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ベトナム船と中国の艦船が、再び南沙近海で衝突したようです。今回は、ベトナム船が、沈没させられる事態となり、看過出来ませんが、前回の衝突時、ベトナム船側は、動画という証拠を、世界に向けて発信しましたが、今回は初めから撮っていなかったのか?それとも海の藻屑となったのか?いずれにしろ、前回、中国は静止画像に留めるといった苦肉の策を強いられたようですので、今回以降、衝突する場合、証拠隠滅の意味も含め、確実に沈めると言う、腹を括ったのでしょうか?これはもはや戦争ですよね。

A 回答 (4件)

No.1です。


 質問者さんのお礼について、コメントしたいと思います。

<本当はすべて海上警察で行きたいのでしょうが、間に合わず、漁船を使用したか?もしくは元々イチャモン逃れで互角の漁船をぶつけてきたかです。そもそも漁船なのか?と言う事らしいですね。>

 私個人としては、中国当局が事前にプランニングした上での行動であれば、いいのだがと思っています。


 中国の実態を見る限り、中央によるコントロールが利かなくなっているのを、公安や軍を使って何とか統制しようと苦心していると見ています。

 長期独裁制のもとで、経済に資本主義を導入したため、政治力のある人間に富が集中し、もはや「共産党」と言うのは、名前だけで実質は「金持ちのための政党」と化しています。
 一人当たりのGDPは、日本の5分の1ですが、人口が13億人と日本の10倍以上のため、日本人の平均所得を上回る富裕層の数は、日本とほぼ同数と言える状態です。
 ちなみに、自動車の販売台数は、日本の2倍以上で1000万台を超えています。

 これだけ貧富の差が大きくなって、汚職公務員が一般化し、暴動や騒乱状態が多発している上に、少数民族のテロも頻発しています。

 このような中にあって、中国人の所得レベル向上と日本食指向も重なって、魚への需要が急増し、価格も高騰しています。しかも中国の管理する海域の広さは、日本の5分の1しかありません。
 その結果、『漁業は儲かる』という漁民の活動活発化と中国漁業規制の甘さ、無秩序な開発による沿岸部の海洋汚染から、中国近海の漁業資源は枯渇状態です。

 魚さえ取れば、「儲かる」のですから、中国漁民は魚の居る、韓国・日本・フィリピン・マレーシア・ベトナムの漁船の操業海域に押し寄せ違法であっても取りまくろうとします。果ては、アフリカ周辺でも魚の乱獲を始めています。

 
 中国は、政権を維持するために石油資源が不可欠な政治体質から、石油のある尖閣諸島周辺や南シナ海で、強引に領土化し、石油開発を進めざるを得ません。
 ⇒ 今や中国は世界最大の石油輸入国になろうとしており、経済成長に伴い、今後更にどんどん石油消費が増える見込みです。現在は、それに見合うだけの石油を今後も確保供給できるか、はっきりしていない状況です。しかし、石油がなければ経済成長が止まり、経済成長が止まれば「経済の成功」を理由に維持できている独裁政権は崩壊するしかありません。

 このような中国独裁政権の状況が解っている中国漁民は、自分達の漁場を広げるために、意図的に問題を起こして、その尻ぬぐいを政府に押し付ける行動を取っているとの見方が正しいと思っています。

 中国の政権側からすれば、石油さえ手に入れば、あとは平穏無事が国益です。
 石油がなければ政権崩壊につながりますから、絶対に他国に譲歩できませんが、それ以外の理由で他国と揉めれば石油を掘れなくなる可能性も高くなりますから、無駄なもめごとはないほうがいいはずです。

 
<歴史から見て>
 昭和初期、少数ですが日本人商人のある者は、日本軍が大陸に駐屯していることを利用して、揉め事が起きてもかまわないという強引な商取引を行いました。

 強引な取引に対して、相手が揉め事なしで済ませば、利益が大きい。
 強引さに対して、相手が揉め事を起こせば、「邦人保護」を理由に日本軍が出てきて、その後の商売がやり易くなる。
 どっちにしても、儲かるわけです。

 このような出来事が対日感情の悪化を招き、当時の日本政府が、「中国大陸への軍事行動拡大は行わない。」という基本方針を持っていたにもかかわらず、日本軍がどんどん侵攻していく理由の一つになってしまいました。
 尚、当時の日本政府には、日本軍の軍事行動に対する指揮権はありませんでした。


<まとめ>
 政権トップによる方針のもとに、ある意図のもとで漁民も動いているなら、国益に反したことは行われません。ですから、外交交渉である程度の結論や枠組みを作ることができます。
 しかし、政権に関係のない人間が政治権力を利用しようとして、揉め事を起こすなら、どのような突発事態が起こるか予測できません。また、外交交渉もあまり有効な手段ではなくなります。

 更に付け加えると、中国は戦前の日本と似て、「軍」は政府のコントロール下にありません。中国では、『軍』は党の支配下にあり、政府の管轄下にないのです。


 ですから、質問者さんの考えるような、「中国当局が事前にプランニングした上での行動」であれば、まだ安全側であって、「漁民の利己的行動」である場合は、より危険性が高い状態であると捉えていること。
 更に、この「より危険性の高い状態」が実際に起こっているようだと捉えています。

 以上、補足回答致します。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。相当逼迫した状況と見えて、あちこちで問題を起こしています。燃費も悪いそうですし。

お礼日時:2014/06/05 10:53

質問の件は↓についてでしょうか



【ベトナム漁船 中国漁船に衝突され沈没か】(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140527/k100147 …


>今回以降、衝突する場合、証拠隠滅の意味も含め、確実に沈めると言う、腹を括ったのでしょうか?

回答:沈めるつもりであったかは不明ですが、沈んでもかまわない と括っていたと思います。

それから、中国では「漁民」ということを盛んに主張していますが、軍と無関係ではないと思います。
それに、漁船(のような船)に乗っているのが漁民とは限りません。
WW2でも、民間船や難破船を装った軍艦や潜水艦による通商破壊が行われています。

【NHKニュース7 2014.05.10】
http://o.x0.com/m/31975
(中でも中国は、南シナ海のほぼすべての島々の領有権と、海域の管轄権を主張。
周辺の国々と対立しています。
銃を構えて。
盾を振り回す。
この人たち、兵士ではなく、中国の漁師です。
海洋進出の動きを強める中国は、南部や東部の沿岸部の漁師たちを海上民兵として組織。
軍事訓練を受けさせて、南シナ海の海域を守るという、特別な任務を与えているのです。
その南シナ海では、中国とフィリピンとの対立も鮮明になっています。
フィリピンの国家警察はおととい、南シナ海にある排他的経済水域内で違法操業を行っていたとして、中国の漁船を拿捕したと発表。
さらに、漁船からワシントン条約で絶滅危惧種に指定されているウミガメ350匹が見つかったとして、中国人船長を含む、11人を逮捕しました。)


外国が他国に介入すようとする場合、「軍隊ではない(と言えなくもない)何か」を使うのはよくある事です。

戦前の日中紛争時も、アメリカの退役軍人の民間人による「志願者」のパイロットが中国に自発的に行っています。
最近では、ロシアの隣国で活動している国籍不明の武装集団がいたそうです。


>至急機銃で沈める法案を作らねばなりませんね。集団的自衛権に入っていれば良いのですが。

日本の領海内であれば、自衛権の範囲ですので、「憲法解釈」とやらで何とでもできます。
なんでもかんでも集団的自衛権に入ると考えるのは間違いです。


私は、あの海域の領有権は各国が主張していますが、中国については無理があり過ぎると思っています。
「中国は、体当たりした場合、確実に沈めて来」の回答画像3
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この回答へのお礼

ありがとうございます。遥か彼方の南まで延び、しかも、相手国の海岸線ギリギリまで、踏み込んでいるのではないか?と思うような九段線です。しかも、理由も根拠も無い。ナメてますよね。

お礼日時:2014/06/05 10:47

まー中国の漁船って国に雇われたり命令されたりして隊列を組んで妨害してくるからね。


漁船で漁師なのか? と言われれば限りなくクロに近いグレーです。

問題は尖閣諸島や日本の経済吸う息で同じことをしてくるってことです。
体当たり映像、まさかもう国民は忘れてないよね? と念を押してみたいですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。至急機銃で沈める法案を作らねばなりませんね。集団的自衛権に入っていれば良いのですが。

お礼日時:2014/05/27 13:06

 ニュース内容を誤解されているのではありませんか?



 ベトナムの漁船が、中国の漁船に囲まれて沈められたとの報道と思います。
 中国の公的な艦船が、ベトナムの民間漁船に手を出したわけではないようです。

 沈んだ漁船の乗組員は、同じベトナムの漁船によって救助されたようです。

 
 中国の農産物は、農民が安全基準を無視して、大量の農薬を使用したりしますが、海上でも漁民がやりたい放題のようです。

 日本の海上保安庁の巡視船に体当たりしたり、韓国の警備艇相手に大立ち回りを演じて、韓国の取り締まり側に死者が出たりしていますし、フィリピンでは国際的に保護されている海亀を大量に密漁して捕まったりしています。

 中国は、漁民が問題を起こした相手国に対しては、自国漁民を全面的に支持しているような態度を取っていますが、裏では持て余しているようです。
(日本の巡視船に体当たりした船長は、漁業団体の事務員として陸に上げられて、海に出られなくなってしまったようです。中国の漁業の実態から言えば、海に出て違法操業すれば、事務員の何倍も儲かるようです。)

 以上、推定のような文章になってしまいましたが、以前のネットニュース記事などは削除されていることが多く、記憶を基に回答しました点、お許しください。

 
 今回の事件の詳細記事及び補足記事については、以下にURLを記載します。
http://news.nifty.com/cs/topics/detail/140527810 …

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3874?page=1
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2535
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この回答へのお礼

ありがとうございます。当方も先日の流れだろうとてっきり艦船と思っておりましたが、中国側も漁船のようですね。失礼しました。が、詭弁に過ぎず、紛れも無く艦船団の一部です。本当はすべて海上警察で行きたいのでしょうが、間に合わず、漁船を使用したか?もしくは元々イチャモン逃れで互角の漁船をぶつけてきたかです。そもそも漁船なのか?と言う事らしいですね。紛れも無く言い逃れの為、口実の為であり、ちょっと今回は今までとは違うようですので、ベトナム側には頑張って欲しいものです。

お礼日時:2014/05/27 11:44

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