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10m×16mの敷地にコンクリートを敷きたいと考えています。自動車は通行しませんが、
地割れしにくい仕上げにしたいと思っています(敷地内にクスノキなどの木があるため)。
見積もりを依頼した業者からは
・メッシュを引く
・スペーサーが地面からコンクリート高の中心になるよう、スペーサーをメッシュの下に
置くとのことでしたが、こういった方法で地割れしにくい仕上げになるのでしょうか。

もし不足点やアドバイスなどがありましたら、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

この様な大きさのコンクリート版が割れるのは、主に2つの理由です。


1)地盤の不動沈下
2)コンクリートの乾燥収縮

1)地盤の不動沈下
 これは地下の土質によって全く異なります。地中に腐植土等を含む地盤では
 コンクリート版自体の荷重によって、圧密沈下を発生させる可能性もあります。
 この為、先ず、地盤状況を把握するのが先決です。
 これが非常に悪い(地中に軟弱な地盤を含む)と、工事に先立って「地盤改良」を
 実施する必要がある事があります。
 極端に言うと、広さ全体を深さ50センチ位で、地盤改良材を添加して「版」を
 作り、地盤に浮いている状態を作ったりします。
 全ては、地盤の確認によります。

 また、不動沈下を防止するため、コンクリート版を3メートル角程度に分割
 する必要があります。

2)コンクリートの乾燥収縮
 コンクリートは乾燥、硬化と共に収縮します。これを放置すると、前面に
 ひび割れが発生することになります。
 これを防止するため、先にわざと、亀裂が集中しやすい個所を設けます。
 これを「亀裂誘発目地」と言います。
 今回のような事例では、上記に記した3メートル角に分割する為に目地を設け
 「亀裂誘発目地」の機能を持たせます。本来であれば、この目地の材質は
 「エラスタイト」となります。

3)コンクリート版の作成について
 コンクリート舗装的な(ガソリンスタンドのコンクリート版的な物)なら
 砕石を敷いて、コンクリートの厚みが300ミリ近く設定すると思いますが
 (この場合鉄筋もスラブとして2層に組みます。)今回の場合は、重さも
 かからないとして、それでも150ミリ位は必要ではないか、と思います。
 
 ワイヤーメッシュが亀裂防止効果が一応期待できますが、厚み80ミリ程度の
 薄いコンクリートでしか効果が発揮できないでしょう。

 単層の配筋で頑張るにしても、鉄筋のシングル配筋とした方が良いと思います。
 この場合も砕石は、先に最低100ミリは欲しいと思います。

3)スペーサーをメッシュの下に置く
 メッシュはそのままだと地面に置く形になり、コンクリートの一番下となるので
 コンクリートを拘束する機能を果たしません。その為、コンクリートの版の
 中間に浮かしておく必要があります。それがスペーサーです。
 このため、どちらかと言うと、砕石の上にスペーサーを設置し、その上に
 メッシュをそっと置いて、メッシュを空中に浮かせる、と考えた方がいいです。

 但し、先に書きましたように、コンクリートの厚みが150ミリ位になると、
 ワイヤーメッシュを中間に設置出来ても、その上下に75ミリの無筋のコンクリートが
 存在することになり、ワイヤーメッシュのコンクリートの拘束力を超える範囲に
 無筋のコンクリートが発生し、乾燥収縮による亀裂が発生することになります。
 単層でも鉄筋で組むべきだ、と思うのはこの理屈です。

4)その他
 上記の理屈は、実際にその通りにしないといけないか、と言うとそうとも言い切れません。
 その土地の地盤状況や、実際に質問者さんが、どの程度までの性能を要求するか、で
 全く異なってきます。
 ただ、今、業者が言っている事は、少し、安易に過ぎるように思います。
 その点を含んで、もう一度、丁寧に打ち合わせた方が良いのではないか、と思います。

この回答への補足

いろいろと教えていただき、本当にありがとうございます。

ご指摘のとおり、業者の選定も含めて再考の余地がありそうです。

補足日時:2014/05/16 00:46
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ご質問の内容から、「敷地内に樹木がある・・」状況なので


(1)樹木の今後を考慮せず、コンクリート床を施工する
(2)樹木の今後を考慮して、コンクリート床を施工する
から考える必要は無いでしょうか?

(1)でしたら、地盤改良+D10@250前後+厚150が目安で
伸縮目地@2500(w-35・エラクタイト)程度を目安では?
ただし、外気と遮断され、空気と水分の流動がなくなり、
樹木の生育に支障をきたします。
(2)でしたら、(1)の施工方法で浸透式を選択する方法や
適当な箇所に通気口としての開口部を配置する方法、
路盤を造成してコンクリートタイルを目地を取りながら
設置し、目地に芝生など悲惨防止措置を施す方法などから
選択をする・・ならば、樹木への影響は抑えられるのでは。

自分的には、その様に思いますが如何でしょう。

この回答への補足

ありがとうございます。

街路樹のように、木のまわりだけ周囲1mくらいはそのままにして残りの部分をコンクリート化しようと思っています。この場合でも目地は必要でしょうか。

補足日時:2014/05/16 00:22
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必要十分なコンクリートの厚さを確保する。


最低でも12cmできれば15cm以上。
コンクリートには引張り強度はほとんどないので
(圧縮強度の1/10程度)
そのようなメッシュを入れるか鉄筋を配筋して
引張り力をメッシュ(鉄筋)に負担させる。

コンクリートは水和反応で硬化するので
練り混ぜた、まだ固まらないコンクリート中の水をつかって
固まる為に水の体積が減って収縮します。
収縮することでひび割れが入るので
予め4m×5m程度でひび割れ誘発目地を入れておく。
割れるならその目地で割れるようにする。
コンクリート打設後しばらくはコンクリートに散水して
乾燥収縮を減らす努力をする。

この回答への補足

コンクリート打設後も、メンテナンスが必要なんですね。意外でした。

ありがとうございます。

補足日時:2014/05/16 01:02
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鉄筋コンクリートの基本的な設計指針として



鉄筋表面(鉄筋中心ではない)からコンクリート表面まで5cm以上を確保する。
複鉄筋の場合、鉄筋と鉄筋の間隔はコンクリートの砕石粒径の3倍以上を確保する。
(これも鉄筋表面間、中心間隔ではない)

鉄筋コンクリートの基本的な考え方として、圧縮力にはコンクリートが対応し引っ張り力が生じる部分は鉄筋が対応することになります。
そして、板状のものが曲がる場合、片面に圧縮、反対側に引っ張り力が生じます。
中心部分には、ほとんど力は掛かりません。
コンクリートの中心にメッシュを入れることは、最低限の厚さのコンクリートがばらばらにならないよう
つなぐだけで、メッシュが錆びればバラバラになります。
バラバラになる時間がやや長く持つ程度に考えたほうがいいでしょう。

ただ、コンクリートを打設する範囲に立木がある時点で、ひび割れは避けられないと思われます。
これを鉄筋コンクリートの強度で何とかしようと思うと、現実的ではない厚さ、費用になってしまうと思われます。

この回答への補足

立木の課題を含めてコンクリートだと、いろいろとクリアすべき点が多いですね。ちなみにアスファルトだといかがなものでしょうか。

補足日時:2014/05/16 00:53
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地表の伸縮とコンクリートの伸縮は異なります。

車が乗るか乗らないかは無関係
 造成してどのくらいの年月が立っているのでしょう。

https://www.google.com/search?hl=ja&q=%E5%9C%9F% …
このような工事になりますが、10m×16mのものを割れないようにするためには、膨大な工事が必要になります。
 この数倍、掘り下げて砂利を10cm~20cm以上敷き詰めて、その上に鉄筋を組んでコンクリートを流しこむ・・
 そんなことするより、1m角ぐらいで鉄筋を組んで10cm高さくらいを目安にコンクリートを打ち、目地を作るほうが良いです。
 またコンクリートの平板を敷く

この回答への補足

回答、ありがとうございます。

コンクリートの平板をひくという方法もあるのですね。
ちょっと業者に相談してみようと思います。

補足日時:2014/05/16 00:51
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