プロが教えるわが家の防犯対策術!

日本文化に興味を持っている一外国人で、うかつあやまりについてどうぞよろしくお願いいたします。
1、どんなことはうかつ謝りと言いますか。できれば具体的な例をいただきたいです。
2、現代日本では、うかつ謝りはどれぐらい守られているでしょうか。皆さんはそれをどう思っていますか。
大変幼稚な質問をいたしまして、どうもすみません。ご教示をお待ちいたしております。

A 回答 (3件)

1.「うかつ謝り」というのは、自分の不注意やマナーに掛けた行為が、他人の失敗を誘ったと感じて、失敗した相手より先に、自分の思慮の無さや不注意を謝る事だと思います。



良く言われる例としては、「混雑している場所で、自分の足を踏まれた時に、自分が足を出していたのが悪いので、足を踏まれたのだと考えて、足を出していた自分の不注意を、足を踏んだ相手に謝る。」というのがあります。

2.現代の日本人で、「うかつ謝り」のような粋な(スマートな)計らいをする人は少なくなって来ているのではないかと思います。
日本も、競争社会が進展して、個人主義が徹底して来ると、どうしても自己主張をするようになって来ているのではないでしょうか。

因みに、オーストラリアに住んでいた時の経験ですが。。。
スーパー・ストアの狭い通路等で、肩にかけたバッグ等が他人の身体に軽く触れて「仕舞った!」と思った瞬間に、「すみません!(Sorry!)」と声を掛けてくれるような人が沢山いました。
イギリスでも、同様な経験がありますので、「うかつ謝り」は、日本以外でも、マナーがあり教養のある人は、こういうスマートな振る舞い行うのではないかと思っています。
敷衍して想像すると、こういう文化は日本特有な物ではなく、どこの国でも古い文化を受け継いでいる人達は、こういう謙虚さを持ち合わせていたのではないのでしょうか。

この回答への補足

回答くださった方々、どうもありがとうございました!!!

補足日時:2014/04/28 06:55
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この回答へのお礼

詳しいご説明どうもありがとうございました。ただし「現代の日本人で、「うかつ謝り」のような粋な(スマートな)計らいをする人は少なくなって来ているのではないか」は少し残念ですね。素晴らしい文化ですが

お礼日時:2014/04/27 21:43

#2です。


すみませせん。 漢字変換の誤りと脱字がありましたので、訂正して下さい。

#2の最初の文章;
>1.「うかつ謝り」というのは、自分の不注意やマナーに掛けた行為が、。。。

上記(>1.)の文中で、「マナーに掛けた行為」は間違いで、「マナーに欠けた行為」が正しいです。

また、
#2の最下段から2番目の文章;
>イギリスでも、同様な経験がありますので、「うかつ謝り」は、日本以外でも、マナーがあり教養のある人は、こういうスマートな振る舞い行うのではないかと思っています。

この文中で、
「>。。。、こういうスマートな振る舞い行うのではないかと思っています。」は、
「>。。。、こういうスマートな振る舞いを行うのではないかと思っています。」です。

「。。。振る舞い行う。。。」は、「。。。振る舞いを行う。。。」が正しいです。

漢字変換の誤りと脱字があり、理解し難くなってしまいました。
ごめんなさい。
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この回答へのお礼

日本人の優しさと真面目さに感動させられました。どうもありがとうございました。日本人の「うかつ謝り」は私の国ではなかなかない素晴らしいマナーです。民度が高い国民ですね。

お礼日時:2014/04/28 06:53

「うかつ謝り」という言葉は、「江戸しぐさ」の中に出て来ます。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8% …

wikipediaに書かれてる様に、「江戸しぐさ」の存在を否定的に見る人もいるのですが、それは一旦置いといて「うかつ謝り」を説明しますと、本来謝られる側の人が先に謝る事でトラブルを未然に防ぐ行いとの事です。
以下のページに具体例も書かれてます。
http://www.edoshigusa.org/column/vol16/

で、「江戸しぐさ」自体が現代で創作されたとの見方も強いので、必ずしも「うかつ謝り」が日本人本来の行為だとは言えません。

仮に、江戸時代で日常的に行われていたとしても、「江戸しぐさ」は主に江戸城下の商人の間で行われていた行為・伝承らしいので、元から大勢の日本人に広まってなかった可能性も強いです。

真意の程はさておき、私自身は江戸しぐさに興味を持ってますので、全てとはいきませんが要所要所で江戸しぐさの教えを会得しようとはしてます。
例えば、「傘かしげ」や「三脱の教え」等です。
http://www.edoshigusa.org/column/vol30/
http://www.edoshigusa.org/column/vol32/

「うかつ誤り」も江戸しぐさを通して知った言葉ですが、実際には意識してません。
気付かぬ内に自分から謝り事を荒立てない様にしてるかも知れませんが、大半は相手に非があれば相手側が謝るのを待ってると思います。

日本人全般を見渡しても、江戸しぐさが然程浸透してると思えませんので、うかつ誤りも余り意識されてないと思います。
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この回答へのお礼

熱心なご返事どうもありがとうございます。生粋な日本人からのご説明をいただきまして、いい勉強となりました。

お礼日時:2014/04/27 21:26

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