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過疎地に赴任する医師が少ない
リスクの高い診療科を希望する医師が少ない
上記2点のほかに原因はありますか?
また、今行っている対策、今後行う予定の対策があれば教えてください

A 回答 (7件)

医学部の定員を増やす

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志の高い低いで説明できる問題ではありません。

家族のいる故郷を捨てて慣れない土地に移り住みたいと思う人が少ないのは人間として当然だと思います。かつては大学の医局が強い人事権を持っていて、非人道的な人事異動を行うことでなんとか僻地医療がなりたっていたのかもしれませんが、約10年前に始まった臨床研修制度をきっかけに医局の人事権が弱まり、医師派遣が困難となってきたのも一因かもしれません。

数を増やすことでは解決になりません。増えた医師が都会に集まるだけです。歯科医師、柔道整復師など、国が数を増やしすぎて失敗した例を見ると明らかだと思います。

私は、医師の適切な配置と、患者の適正な振り分けが重要だと思います。特に患者の振り分けは重要です。いわゆるコンビニ受診、軽症であるのに大病院を受診する、紹介状を持たずあちこち病院を受診して検査を繰り返し受ける、などを抑制するしくみが必要だと思います。

話は変わりますが、外国人医師の受け入れは、高度な医療を行う大学病院の崩壊につながりかねないので、私は反対です。

現在の日本の医師の給料は常勤(正社員)の方が安く、アルバイトの方が高いという変な状態になっています。また、大学病院では一般病院の給料の約半額という異常な状況です。そのため、大学病院の医師は週に1~2回、他の病院に外来のアルバイトに行くことで給料を保っています。

もし毎日アルバイトだけをすればかなりの高収入になりますが、慣習的なモラルのようなものがあって、アルバイトだけを行っている医師はほとんどいません。

もし外国人医師を受け入れれば、給料が高いアルバイトのみに集中することになるでしょう。それによりアルバイトが値崩れすれば、大学病院の医師の給料を補完することができなくなってしまいます。そうなると、給料が半分になる大学病院にはだれも赴任しなくなるでしょう。
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No1~3の回答を支持します。



医師の数か少なく感じるのは、相対的な側面を忘れてはいけないと思います。
まず、患者が多いこと。それはちょっとした風邪でも病院にいってしまう現状があります。
がんなどには手厚く、かぜは自分の金で治してね。でかなり違います。またこの業界で長期って2週間以上をさします。(発熱は38度以上 それ以下は微熱)診療所でも結構2週間とか血圧の薬を漫然と出しているところも多いはず・・・・。欧米みたいにリフィル処方箋で同じ状態なら医者行かないで処方箋何回使ってもいいよ。というやり方でも違うはず・・・・。また処方箋医薬品が日本は厳しすぎるきらいがあります。まあどっかの国みたいに制癌剤まで普通に買えなくてもいいとは思うけど・・・。抗生剤が薬局で買えるようになるだけでかなり医者には行かなくなるような気がします。

過疎地は管理する人たちからすれば人を集めたほうが管理が楽ですから、どんどん人を都市に集めていきますよね。私は少子化よりそっちなんじゃないかと思っています。もっと地方に人が分散するようにしたほうが健康にもいいと思うんだけど。
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収入面もあるでしょうね。


人口の多い地域ですと患者さんも多いから、診療報酬も多い。
となると病院の設備投資も出来るし、最新機器が入ればまた患者もさんも増える。
それでまた診療報酬も上がるので医師の給料も見合って上がる。
一方過疎地は人口も少なく患者さんも限られてしまうので、公立病院などは赤字になってしまい設備投資も出来ないので、
結局その病院での限界があり人口の多い地域の病院へ紹介状を出す事になったりして、掛かり付けにもなりにくい等の
事情もあるのでしょう。
それ以外には立地の問題もあるでしょうね。
人口の多い地域ですと交通機関も充実しているでしょうし、病院の周りも開発されていて病院帰りに買い物など
手軽に出来る様であれば、人も集まりますし病院の経営も成り立つ。
一方過疎地となれば、郊外に病院を建てるしかなかったりと通院にも負担が掛かったりとか、周囲に何も無いので
医師も息抜きなども出来ずストレスが溜まったりとするので、人口の多い地域へ流れたり赴任しても短期間で
離れてしまったりするのでしょう。
実際我が街も市街地から離れた場所に病院が移転してから、医師が減っていき常設診療科も減りました。
週に1日か2日だけしか医師が他の病院から来ての診察と言うのも当たり前です。
周りに遊ぶ所もないと早々に辞めていく若い医師も居るらしいですし。
インターンも設備の充実した都市型病院へ集中する傾向もあるらしいので、過疎地の病院は医師も過疎状態。
それが実態でしょう。
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一番、大きな問題は、政府が見込みを誤ったためだと思います。



「医師は将来、過剰になる」という見込みのもとに、
政府は、医学部の定員の増設を長年、認めてきませんでした。
そのために、
専門分野の細分化と深化、
都市部への集中
というトレンドを見誤り、結果として、深刻な医師不足を招きました。

これに拍車をかけたのが、「旧」研修医制度の廃止です。
確かに、旧研修医制度は、若い医師を奴隷化していたことは
事実ですが、これを廃止したことによって、医局制度が崩壊して、
「行きたくないところへは、いかなくて良い」
という自由が生まれた一方で、
過疎地にはいかない、リスクの高い診療科にはいかない
という傾向に拍車がかかり、
結果として、深刻な医師不足を招くことになりました。

リスクの高い診療科=
外科、産科系のように患者から訴えられる可能性が高い診療科
小児科のように、苦労は多いが収入がそれほどでもない診療科

専門分野の細分化と深化
医療があまりにも高度化しているので、その分野での知識は
ますます深い知識が必要となり、他の分野の勉強をしている
時間的余裕がなくなっている。
その為に、診療科が細分化している。
同じ消化器外科でも、食道が専門で、大腸については
一般的なことはわかるが、「専門的なこと」はわからない……
なんてことが普通に起きています。
また、同じ臓器を扱っていても、
がんが専門で、移植のことはわからない……
ということも起きています。

今後の対策は、
医療の細分化・深化は止めようがないので、
医師の数を増やすことで対応するしかない。
その為には、医学部を増設するしかない。
または、海外の医師が、日本で診療することを認めることも
一つの方法です。
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こんにちは。



私の姪(姉の娘)が医師免許を取って現在は研修医として出身大学医学部の附属病院で研修中ですが、医師としての志しは低いようです。

姪は、薬学部卒業後に薬剤師の免許を取得して製薬会社で新薬の研究をしたかったそうですが、希望する製薬会社の内定が取れなかったそうで、薬学の知識を活かせる医師を目指し医学部に入り直し医師免許を取得しただけのようです。

恐らく、姪のように患者を治すという高い志しではなく、医師という高いステータスだけが欲しくて医師になった人が現代は多いのではないでしょうか?

そのような志しの低い医師が、過疎地に赴任する訳がないでしょうし、診療リスクも負いたくはないでしょう。

また、医師免許を持ってる人が多くなったとしても女性の医師が増えただけで、苛酷な勤務はしたくないようですから、大学の医学部附属病院勤務ぐらいの待遇(給料)で満足してしまう人が多くなったのだと思います。
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マンガのブラックジャックによろしくで、医師が少ないわけではなく、病院の数が多すぎるためにひとつの病院当たりの医師の数が少ないのだと書いてありました。



それと日本の医療は親切すぎるのかもしれません。
英国の知り合いの女性の方が言ってましたが、妊娠してから出産まで検診は2回しかなく、出産後入院することもなく当日に家に帰ったそうです。
日本の産婦人科に比べたら医者への負担がかなり少ないと思います。

他の診療科ではどうなっているのかはわかりませんが、その女性の話では小児科も熱が何度以上でなければ連れて行けないなどの制約があるという話も聞きました。

医者の負担が大きすぎるため、より多くの患者を診ることができない、というのもあるのかもしれません。
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