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私立の薬学部について
最低限、ストレートで薬剤師国家試験に受かるためには、
どの偏差値のどの大学に受かる必要がありますか?

また薬学部に入学して留年や退学をしない為には、
どの程度の基礎学力が必要なのでしょうか。

お知り合いに薬学部の方がいる、現在、過去薬学部だったなど、
ご存知の方は御教示願います。

A 回答 (2件)

6年制第1期生の者です。

実際に自分が感じたことを長々と書いてみます。


まずは公表されている国家試験合格率は見たことがあるでしょうか?
この数値は100%信用することはできないですが、ある一定の指標にはなるかもしれません。

ただ、国家試験合格率は100%に近いほど留年をさせる大学が多いことも事実としてあります。(合格率を上げるためというのがあると思います。)

私の大学では1期生に期待が大きかったのか、かなり進級が難しかったです。
というのも毎年留年が10人~20人は出ていました。そして、4年制のと一緒にはならないので
、上から落ちてくる人はいなく教室の人数も減る一方でした。
入学当初340人だったのが、6年では280人を切りました。
最後の卒業試験ではさらに30人留年出しました。
留年した人の中には国家試験受ければ受かってたであろうと思われる実力ある人でもです。

ここから見えることは

偏差値が高い大学は国家試験合格率はある程度保証はされるが、それはその大学の授業、試験のレベルについていける方でないといけないということです。でないと留年します。
中には留年を繰り返し、最終的には退学せざるを得ない人も何人かいます。

正直高校と違って、本気で勉強しないと留年するので、大学入ってからのほうが勉強したという人が多いようです。

なので、大学入ってからも勉強を続けられるという方なら、色々と学べる偏差値の高い大学は卒業後もある程度の土台ができるのでいいのではないかと思います。

逆に、いわゆる偏差値が低いといわれる大学は留年は少ないと思いますが、国家試験に合格できる知識は得られていないと思います。なので、卒業後に予備校などに通うことになります。

国家試験は大学関係なく、共通の試験です。そして大学受験などと違って、落とす試験ではなくある一定の基準を満たした人を受からせる試験です(車の免許みたいなもの)。

なので、どこの大学に行ったとしても自分の勉強ができるのであれば、国家試験は受かります。
ただ、周りがあまり勉強していないような大学になると授業の内容も深くは学べず、いくらまじめに授業を出ていても実力はつかないと思います。

色々書きましたが、これは自分が実感したものをそのまま書いたものなので、少々厳しく聞こえるかもしれません。

そうなると大学はどこに入ればいいのかという答えは、どこでもいいということになってしまいますが、留年しないようがんばれば、国家試験合格できるという大学、つまり国家試験合格率が高いところにすればいいと思われます。

あと、必要な基礎学力というのは一先ず、大学受験に受かるというのが必要な学力なのではないでしょうか。そこから足りないところを大学で学べばいいだけです。
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現在、薬学部6回生のものです。



最低限、どの偏差値に入ればストレートで薬剤師になれるのか?

どの程度の基礎学力が必要なのか?

といった質問からは、入学時にある程度の将来は見えるのではないのか?という質問者様の考えが伺えますが、現実は少し違うと思います。

確かに、基礎学力が高いと最初は何かと有利になることもあるかもしれませんが、6年間という時間はあまりに長いです。

私立薬学の入学時の学力の差なんてたかが知れてますよ。

結果に影響するのは入ってからの6年間、どれだけ根気よく勉強できたかです。

レベルの高いところに行っても落ちる人はいるし、レベルの低いところからも受かる人はいます。

ストレートで薬剤師になりたいのなら、最も大切なことは、どのランクに行けばいいかではなく、自分に根性があるかどうか、何かを犠牲にしてでも薬剤師になりたいという強い意思があるかどうかですよ。

しかし、大学のレベルの違いは、周囲の環境の良し悪し、就職先に影響するので、もちろん大切なことではあります。

今一度、薬剤師になるために覚悟を決められるのかを自身に問い直してみて下さい。

そして、可能なかぎりレベルの高い大学に入れるように頑張ってください!

応援してます(^O^)/
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