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初めて聞いた瞬間から、違和感を感じていたのですが、ドラマのタイトル「愛し君へ」って、文法的に変ですよね? 「愛し」という古語の連体形は「愛しき」ですよね。だから、後ろに「君へ」が付くときは「愛しき君へ」じゃないと間違いですよね?
「へ」がなくて「愛し君」だったら、「愛しいよ、君が」という意味の倒置と好意的に解釈できなくもないですが、「君へ」だったら、「愛しき」以外ありえないと思うのですが、いかがでしょうか?
何で誰も指摘しないんだ~とストレスがたまる今日この頃です。

A 回答 (10件)

#7です。


何か気分を害されたようで申し訳ありません。

>PORTFOLIOさんの感じられた違和感も、そのあたりから来ているところももしかしたらあるかもしれませんね。
と書いたのは、PORTFOLIOさんの感じられた文法的な違和感について否定する意図はありませんでした。私自身がこのタイトルを聞いたときに、文法的なものより先に、語感についてテンポの悪さを感じたものですから、もし語感が良ければ文法的なものには気付かず(もし気付いてもそれほど気にも留めず)過ごしただろうなあと思い、あのような表現になりました。

>曲名や書名に「いとし○○」とたくさんあるのは存じていますが
割と古い曲や詩に使われることが多い表現なので、お若い方でしたらご存知ないかもしれないと思って説明を加え、URLも載せました。ちょっとおせっかいだったかも知れませんね、失礼しました。

>皆○○は名詞ですよね?
「○○」の部分は名詞で終わる語句の場合もありますし、そうでない場合もあります(先ほどの参考URLの中でいえば「いとし君故」など)。そして「○○」が「へ、ゆえ」などの助詞で終わる場合はもちろん、PORTFOLIOさんが好意的に解釈されている名詞で終わる場合の中にも『愛し(終止形)+○○』ではなくて、『「愛しき(連体形)+○○」の「き」(あるいは「愛しい」の「い」)を省略したもの』が少なからずあるのではないかと思います。(あ、これもPORTFOLIOさんの考えを否定する訳ではありません。そこまで考えを巡らされる読解力はすばらしいと思いますし、実際そういうものもあると思います)

また長々と書いてしまいましたが、#7で私が伝えたかった本筋は、
・「愛し君へ」という言い方は字面または発音を重視した表現だと思われ、PORTFOLIOさんがおっしゃる通りに文法的には間違っていると思う。
・#1さんがおっしゃっている「愛し君」を一つの言葉とする捉え方はおかしいと思う。
の2点です。言葉足らずと配慮不足の点、改めてお詫びいたします。

この回答への補足

>文法的には間違っていると思う。
知り合いの国語学者に確かめたところその通りでした!
ありがとうございました。

補足日時:2004/07/07 08:24
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この回答へのお礼

御丁寧な御説明、ありがとうございます!

気分害してないですヨ。でも、簡単に説明すると誤解を招くし、詳しく説明すると怒っているみたいだし、文章って難しいですね~。

こうなったら、知り合いの国語学の大家(たいか)に意見を聞いてみようと思います!!
結果を「補足」にて御報告するので、楽しみに待っていて下さいね~。

お礼日時:2004/05/19 15:56

再び#7です。


yousayさんごめんなさい。私が改めて、
>#1さんがおっしゃっている「愛し君」を一つの言葉とする捉え方はおかしいと思う。
なんて書いてしまったので、気分を害されたのでしょうか。

私はあくまでyousayさんの意見に対する自分の意見を述べただけで、yousayさんや回答されたこと自体を否定したり、おとしめたりしようとした訳ではありません。#5さんの補足で、質問者さんがyousayさんの考え方に対する意見を#5さんに求められていたので、横からではありますが、私もちょっと自分の意見を述べさせてもらった次第です。
それに私は今回の件に関しては自分の考えが絶対的に正しいとも思っていません。私の知らないところで「愛し君」という言葉があるのかもしれませんし、私の勘違いの可能性だって十分にあります(そういった意味での「自信なし」でした)。分かっていただけるかどうか分かりませんが・・・。

とにかく今回は本当に全く意図していなかったこととは言え、結果的に場を穏やかならぬ雰囲気にしてしまい、この場を借りてPORTFOLIOさんやyousayさん、その他の回答者の方々に深くお詫びします。ごめんなさい。
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この回答へのお礼

いえいえ全く!!
no.10は削除されちゃってますね。とんでもない発言だとサイトが認めたわけです。s_yoshi_6さまの優しさだけが心に残りましたよ~。

お礼日時:2004/05/19 16:00

#5です。



「いとし子」ならぬ「いとし君」という語なのだとの説明には納得できなくて、色々と検索した結果、歌詞などには「愛し君」が結構使われていることがわかりました。メロディにあわせる都合なのかもしれません。

#7さんの、文法よりも「字面や音の美しさ」を優先したのだろうというお考えには納得できました。

(実際に「愛しき君」よりも「愛し君」のほうが、字面や音が美しいかどうかは、個人的にはまだ疑問が残りますが)
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この回答へのお礼

いえ、「愛し君」(「へ」なし)なら「君、愛し」の倒置法と思えば間違いとも言えないと申し上げたのですが。
御投稿ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/19 15:50

「愛し(いとし)○○」という言い方は、歌のタイトルや詩などには昔から使われています。


http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsukakoshi/kayoud …
ですから間違ってタイトルを付けてしまった、ということは少なくともないと思います。

ただ文法的にどうかといえば、やはり間違っていると思います。その点、#1さんとは違う意見になります。#1さんが例に挙げられている「愛し子」という言葉は、確かに正しい日本語ではありますが、「愛し+子」という組み合わせは、あくまで「愛し子」という一つの単語の中で慣用的に使われているだけであって、それを他の一般的な語に置き換えることはできないと思います。

例えば「幼子(おさなご)」という言葉があります。これは「幼き子」または「幼い子」というのが、文法的に見た正しい言い方になると思います。ただ「幼子」という一つの単語として使う場合は、辞書にも載っていますので日本語としては正しいものです。
ただし、だからと言って「幼い子供」のことを「幼子供(おさなこども)」というのは日本語として正しくない、というのと同じです。

「愛し君」という言葉は、今のところ(将来的には一般化して、正しい日本語として辞書に載る可能性もあるかもしれませんが)慣用的に使われる語句にはなっていないと思います。

ということで文法的には間違いだと思いますが、しかしながら番組や本、歌などのタイトルを考える場合、文法よりもその字面や音の美しさが優先されます。おそらくタイトルを考えた人は、以前から「愛し○○」という言い方があったことはもちろんご存知で、なおかつ「愛しき君へ」とした場合の「きき」という音の発音しにくさや耳障りの悪さを考慮して「愛し君へ」とされたのではないかと私は推測します。あるいは「愛し君へ」というフレーズが何かの詩か歌に使われていて、それから取られたのかもしれません。

ただ参考URLの曲名リストをご覧になると分かると思いますが、「愛し(いとし○○」の形のものは、ほとんどが後半の「○○」の部分がひらがなにして4文字です。これは日本語としてテンポの良い「七音」にあわせるために、「いとしい(いとしき、いとしの)」ではなく、あえて3文字の「いとし」を使っていると考えられます。
その点「いとしきみへ」は6文字ですから、何となく収まりの悪さを感じます。PORTFOLIOさんの感じられた違和感も、そのあたりから来ているところももしかしたらあるかもしれませんね。

参考URL:http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsukakoshi/kayoud …
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この回答へのお礼

いえ、そんな、なんとなく収まりの悪さを感じたなどというあいまいなものではありません。文法的にちゃんと考えての結果です。
最初に言ったように、「いとし○○」の○○が名詞なら、倒置法と考え、「いとし」を終止形と考えれば、間違いとも言い切れないが、「いとし君へ」と「へ」があるから終止形とは考えられない、というのが私の説です。曲名や書名に「いとし○○」とたくさんあるのは存じていますが、皆○○は名詞ですよね? だから、それらは間違いではないが、「いとし君へ」は間違いではと思う次第です。
そういう誤解がないように最初に説明したつもりなのですが・・。
いずれにせよ、ご投稿ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/16 11:27

私も「変だなぁ」と思っていました。



(「古語」じゃなくて「文語」のつもりで制作者は使っているのだと思いますが)

もっとも最近は「文語」と「書き言葉」を混同するような、文語に関する無知が横行しています。
この程度の間違いが行われてもやむを得ないでしょう。なにしろ、学校教育で「文語」はほとんどまったく教育されていませんから。

この回答への補足

国語学者に確認したところやっぱり間違いとのこと。NO.6様のお考えは正しかったです。
こんな世俗的話題を国語学者に聞くのはと思ってためらっていたのですが、聞いてすっきりしました。

補足日時:2004/07/07 08:22
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この回答へのお礼

そうですよね。これが一番自然な見解のような気がします。ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/16 11:28

わたしも最初タイトルを聞いたとき、「え?」と思いました。



無理やりこじつけると、「愛し」は「君」にかかっているのではなく、「愛し。君へ」で、「愛しいよ。君へ(○○をささげよう)」のように、「君へ」のあとに何かが省略されているとか……。

全然説得力ありませんね(^_^;)。間違えてしまったのか、わざと間違えたのかわかりませんが、わたしもやっぱり変だと思います。

この回答への補足

やっぱり間違いですって。
no.5様の言語感覚は正しいです。

補足日時:2004/07/07 08:21
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この回答へのお礼

「間違いでは?」の意見に同意してくださり、ありがとうございます。
しかし私はNo.3さまの意見を聞いて、「間違いじゃないようだ」と思い始めましたが、No.5さまはいかがでしょう、それでもやはり間違いだとお考えになるかどうか、お聞きしたい気もします。

お礼日時:2004/05/14 23:53

>愛しき」以外ありえないと



愛しの でも 愛しい でも文意は合うし文法的にもOK
ではないかと。
まあ質問とは関係ないですが。

文法的にはわかりませんが、愛し子という言葉はありますので愛し君でも良いのではないかと思います。

自信はありませんが...。

この回答への補足

やっぱり間違いですって。TVってホントいい加減!!
せっかくここを読んで下さる方に少しでも正しい知識を持っていただきたく、念の為しつこく補足させていただきます。
(「補足する」を押そうとしたらうっかり「参考になった」を押してしまいました・・・)

補足日時:2004/07/07 08:20
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>>「愛しき」以外ありえないと
これはそういう意味で言ったのではなく、「愛し」の古語としての活用の中では、という意味です。現代語だったら、おっしゃるとおり愛しのでも愛しいでももちろんokですよね。

お礼日時:2004/05/14 23:48

#1です。


分かり辛かったようですね。
「愛し子(いとしご)」という言葉をご存知ですか?
もちろん現代語です。
それと同様で「愛し君(いとしきみ)」という言葉+「へ」という意味です。
>後ろに「君へ」が付くときは
ではないということです。

この回答への補足

知り合いの長老の国語学者にやっと聞くことができました。
やっぱり文法的に間違いだそうです。
御参考まで。

補足日時:2004/07/07 08:13
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この回答へのお礼

なるほど!! それなら納得です。間違いだとしたら、それが故意であれウッカリであれ嫌だなーと思っていたのですが、そういうことなら安心しました。
でも、ほとんどの人がそこまで気付いてないだろうなと考えると情けないです(私もですけど^^;)。

お礼日時:2004/05/14 23:45

間違ってても良いんじゃない?



絵画の”抽象画”や書道の”楷書”・”草書”のようにあえて崩した形式を用いる事で、インパクトを得ようとする手法でしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そこまで考えているならいいんですが・・・。作り手も、視聴者も。

お礼日時:2004/05/14 23:25

「愛し・君へ」じゃなく「愛し君・へ」ですね。


これなら文法的にも合ってますよ。

この回答への補足

ご投稿ありがとうございます。
すみません、意味が分からないのですが、どういう意味でしょうか? 「いとしくん(人名)へ」じゃないですよね? 番組紹介で「いとしきみへ」と発音しているのを聞きましたし。

補足日時:2004/05/14 23:23
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