴収するために、生かさず殺さずの状態を保っているのでしょうか。

ほっとけば解決すると思うんですが、これは。
紛争だか戦争もほっとけばいいのに介入したりして。

分かる方回答お願いします。

A 回答 (10件)

 貧困は、機会、能力、競争によって生じます。


 国と国の間では、その国民の富、能力、競争が貧困をもたらします。富める国は、国際的な競争に勝てます。日本製、韓国製、インド製の電気製品のどれがよく売れるか。もし、インドやアフリカ製品が世界を席巻するようになれば、日本のメーカーはつぶれるでしょう。日本製品が売れれば売れるほど、金が日本に入り、インドやアフリカは貧しいままです。
 貧困国でも、富める者は大資産を持っています。インドやアラブの大富豪など。アジアの最貧国バングラディッシュでも、そこの「成功者」、「競争の勝者」は、平均的な日本人よりよほど裕福です。国際援助金の多くが、貧困国の富者の懐に入ります。彼らには、貧困国の現在のシステムで利益をえているので、今のままの方がよいのです。それが、貧困を温存します。

 日本のような「富める国」でも、貧富の差があります。機会、能力、競争が、格差をもたらします。日本国内の格差についても、現在、利益を得ている人にとって、今のままの方がよいのです。それが、格差を温存します。

 南北問題も日本の格差の問題も同じ問題ですが、国と国との間の格差の問題があり、日本が発展途上国に「勝つ」ことで、日本の庶民の所得が若干上がり、発展途上国の経済発展は日本国内の格差の拡大をもたらします。先進国にとって、発展途上国の成長は、自国の利益の減少を意味します。先進国が得る利益は、発展途上国の貧困と犠牲のうえに、成り立っています。先進国にはそのような後ろめたさがあるので、先進国は発展途上国に経済援助をして、現在の体制を維持しようとしますが、あまりに援助し過ぎて、発展途上国が大きく経済成長してもらっては困るというのが本音です。学校で、勉強のできる者ができない者に教える時、できない者が自分を追い越すことを想定していないのと、似たようなものかも。

 発展途上国の紛争は、そこに経済進出している先進国の企業の売り上げ減少をもたらすので、困るのです。世界の治安が安定していることが、多国籍企業の活動の前提になります。それで、アメリカが世界の警察のようなことをするのです。
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なぜ貧困はなくならないのか



地球人口の1%に満たない大富豪が、地球上の財産の大半を持ち、地球上の人口の70%の貧乏人は地球上の財産の数%を奪いあったり分け合ったりしている。
銀行家のマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは言った。
「私に通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い」。
わずか、22円程で出来る1万円札を作り9978円の利益を得るのは誰か?
信用創造は返済を条件に、いくらでもお金を創造でき、資金が不足することがありません。
地球上の国が全部赤字、黒字の国がない、誰に借金をしているか?
国と地方の債務残高は、高めの経済成長が続くと仮定しても2060年度には今の6倍を超える8157兆円に膨らむとの試算が示された。
この信用創造という仕組みは成長無くしては成り立たず、借金を増やし続け、貧乏を増やす悪の根源です。
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>なぜ貧困はなくならないのか



「イジメ」なんかもそうですが、日本人は自分に直接関係ないと思うと、途端に滅茶苦茶な意見を言い出します。

「貧困」と言っても、それぞれ単純には解決できない、個別のいろいろな問題があるからこそ解決が困難なのです。

「これをすれば間違いが無い」とか「これしか無い」などと、簡単な問題ではありません。
真剣に考える気が無いのならば、むしろ黙っていた方が余程世の中のためになります。
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我が国とてかっては「うば捨て」「生んだ子供を間引き」だったのですね。

急上昇の世界人口では、さらに貧困が目立ちます 先進国が世界人口の増加に有る意味役立っているのです。世界が貧乏なら人口は増えません
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よく経済や金融を病気の治療に喩えることがあります。



貧困に対して支援を送るのは、麻酔で痛みを抑えるのと同じで、治療ではありません。必要なら手術をし投薬をして回復に向かわせなければなりません。また支援金を与え続けるのは、健康サプリメントを飲み続けるようなもので、体に本能的に備わっている自然治癒力を失う原因になってしまいます。支援を与え続けた結果、働かなくても生活できる悪知恵を得る人もいます。

もちろん本当の意味で支援が必要な人もいますので、そうでない人との見極めが大切になります。難しい問題ですが、この矛盾を解決しなければなりません。
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飢餓が続いているのは先進国のせいです。

自国民のための食料を生産しないで先進国に輸出するためのコーヒー豆等ばかり栽培しているからです。それを先進国は安い値段で買い叩いているのです。

http://www.hungerfree.net/hunger/food_world.html
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いまをときめく中国なども20年ほど前までは貧困国で、100年くらいはこのままだろうといわれていました。

インドやブラジルなどもようやくエンジンがかかってきたようですが、このエンジンがかかるかどうかが貧困国のキーワードなんですね。営利企業はみな損益分岐点というものを持っていて、どこだって新しくはじめた会社は個々を乗り越えるまでは何年もかかります。つまり最初から利益が出てばんばん儲ける会社はほとんどありません。苦しんで苦しんでこの売り上げが経費を超えるまでの苦しさを乗り越えるのです。国家だって同じです。その分岐点を越えれるかどうか、なぜ超えられないのか、ということですが、いくつもの理由があります。共通しているのは大国などからの安直なひもつき援助という麻薬にならされて、結局大国の食い物にされている、借金がどんどん膨らんで返せない、当然国家は貧乏なまま、むしろ相対的に差が開いていくばかりということになります。その他にもサヘル諸国(アフリカのサハラ砂漠近辺の国々)やシリアなどののように自然環境が悪くて基本的に自立が困難な国々や、内紛で戦争ばかりしているので豊かにはなれない国々、指導者がよくなくて汚職ばかりしている、内政を考えない、そんな国々がエンジンのかからない国、貧困から脱出できない国ということです。大国は無神経に武器兵器で貧困国と商売をしたり、基本的に自分の利益を最大にしようとしていますので、こういったところから真剣に考え直す必要があると思います。

>ほっとけば解決すると思うんですが、これは。
紛争だか戦争もほっとけばいいのに介入したりして。

一理あります。援助が援助になっていない、自立精神をへたらせるだけだという人も居ます。
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どうして南北問題があるのか、ということですね。



それは、途上国がまだ産業革命に成功していない
からです。
つまり工業化が出来ないからです。

どうして出来ないのか、といえば、国がまとまって
いないからです。
政治的に不安定だから、経済が発達できないのです。

どうして政治的に不安定なのか、といえば次のような
理由があります。

1,途上国の多くは、多民族国家です。
 言語、歴史、宗教がバラバラで、まとまるのが
 難しいのです。

2,途上国の多くは、欧米の植民地でした。
 欧米は、植民地支配を続けるために、分割統治方式
 を採用して、国民がまとまるのを意図的に防止する
 ようにしたのです。
 欧米にとって一番困るのが、植民地の人達が一致団結
 することです。
 だから、民族間、宗教間などで対立が生じるように
 画策しました。
 その後遺症が、現在も残って、まとまるにまとまれない
 のです。

実例

○マレーシアは英国が、マレー系、中国系、インド系、と
 意図的に分断し、互いに対立するように画策しました。
 その結果として1969年の人種暴動が発生し、中国系が
 大量に虐殺されています。

○ミャンマーやフイリピンは、少数民族との対立を煽るように
 仕向けています。

○カンボジア
フランスは少数のベトナム人を下級役人にして
カンボジア人と対立させました。

○ルアンダ
ベルギーは少数のチツ族を下級役人にして
フツ族を支配させました。
それが原因で、1994年の虐殺事件が発生。


(以上、放送大学「途上国を考える」 髙木保興 放送大学教授)より。
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 理由は1つではありませんが、


 まずこの事実から。日本や欧米先進諸国では平均して
国民一人当たり1日に数万円の稼ぎをしています。勿論
庶民ではせいぜい1万円台ですが。これに対して南アジ
アやアフリカの最貧国では1日の稼ぎが数十円です。
 こんなにも大きな差はどうしてでしょう?
労働生産性や労働者の勤勉度、労働時間その他設備投資
様々な要因が格差を生むのは確かだけど、それでも大人が
同じく1日働いているのにどうして1000倍の格差に
なるのでしょう。この格差は例えば日本国内も同じですよ
ね。同じく働いていて年収が100万円台の人から数十億円
の人まで数千倍の格差です。人間の働く能力はそれほど格差
があるのだろうか。僕はそうではないと思います。例えば
ある芸人はTVの一時間番組に出演して一千万円、別の芸人は
同じ番組で一万円。幾つもの要因があるのだけど単純化して
視聴率をかせげる人ほどスポンサーの利益に
貢献できるので企業の広告費ひいては国民の
商品購買費から芸人に支払われる。
※A)先進国の労働者の世界経済(先進国の経済)
に対する貢献度は発展途上国の労働者より
高い。(でも数千倍の格差?)
 B)先進国は発展途上国から利益を吸い上げて
  いる。その分、先進国の労働者はおこぼれを
もらって比較的高い給与を受け取る。それは
同時に発展途上国の労働者は本来の自分の稼ぎ
  かの一部を先進国の人々に与えること。

 C)先進国が発展途上国に経済援助をするのは、
その援助で自国の産業が潤うため。援助の金は
国民の税金、援助の事業で自国の企業に還元。
また、その国の消費水準が少しでもあがると、
自国の商品が売れることも計算済み。

D)紛争国に介入する理由は相反する2点。
 (1) 先進国は軍需産業を発展させて武器輸出したい。
ついに日本も少しごまかしながら武器輸出OKに。
新兵器の開発コストを他国から回収できる。
(2) 紛争を中止させたい動機は1つは純粋な平和主義
志向がある。人類は確かに長期間をかけて徐々に、
平和を求めそれが当たり前の道徳になってきた。
もう1つは紛争地域を平和にすることでその地域を
自国の経済勢力圏(つまり商品を買ってくれるまたは
資源を格安で売ってくれる)にしたいから。

以上が私見です。そう大きく間違っているとは思えません。
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資源のない国は国自体にお金がありません。


援助しても今日のメシ代に消えてしまうのです。

まず、教育だそうです。学校を作り、技術を育てる。
同じコメを作るにも技術があれば生産量が劇的に増える。
また、技術があればものづくりが出来る。
そして輸出をし、外貨を稼ぐようになってくると貧困や飢餓から抜け出せる。

よって、同じ援助でも、お金だけを渡すのではなく、技術者を派遣して教育をしています。

日本が国内生産では人件費が高いので海外に労働を求めているのだって
労働すればお金が入り、貧困や飢餓から抜け出すチャンスでもあるのです。

紛争・戦争・内乱は日本から見ていればよくわからないですが、
自民党と民主党が争っているようなもの。といえばわかりやすいでしょうか。
国の将来像がひとによって違うのですから仕方がないですね。

また、ウクライナが揺れているように、
大国(アメリカ、ロシア、西欧、東欧)の綱引きに利用されるということもあります。

わかりやすく言えば、学校で席替えしますよね。
仲の良い人と悪い人がいれば仲の良い人で囲まれたいですよね。
2つ向こうの人と仲が悪い時、(東欧VSロシア)間に挟まれた人にはこちらと仲良くしたいですよね。
向こうのグループに引っ張られたくはないでしょう。

ロシアから見れば、西欧と争ってきた歴史、東欧が向こうに行き、
ロシアだったところが独立し、向こうに行こうとしている。
これは止めたい。と思うのはそういうことです。

国内でも、西の方は西側に行きたい、東のほうはロシアに行きたい。という勢力が争っています。
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