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はじめて質問させて頂きます。
当方上場企業の経理部に勤務する39歳の会社員です。
経理部とは言っても債権債務関係→長期で海外駐在員→現在は経営企画系のポジションで働いており、いわゆる経理の王道である「主計業務」にはほとんど携わっておりません。
そんな中、海外駐在員時代に知り合ったとある新興上場企業の方から経理部門の責任者としてヘッドハンティングを受けました。
新しい事に挑戦出来る事、破格の待遇という事もあり、気持ちとしては首を縦に振りたい所なのですが、主計業務を経験していない為果たして自分に務まるかどうか、という所に正直確信が持てません。
そもそも、上場企業での「制度」決算という業務自体何をするのかという流れを理解しておらず、本やインターネットで調べても明確に書かれているものが無い為こちらに相談させて頂いた次第です。
個別決算→連結決算→短信作成→有報作成→事業報告書(会社法の資料???)などという流れなのでしょうか?監査法人との交渉等も横目で見ているだけです。

経理の傍流を歩んできている為、知識だけは付けなければと思い、米国公認会計士の資格は取得しました。ですので、まぁ一般的な決算業務は出来るような気がします。
しかしながら、例えば税効果会計や退職給付金会計、キャッシュ・フロー作成や上述した短信等の開示資料作成業務・・・等の経験が全く無い為、何をどうやって、どのタイミングで行えばいいかが分かっておりません。(勿論税効果やキャッシュ・フロー等自体の理解はしております)

恐らく私を誘って頂いている方は、私の海外時代での仕事ぶり(管理責任者として差配している姿など)や、米国公認会計士という資格を基準として声を掛けてくれていると思うのですが、それだけでは必要十分ではないという事は自分自身で分かっておりますが、逆に上記業務は経験が無くても必要最低限の知識を有している中で経験を積めば事足りるのでは?という思いも持っている次第です。


論点がぼやけてしまったかもしれませんが質問です。
上記のような「知識はあるが経験はない」という状況で上場企業の経理責任者の職は務まるでしょうか?

皆さんのご意見お聞かせ願えれば幸いです。
長文お付き合い頂きありがとうございました。

A 回答 (1件)

上場企業で経理責任者をしております。



個別決算→連結決算→短信作成→有報作成→事業報告書(会社法の資料???)などという流れなのでしょうか?

かなりざっくりですがその流れです。


監査法人対応、銀行、証券会社との折衝、有報、短信作成、キャッシュ・フロー作成、税効果、法人税申告書、外形標準課税ぐらいは理解しないと厳しいかと思います。
一例ですが、税効果の会社分類などはそのとおりに分類せずに曲げることも必要です。会社のことを考え、監査法人をいかに納得させるかですね。

なお、公認会計士資格をもったものを採用した事がありますが、全く使い物になりませんでした。資格は無いよりあった方が良いですが、あくまで参考情報であり経験が全てです。
部下(経理主任)に専門学校卒のものがいますが、大卒の部下より使い物になります(笑)

上場企業の責任者ということであれば、MAや資本政策についても必要です。
まあ、これはやりながら覚えるという形でも良いかと思いますが。


御自身のキャリアを先方に伝え、双方が幸せになるよう御検討したほうがよろしいかと思います。
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