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○ (ふと/ふっと)右を見ると彼がいた。

上の文では、「ふと」「ふっと」のうち、どれを使うでしょうか。もし一方しか使えなかったら、両者の違いを教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

全体の状況にもよりますが、「ふと」の方が正解だと思います。



「ふと」は、当て字ではあるようですが、漢字で書くと「不図」になります。
「図」が「意図する、意識する、はかる、考える」という意味から、
考えるほど重要でもないことが、無意識のうちに、予期せず(突然、偶然に)起こることを表します。
   「ふと灯りが消える」
   「ふと人の動いた気配を感じる」
   「ふと立ち止まる(振り返る、手を止める、顔を上げる、遠くを見る)」
   「ふと思い出す(気付く、感じる、考える、意識が戻る、我に返る)」

一方、「ふっと」は、
 (1)急に消えたりいなくなったりするさまで、
        「ふっと見えなくなる」
 (2)理由もなく急にそうなるさまで
        「ふっと思い出す」
のように使います。
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「フッと」は「空気の動き」を内容補足する擬声語で、そこからさらに「気配」を表す様態修飾の擬態語となったものです。



「フと」はもともと素早さを表す様態副詞ですが、そこからさらに「フト(不図)では唐突な意味での、その当人にとって「思いもかけず」「意外にも」といった意識面への内容補足を含めた程度副詞でもあります。

ですから、そのような思いも掛けずに「(私が)ふと右を見ると…(そこには)彼がいた。」であり、何かの気配を感じて「(私は)フッと右を見ると…(そこに)彼がいるのに気づいた。」とすればいくらか自然になるでしょう。
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「ふと」は、無意識に近い弾みで右の方に視線が移ったときに用います。


「ふっと」は、何かの気配を感ずるなどで意識的に右の方に視線を移した場合に用います。
詰音便「っ」は、意識的もしくは強調的に詰音とする語法です。
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