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タグホイヤーのカレラ 1887かオメガのスピードマスター レーシングで検討中です。
デザインは断然タグホイヤーの方が好みです。
ムーブメントの作りが、コーアクシャルのオメガの方がいいんじゃないかとは思うのですが
cal.1887とだいぶ差があるのでしょうか。
同じような価格ならば、性能の良い方を買ったほうが
後々良いような気もしていて迷っています。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

はじめまして。



多少好みや主観が多いですが、過去経験等含めのご説明します。

>タグホイヤーのカレラ 1887かオメガのスピードマスター レーシング・・・

どちらも今のカタログモデルで宜しいでしょうか・・・。

>デザインは断然タグホイヤーの方が好みです

アグレッシブでΩの位置づけ。ダイヤル内のインデックスの色や文字盤のカーボン等で近代的に、若々しく見えるΩ、金属等で古典的っぽいけどデザインされているホイヤー。合わせるシチュエーションや好み次第です。ただ、ノーマル的なのがホイヤーなので、年齢が上がっても飽きにくいのかもしれません。敢えて主観なら自分のテイストがクラッシク的なのでホイヤーの方がタイプです(これがオリジナルのスピマス手巻きと比べるとちょっと変わりますが)

ケースデザインは現行比較ならどちらもラグ周りなどで似ていますネ。元々50年代のツイストラグのデザインから始まり、Ωはスピマス4thで現状デザインになりました。ホイヤーの自分の見たタイプ(CAR2110.BA0720 / ブラック / ステンレススティール )等も同様の傾向ですネ。そうなると一番は文字盤の大きさやベゼル、ケースの厚みの相違が結構印象を変えます。全般でやはり古典的っぽいオーソドックスな造りがホイヤーでしょう。よりスポーツ的に振るならΩ。

ただこれも主観ですが、この点に拘り過ぎると好みのテイストから外れたり無理して我慢的にもなります。今後の所有の関係(別なモデルの購入等)と、仮に別の時計も欲しい?となっても、売らず手元において腕にしてもokな選択を一方で考えられるのも手です。中古売却するもありますが、思い入れ出来るかどうか?の感情もあると主観ですが思います(大したことない金額で・・・やそう思い入れも無くファッション的な選定なら無粋の視点)
愚例ですが、TPOは勿論、好みがトップでなくなっても手放し難い・・・これは私的な価値判断基準です。後述しますがポイントを機械に置くか?トータルで見るか?です。

>ムーブメントの作りが、コーアクシャルのオメガの方が・・・。

既に調査済みと思うので無用のお話と存じますが・・・グダグダと・・・

(ホイヤー・cal.1887)
振動数:28800(8振動)
コラムホイール制御
パワーリザーブ:約50時間

元々のSEIKOの6S系に対して2004年IP(知的財産)を購入し、ホイヤーオリジナルの技術(古典的な時計の良質な技術)を踏襲して2009年からの発売です。ベースがSEIKOなだけで、ポイントは従来技術とはいえメーカーポリシーを踏襲しているストーリーです。正直基本設計は同一でも中身は別物と思います。基本精度も質感も違いすぎ。
6S系は当時のETA-7750よりも近代設計で薄型、元からコラムホイール。ホイヤーの技術ベースのスイングピニオンが採用されている事等が主な理由。
(一般媒体、メーカーでも公表されていますネ)
根本の精度も大変良いようです(海外の有名時計紙の試験結果の論評ですが、当然姿勢差込み(クロノメータ規格のように腕にするいろんな位置による重力のテンプへの影響差)の評価)

(Ω:cal.3330)
振動数:28800(8振動)
コラムホイール制御
パワーリザーブ:約52時間

オメガの場合、コーアクシャルとシリコンひげぜんまいのアドバンテージでしょう。コーアクシャルはご承知の通り脱進器ですが精度は勿論ですがむしろ耐久性を重んじて故ジョージ・ダニエルズ氏が発明した機構です。一番動く部分で油切れや摩耗が激しいですから。そうした点から精度への影響に繋がります。
さらにシリコンひげぜんまいは一番問題になる耐磁性のアドバンテージです。また、時計の精度を担う部分で厳密には金属より熱(温度)による熱膨張率(線膨張係数)の偏差が問題になります。この点でも改善する新しい材質としてシリコンを用いる様相になっています。
基本的なムーブメントの革新性(要となる時を刻み制御する部分)や使い勝手・寿命の向上の技術を盛り込んだ事が注目の理由。

ただ、ここからは主観ですが、正直、この手で精度云々は・・・実質気にしません。機械式時計のテイストとして厳密すぎる精度は求めないし、日常利用でも分単位程度の精度で間に合います。それに近代の時計は精度を出しやすくするために振動数を28800~として、ゼンマイのトルクもupしています。昔のロービートのように弱い力でゆっくり時を刻むより根底が相違してます。ホイヤーもΩも現代設計の根底は一緒。ただ詳細設計技術やアピールする技術の相違と思います。
余談の愚例でアンティークのレイルマスターファースト(手巻き)で日差10秒ちょっと。また全く別のメーカーですがref.2526(1950年代自動巻き)で日差3秒。当然姿勢差込みでの評価。昔から作りと調整技術(当たり外れやコンディションもありますが)によっては案外10秒ぐらいは精度出る事も結構あります。
ただ、現代の機械は過去よりも組み立て、その後の調整にしてもより洗練されて、前記の基本仕様と共に高精度を出しやすい傾向です。現代の合理化に伴う技術革新と進化です。これは今回の2機種だけでなく他社の製品やETA製ムーブメントでも同様です(但し、勿論時計のグレードにより相違はあります)
それに、デイリーユースで日常機械式を使っていても結局どこかで時間調整しています。頻度の問題もあるのですが、この点に拘ると正直選定の理由も・・・と思います。愚例でR社のEX-1fast(50年代)がありますが、デイリーユースしても数日毎、ルクルトのマスターコントロールでも10日ぐらいに一度程度?、アイクポッド(ETA汎用ムーブ)を連続作動させても週一ぐらい?(大して気にしてないズボラもあり(失礼))それでも特に事欠かない。但しこの点は個人の精神衛生上の感覚なので無駄な点です。1秒ずれで一喜一憂される方も勿論わかりますしネ。この愚例はたまたま当たりだったのかもしれませんが?デイリーユースではこうした扱いにもなるとも考えてます。(但し調整は進みの傾向、遅れ側は無しです。遅刻しちゃう)
ただそれより大事なのは、通常の利用より進み出したり遅れだす傾向が顕著になる事。トラブルの前兆です。普段の着目点にしてます。また、精度に拘りクロノメーター規格が保証されているならそれに合う設定・性能であるべきです(但し機械モノなので全部が合致しない時もあります。使用によって経年変化もありますから)

選択の最後は思う所ですけど、技術比較と共にトータルとしてのバランスを考慮されて、好みの時計を選定されるのが良いのではと存じます。正直、主観ではこの2本、タイプ全然違うので、ムーブメントの先進性を重視なら間違いなくΩですが、一方で、別に先進性云々言わなくてもムーブメントの基本性能は客観的に見ても良いですし、ご自分の許容内であるならホイヤーで全然問題ないと思います。バックスケルトンから見る限りですが、基本設計はSEIKOでも中身のレベル別物ですし・・・(笑)
現品を腕に合わせ、何度か主観・客観で比較されることによりご自身の求めるイメージやテイストとの合致を求められると(既になされていたら失礼)より納得がいくのではと存じます。それと、クロノグラフ作動してみてください。プッシャーのフィーリングの差・・・ムーブメントの個性も表れ結構主観では大きいです。気にならないなら無粋のお話。
あと余談でふと思う所・・・時間合せで多用するリュウズ・・・ねじ込みチューブの強度は?(傷みやすい例を時々拝見することがあって・・・自分の周りでは運よく?ないのですけどネ。チューブは大体交換できる(基本的は消耗品扱い)ですが、過去他メーカーでケースとの分割が出来ない(大変)事例も観たことあったので。こちらは該当しないでしょうけど)

無駄に長文愚答ですが、検討の参考にも慣れれば幸いです。 m(__)m
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この回答へのお礼

詳しい回答有難うございます。
性能面等について大変色々参考になりました。
熟考したいと思います。

お礼日時:2014/05/05 19:54

個人的はタグホイヤー・カレラを選びます。

理由はいくつかありますが、カレラの方がデザイン的にシンプルで、どんなシーンにもマッチしそうだからです。
スピードマスターは、ちょっとチャライ感じがしますので。

私はコーアクシャルを搭載したオメガのシーマスターを保有していますが、コーアクシャル初期版のためか個体差なのか分かりませんが、日差+10秒近く進みます。
他に保有している時計では、ロレックスは、2本(EX-Iとデイトジャスト)とも日差+5秒程度。
また、ETA社製ムーブメントを搭載した時計は、現在はチュードルのクロノとフォルティス、ハミルトンなどを保有していますが、どれもムーブメントの性能が良く、日差+5秒を超えることがありません。

確かにコーアクシャルムーブは良く出来ているようで、オーバーホールも10年に一度くらいで良いようですが、果たしてオーバーホール費用がいくら掛かるのかが不明です。
対して、タグホイヤーは今までETA社からムーブの供給を受けていましたが、キャリバー1887は殆どが日本のセイコー製のはずです。クレドールの技術を応用しているようですが、実際に使用したことがありませんので、日差がどのくらいなのかが不明です。

勿論、機械式時計にクオーツのような精度を求めるのはナンセンスなことですが、個人的には1週間時刻合わせをしなくて済む誤差であって欲しいとは思います。それには日差+5秒で、日曜日に時刻合わせをして月曜から金曜まで+30秒以内には抑えたいところです。これが日差+10秒を超えると、週末には1分早くなる訳ですから、少し使い勝手が悪いと個人的には考えます。

いずれにしましても、カレラがキャリバー1887でセイコー製になったとしても、今までの性能を落としてくるとは思えませんので、デザイン的にもカレラの方が良いのではと思います。
あくまでも個人的な意見として、検討のご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

お返事有難うございます。
実際に持っている方からのご意見参考になりました。

お礼日時:2014/05/05 19:52

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