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昔の人は数をかぞえるのに、
「ひい、ふう、みい、よう、いつ、むう、なな、やー、ここのつ、とう」
とかぞえました。
この中で「ここのつ」だけが浮いています。
数をかぞえるのですからリズムが大切です。
その証拠に五は「いつつ」なのを「いつ」と短く発音しています。
ところが九だけは4音となっており、リズムが崩れます。
これは何故でしょうか?
言葉のリズムを大切にしてきた日本人の習慣と合わない気がします。
「ここ」と短く発音しなかったのはどうしてでしょう。

また、「ここのつ」には、本来の意味があるような気がします。「の」が場所や所有を現すもののように思えるのですが…。たとえば「此処の津」「個々の都」とか。

A 回答 (10件)

「九」はもともと「ここの」と読みます。


「たくさん」を意味する「ここだ」「ここら」と同じ語源といわれています。
九以下の数詞の下に添え個数を表す接尾語「つ」が「ここの」について「ここのつ」となります。
「ここの」が略されたものが「ここ」「この」です。
(他にも古代渤海語由来説などがあります)

「ここの」ではリズムが崩れるというご指摘ですが、大和言葉における数のかぞえ方は、一から順番にリズムよく唱えるように成立したものではない、ということを前提に置いてみるとよいかもしれません。
大昔では「一(pito)」や「二(puta)」のように小さな数はまだしも、それ以上の大きな数になると「たくさん」とひとくくりに表していました。これは日本だけに限らず世界中のさまざまな文化圏で見られる事象だそうです。
文化が発達するにつれ、次第に大きな数を表す語が必要となってきますが、
「三(mi)」→「六(mu)」
「四(yo)」→「八(ya)」
というように、小さな数からその倍数を表す語が生まれたという説もよく耳にします。
ちなみに「十(とお)」の語源は「多数」を表す「撓(とを・とをを・たわわ)」であり、指を十本曲げる意味に由来し、一~九までをひとまとめにするニュアンスを持ちますので。「とつ」のように「個」を意味する「つ」はつきません。
一~十までを表す語が揃ったのちに「数え唄」が生まれたのではないでしょうか。
そのとき、リズムを調えるために「ここの」が「ここ」「この」などと省略されたのだと思われます。

学会諸説あるようですので、参考までにお留めおきくだされば幸いです。
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探していただいたURLでよく分かりました。


登場人物が二人いて、成功した客は八つ、失敗した客は四つと関係がありますね。No.9で述べたとおりです。「四つは真似をして一文損をした方の男ではありませんか」

yoshinobu_09さん、横道にそれて失例しました。
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No.9さんへ


(規則違反で削除になるかもしれませんが)

>質問者にとってはどちらでもいいことでしょう。
→ですから,さいしょからその旨断っています。

>どちらでもいいことですが、ときそばの時刻は八つでよいと思います。
→探したページをご紹介します。
わたしの記憶と理解のほうが正しかったと信じます。
http://ensou-dakudaku.net/furrok/mondo.html

参考URL:http://ensou-dakudaku.net/furrok/mondo.html
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9にだけ「つ」をつけたらリズムがおかしいのはあたりまえではないでしょうか?



「つ」を最後につけるなら、ひとつ、ふたつ、・・・
ななつ、やっつ、ここのつ、・・・でしょう。

つけないなら、なな、や、こう(この)・・・となりますから、特段リズムが崩れてはいません。

あと、「ここのつ」の由来や意味としては、諸説あるようですが。

ここのつは「この世の船着場」?
http://oyaji.room.ne.jp/~sam36/opinion/shihou-14 …

古代ヘブライ語で詩文になる?
http://www.pluto.dti.ne.jp/~msk/hifumi.htm

あんまりトンデモ的な解釈はどうかと思いますけど。(^^;
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 順序数詞とその接尾語「つ」付きの刻限呼称や個数詞などのグループ分けしてみました。

概ねリズムやバランスは取れているのではないでしょうか。

 日本語の唱え上げの(順)序数詞
基本語…… ひ    ふ   み   よ   い   む   な   や   こ   と
(変化形)…(ひい) (ふう) (みい) (よう) (いつ) (むう) (なあ) (やあ) (この) (とお)

接尾語付…ひとつ ふたつ みつ  よつ  いつ  むつ  ななつ  やつ  ここぬつ  とお
(変化形)…ひとつ ふたつ みっつ よっつ いつつ むっつ ななつ  やっつ ここのつ とおお

 日本語の基数詞
漢数字…… 一  二(双)   三  四  五  六   七  八  九  十
(大字)…壱・壹・弌 弐・貳  参  肆  伍  陸   漆   捌   玖   拾
(音よみ)…イ(チ・ツ) ニ    サン  シ  ゴ   ロク  シチ ハチ キュウ ジュウ
(訓よみ)…ひと  ふた  みい よ(ん) いい むう なな  やあ この とお
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昔の発音は、


なな、やー、ここの、とー
あるいは、なな、やー、この、とー

だったそうです。
「ここの、とー」が崩れて「ここのつ、とー」になったのでしょう。
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言語学的には詳しくありませんが民俗学的に・・・



古代日本語の数え方は純粋に今日まで残っているわけではなく断片的に、習慣的に残っているので全体像が分かりにくいと思います。ひい、ふう、みいという数え方はひとつの便法です。

穀類や酒、油などを枡(マス)で計るとき、途中で数を言い間違えたり、忘れないように、作業中ずっと数を繰り返していました。
例えば、ひとひとひと、ふたふたふた、みつみつみつ
或いは間隔がもっと短くてもよい場合は、ひい、ふう、みい、という具合に。

この数え方は落語になって、「今、何時だ」「やっつだ(午後二時ごろ)」「そうか、八つ、九つ」といって数をごまかす話が残っています。(時刻と数の話)

ひとツ(一個)ふたツ(二個)三ツ(三個)と数えて
ここのツとなります。従って「の」は場所や所有を表すものではありません。

みそじ(三十路)、よそじ(四十路)、いそじ(五十路)と年代(年齢)を表しますが、90路(代)は、ここのじとなります。

ここのつは口調が悪いように見えますが10単位で数えるのが普通なので英語の「8,9and 10」のように、これでリズムは取れていると思います。実際に数えてみれば納得いくと思いますが、「ここの~ツ、とう」で口調よく終えて、更に続ける場合は、横に10単位を示すものを置いて(みかん一個とか)又、ひい、ふう、みいと続けたのです。
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私の出身地 (京都) では



ひい ふう みい よう いつ むう なな やあ こう とお

ひとつ ふたつ みっつ よっつ いつつ むっつ ななつ やっつ ここのつ とお

と言ってました。

ちなみに、なぜ「とつ」と言わないのかは分かりません。
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ひい ふう みい よう いつ むう なな やあ ここの とお



ひとつ ふたつ みっつ よっつ いつつ むっつ ななつ やっつ ここのつ とお

では?
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>「ここのつ」には、本来の意味があるような気がします。



 昔の時刻の呼び方だそうです。今の午前と午後の一二時頃と書いてあります。(下記サイト参照)
 参考になれば幸いです。

参考URL:http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B6%E5 …
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