何年か前にNHKで放送していたと記憶しているのですが、インド出身の数学者でイギリスあるいはフランスの大学の偉い先生に呼ばれて一緒に研究した人です。
記憶があやふやですが、その数学者は非常に独創的な発想の出来る人で問題の回答を出してくるが、その証明が定かでないと言ったような内容でした。
その放送の中で『円周率π(3.1415---)を√を含む簡単な分数で表現』していたと思います。
身近なものだったのですが円周率以外のものだった可能性もあります。
問合せ自体があやふやだらけですが、このインド出身の数学者のことが気になって仕方ありません。
どなたかご存知の方があれば是非教えてください。
よろしくお願いします。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは、NHK人間講座で紹介されていたインド人数学者はシュリニーヴァーサ・ラマヌジャン(1887年12月~1920年4月)だと思います。
<ラマヌジャンについて>
インド生まれの彼は非凡な才能を持っていたが、貧しい家庭に生まれ、正規の大学教育を学べなかった境遇の持ち主。ある日彼は、ケーリー講座数学講師でありトリニティ・カレッジのフェローでもあるG.H.ハーディ教授宛てに手紙を出す。
内容は彼の得意としていた発散級数から始まり、第二種オイラー積分(オイラーマクローリンの定義)の内容へと渡った。
H.ハーディは極めて優れた数学の才能を見抜き、その後の数回に渡る手紙のやり取りで、ラマヌジャンを英国で最も優秀な学生の集まるケンブリッジ大学へ招くことを決意する。
渡英したラマヌジャンは、年額60ポンドの奨学金を受けてケンブリッジ大学で非凡な才能を存分に発揮するが、残念なことに1917年初め、病に倒れる。その後、インドに戻って最高の医療を受けるが1920年4月没。(享年32歳)
病は結核と言われている。(最近では肝臓アメーバー症とも言われる)
非凡な才能ながら、殆ど世に名前が知れ渡る前に没した数学者ですが、彼が更に生きていると数学界が一変したと言われます。一方アインシュタインも尊敬すべき非凡な物理学者ですが、相対性理論はアインシュタインがいなくてもいずれ誰かに発見されたと言われています。
この回答への補足
その放送の中で『円周率π(3.1415---)を√を含む簡単な分数で表現』していたと思います。
身近なものだったのですが円周率以外のものだった可能性もあります。
これについて何か具体的にご存知でしたら教えていただきたいです、よろしくお願いします。
ラマヌジャンについて詳しく説明していただきまして有難うございました。
おぼろげだった記憶が少し戻ってきました。
私の記憶の中で気になっていた人物はまさしくラマヌジャンです。
No.6
- 回答日時:
すでに質問が締め切らたあとですが、管理者さまにお願いして回答しています。
この回答が届けばよいのですが。
その番組は私も見ていました。4~5年前のNHK教育放送だったと記憶しています。みなさまがお答えになっておられるラマヌジャンについての番組でした。番組の中で紹介されたπを示す近似式を見たときに、あまりのすごさに衝撃を覚え、咄嗟に近くにあった本の隅っこへ、その式をメモしました。
その本が何だったかすっかり忘れていましたが、偶然にもその本を見つけ、近似式もちゃんと残っていましたので、ご紹介いたします。
前置きが長くなりましたが、その式は2つありました。
π=(63/25)×{(17+15√5)/(7+15√5)}
(1/2π√2)=1103/(99×99)
実際に計算してみると、その精度の高さに驚かされます。
ご参考になれば幸いです。
回答締め切り後にわざわざお骨折りの上ご回答いただきましてありがとうございました。
>π=(63/25)×{(17+15√5)/(7+15√5)}
>(1/2π√2)=1103/(99×99)
あの番組をみて、本当に衝撃的に思えたのはこの式だったんだと思います。
実は他の回答者に教えていただいたサイトにあるラマヌジャンの公式を見て何か違和感を感じていました。
なぜこの式が導かれたのかも興味がありますが、ともかく再び大感動です。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
こんにちは、あまり参照と言う形は取りたくないのですが、
円周率について(私的には何の事か分かりません)
【ラマヌジャン(Ramanujan)の公式】
http://ja0hxv.calico.jp/pai/pietc.html
http://www.mcc.pref.miyagi.jp/people/ikuro/koram …
などが参考になると思います。
参考URL:http://www.mcc.pref.miyagi.jp/people/ikuro/koram … http://ja0hxv.calico.jp/pai/pietc.html
参考URL覗いてみましたが、自分の記憶のイメージにあるよりもずっと複雑な式でした。
分母に√2があるところは合っていましたが!
重ねての回答ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
Srinivasa Ramanujan(シュリニーヴァーサ・ラマヌジャン)のことでしたら藤原正彦著「心は孤独な数学者」(新潮文庫)に生い立ちから亡くなるまでその波乱に満ちた人生が詳しく書かれています。
ご参考まで。尚、藤原正彦氏は小説家新田次郎氏の長男でご自身は数学者です。参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handl …
>藤原正彦著「心は孤独な数学者」(新潮文庫)に生い立ちから亡くなるまでその波乱に満ちた人生が詳しく書かれています。
是非読んで見たいと思います。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
シュリニヴァーサ・ラマヌジャンですか?
(2001年9月10日・NHK教育テレビ・人間講座・第6回放送)
間違えでしたらごめんなさい。
参考URL:http://satories.web.infoseek.co.jp/satori/genius …
たしかにラマヌジャンだと思います。
>2001年9月10日・NHK教育テレビ・人間講座・第6回放送
いつ放送されたのかもあまりよく覚えていないのですが、きっとこの放送を見たのだと思います。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
この回答への補足
参考URL閲覧しましたら下記の説明がありました。
> 南インドの数学者シュリーニヴァーサ・ラマヌジャンが1920年に32才で亡くなったとき、彼の個人的ノートには数千の不可思議な結果が書き残されていました。証明らしきものはほとんどありませんでした。
放送の中に、この説明に相当する部分があって、それが私の中では質問の所で書いたような形に記憶として残ったようです。
ありがとうございました。
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