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昨日、生命保険大手7社が 2001年3月期決算を発表しましたね。 そのなかで予定利率を引き下げるかどうかという事を言っていたのですが、予定利率っていったいなんですか?どの利率のことをいっているのか、わからなくて…。どうか教えて下さい!

A 回答 (2件)

こんにちは。

(^^)

生命保険会社の予定利率ですが、保険会社は顧客から保険料を徴収して、そのお金を運用して増やし、満期金や保険金に当てるのです。
その運用していく利率を、初めに保険会社は採算が合うように計算し、私たちが支払う保険料の金額を決めているのです。

つまり、予定利率が高ければ、それだけ運用による利息が入るという計算なので、私たちの保険料は少なくてすみます。
反対に予定利率が低ければ、運用による利息が少ないということになるので、私たちが払う保険料は高くなってしまします。

バブルの頃に予定利率を計算した保険などは、とても高い予定利率で計算されているため、保険料もかなり安く設定されています。
当時は、金利が高かったため、それでも採算がとれていました。
しかし、バブルもはじけ、低金利時代の今、私達が払っている保険料だけでは、保険会社は採算が合わなくなってしまったのです。
そのため、保険会社がその分、穴埋めする事態がおき、保険会社の倒産が目立ちました。

そこで、今の低金利にあわせた、低い予定利率に設定しなおそうということになったのです。
つまり、私達が払う、保険料がその分高くなる・・・ということです。
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この回答へのお礼

とても分かりやすく説明していただいて、有り難うございました。保険会社の仕組みが少し分かったような気がします。

お礼日時:2001/06/13 10:30

ここ数日のTVニュース、新聞等で解説されていますが、生命保険の


保険料は、予定利率(利差益)、予定死亡率(死差益)、予定事業費率
(費差益)という三つの基礎率を予定して計算されています。
保険会社にとっては予定利率のみではなく、これらの
(予定死亡者数-実際の死亡者数)と(予定事業費-実際の事業費)
の差額が「本来の」(生命保険会社としての)運営に大きな意味を持ちます。
従って、これらの一つの要素である予定利率のみを比較したら、会社によって
も違いがあります。
今年の4月頃に予定利率を引き下げる(保険料を値上げする)会社が何社かあり
ましたが、同じ会社の商品についても全て共通(同率)ではなく、その商品に応じて差もあったようです(値上げなしの商品もあり)。

また、一般的に予定利率の高い契約は配当が低くなり、予定利率の低い契約
ほど配当率が高くなります(当然ですが)。

なお、「逆ザヤ」という言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、
これは実際の運用利回りが固定された予定利率を下回り、利益損が発生
した場合に使われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2001/06/13 10:33

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