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ポリペプチドの分子量の測定をすることになり、電気泳動法をつかうことになったのですが、素人で知識がありません。測定したい分子量は数百から十万程度です。高速液体クロマトグラフィーというものと比べて両者の利点や欠点などを教えていただけないでしょうか。ゲルろ過というのは高速液体クロマトと同じですよね?
お願いします!!

A 回答 (3件)

>ゲルろ過というのは高速液体クロマトと同じですよね


 No2の方が書き込まれているように、高速液クロは、化合物の性質の分子量、電気的な性質、吸着や分配(これがよく分からん)の差異して分離できるように、カラムの中の樹脂を変えます。ゲルろ過は、分子ふるいの別名があるように、分子の差を利用して分ける場合をさします。

>両者の利点や欠点
比較には、表を作りましょう。
      電気泳動      高速液クロのゲルろ過
大きい分子 遅く動く      早く出てくる
時間    2時間以上      15分程度
装置    2万円        300万以上
1回の費用 試薬は安い      カラムが高い
結果   ゲルを測る      記録紙を読む(簡単)
測定   分子量が1000以下は不正確かも
     分子量が30万以上だと無理

 なお、ペプチドというのは、分子量が10000くらいまで。それ以上を蛋白というのが一般的です。
 電気泳動では、大きすぎるとゲルの中にタンパクが入らず、小さすぎると早く出て行ってしまいます。

 分子量測定のゲルろ過で思い浮かべるのは、高速液クロではなく、ファルマシアのセファデクスというのは、歳のせいでしょうか。これは、ガラスカラムを利用できるので、費用はしれています。
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この回答へのお礼

ありがとうごさいます。表がわかりやすくて助かりました。明日からの研修でしっかり理解していきたいと思います。今後もこちらで質問させていただくと思いますのでよろしくお願いします。お返事が遅れてしまい、申し訳ありません。

お礼日時:2004/05/25 10:34

一口で電気泳動やHPLCと言っても色々なモードがあります。


で、もし両方とも装置が無いのなら、間違いなく電気泳動をやったほうが、安くあがります。
HPLCは液やカラムの選択によりいろいろな使い方が出来ますし、ゲル濾過というのもその使い方の一例です。

参考URL:http://proteome.tmig.or.jp/JES/J_index_body.html

この回答への補足

ありがとうございます。実は、なんと補足していいのかもよくわからない状態です。URLを参考に、もう少し勉強します。それから改めてこちらで質問させていただこうと思います。お返事が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。

補足日時:2004/05/25 10:26
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電気泳動法は数種類の分子量マーカーと同時に泳動するので一目でおよその分子量を予測することができるのですが、高速液体クロマトグラフィーですと分子量別に分取はできますが、それがどれくらいのものかを判定するのには不向きではないかと思います。

また、資料も1検体しか流せないし、(電気泳動はレーンの数だけ一緒に流せる)マーカーを同じ条件で流したとしても全く同条件とは言えないとも考えられます。
2つはそもそも利用する目的が違います。電気泳動は単純に分子量によりものを同定(確定ではないのでそれをするにはウエスタンブロットなどで判定する)するのに用い、HPLCは目的分子量のものを分取したり、内部標準物質を用いて含量を測定する目的で使用します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。利用目的の違いもよくわかっていませんでした。明日から電気泳動の研修が始まるのですが、これからいろいろと勉強していくつもりです。その際にまた質問させて頂くこともあると思います。よろしくお願いします。お返事が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。

お礼日時:2004/05/25 10:25

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