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 性同一性障害と呼ばれる病気が、時々マスコミに出てきます。心の性と体の性が一致しない病気、とされているらしいです。個人的には、性的嗜好を超えた「心の性」というものの実在は、疑わしいと思っています(だから性同一性障害という病気の存在も疑問に思っています)。

 ところで、性同一性障害の治療法として、日本では「体の性を心の性に合わせる」ことが中心になっているようです。ホルモン療法などを経て、どうしてもとなると性別適合手術と称して、体の性を変えようとするわけですね。

 しかし性同一性障害を、生物学的に男性(女性)なのに自分を誤って女性(男性)と認識している状態、と考えれば、改めるべきは「心の性」の方であると思います。また、体の性を変更するといっても、染色体は変えようがないわけで、女性が他人を妊娠させることはできませんし、男性が自分で妊娠するのも不可能です。とすれば、「心の性の方を、体の性に一致させるべきである」と私は思うのですが、皆様はどうお考えでしょうか?そういう異常な性のあり方を容認するのはどうかと思うのです。催眠とか、なんか「心の性」を正しくする手段はあるような気がして。

A 回答 (7件)

こんにちわ



性同一性障害でも先天性の中核群性転換症は心の性が固定化されているのです。
逆に後天性(幼少時からの性同一性障害)は心の性が流動的なんです。
特に後天性は女の子が可愛いから自分も可愛い服着たいってなるし、男の子がカッコイイから自分も男と同じ服を着たいってのが多いですね。
私が呆れてしまう事例だと妻子持ちのMtF(男→女)についてです。
だって男としての性欲があるから結婚して子供を産ませたんですよね?
本当に自分の性器に不快感があるなら結婚して子供を産ませようなんて出来ないし、結婚しようとも思わないですよ。
一生独身を貫き通すのが先天性の中核群性転換症の方に多いです。
だから私は妻子持ちのMtFには「あんたは性同一性障害でなく女装趣味を正当化する為に性同一性障害だと偽ってるんですよね!」って言うよ。
反論があれば「何故結婚して子供を産ませた?男としての性欲や本能があるでしょ?本当の性同一性障害は自分の性器に嫌悪してるのですからね」って言い返しますね。

染色体は変えようが無いですけど、クラインフェルター症候群だと染色体異常なんですよ。
アンドロゲン不応症だと男性ホルモンに反応しないから完全型だと女性として生まれますけど染色体は正常な男性なんです。部分型だと男性として生まれるんですが普通の男性より小さいってことが多いですね。

さて、本題は心の性を何故改めないのかってことですが・・・
性同一性障害に対し、「心のほうを身体の性に一致させる」という治療は、以下の理由によりおこなわれていないんですよ。
性同一性障害の典型例では、過去の治療においてジェンダー・アイデンティティの変更に成功した例がなく、そのような治療は極めて困難だと判明している。性同一性障害に対する治療は、とくに日本国外において長い歴史があり、過去に幾度もジェンダー・アイデンティティを身体に合わせようとさまざまな療法が試みられてきたが、いずれもジェンダー・アイデンティティを変えることはできなかった。性同一性障害の典型例では生物学的な要因が推測され、ジェンダー・アイデンティティの変更は不可能と考えられている。
性同一性障害の当事者自身はジェンダー・アイデンティティの変更を望まないことが多いので、治療の継続が困難である。また、すでに当事者自身が、その身体の性別としての扱いに応えるべく努力し生きてきたという事実もある。いかに厳然と反対の性の身体で生まれようとも、いかに周りから常にその性別として扱われようとも、ついに最後まで屈することのなかった「性同一性」である。当事者自身も、さんざん悩み抜いた末に性別の移行を決断し医療機関を訪れている。
ジェンダー・アイデンティティは人格の基礎の多くを占めており、人に対する人格の否定につながる。人格と身体を比較したとき、人格を優先することこそ、人の倫理に沿う考えであるといえる。性同一性障害の原因は、身体とは反対の性への脳の性分化が推測されているが、たとえば「脳を身体の性別に一致させる」という脳に対する外科手術は現在の医療水準では不可能であり、またたとえ仮に可能であったとしても倫理的に難しいですね。
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性同一性障害というのは、生物学的に男性(女性)なのに自分を誤って女性(男性)と認識している状態ではありません。



人間は妊娠中に、母親の子宮内で、1個の受精卵から身体が作られるわけですが、最初のうちは男性も女性も同じように身体が作られます。しかし、ある時期から男性と女性が分かれるようになり、その時点までに作られた身体の一部も作り変えられてゆきます。作り変えられるのは生殖器だけでなく、脳も含めた全身の形態と機能が作り変えられます。
特に脳については、脳の中のある特定の部位が破壊されることによって男性の脳に変化するらしいことが、動物実験で知られています。

妊娠中の男性と女性とが別れる時期に、本来なら全身が女性に、あるいは全身が男性に作り変えられるはずのものが、何らかの原因により、男性として作られる部分と女性として作り変えられる部分とが混在してしまうことがあります。たとえば身体の大部分は女性なのにひげが生えたり、大部分が男性なのに乳房が大きくなったりなどがあります。こういった、女性の部分と男性の部分とが混在してしまうような全身の異常の一つとして、脳が男性と作られたしてのに生殖器は女性として作られてしまったり、逆に脳が女性として作られたのに生殖器が男性として作られてしまうような混在が存在します。これが性同一性障害です。

ところで、人間も動物の一種なので、種を存続させようとする本能があります。オスは、多数の精子を放出することができるので、オスが自分の子孫を存続させる方法は、より多くのメスと交接をして自分の子供をより多く生ませることです。
そこで、男性として作られた脳には、自分のペニスを多数の女性の膣に入れて多数の女性を妊娠させ、多数の子供を生ませることで、自分の子孫を増やそうとする衝動が組み込まれています。ところが、その自分にはなぜかペニスがないのです。それどころか膣があり子宮があるのです。そこで混乱を生じます。

一方、メスは交接後に妊娠出産という過程に一定の期間が必要になります。ですから、一生の間で作ることのできる子供の数に限度があります。そこで、メスが自分の子孫を反映させる方法は、生存競争に生き残る可能性の高いオス、ということは最も強いオスと交接をして、少数の強い子供を作ることです。
女性として作られた脳は自分の子孫を残すために、強い男性の精子を受け入れて妊娠、出産しようとする欲求があります。ところがなぜか自分の身体には膣も子宮もなく、その代わりにペニスがあるのです。そこで混乱が生じます。

このように、脳に組み込まれた性衝動と生殖器の構造が異なるのが性同一性障害なのです。
心の性ではなく、脳が形成される過程で本能として組み込まれた行動様式と生殖器との不一致なのです。

治療の方法としては、理屈では、生殖器を変えるか脳を変えるか、2つの方法があることになります。しかし実際には、ラットの実験でメスの脳の一部を破壊したところ、メスのラットと交尾をしようとするようになった。というだけであるので、人間も同じかどうかはわかっていません。脳をどの程度破壊すると男性になるのか、わかっていません。破壊する量が少なすぎると男性の脳にならないかもしれませんし、破壊しすぎると生命が危ないかもしれません。脳をちょっと傷つけてみて、十分に男性にならなかったら、もう一度手術をしてもう少し脳に傷をつけてみて・・・、などということはできるはずがありません。

常識的に考えても、頭骸骨に穴を開けて脳をいじくるより、おちんちんをちょん切るほうが生命の危険ははるかに少ないでしょう。
というわけで、現状では脳の手術ではなく性器の手術が行われているのです。

この回答への補足

おちんちんをちょんぎっても、妊娠も受精もできないでしょう?危険が少なくても、根本的な解決になっていないと思うのですが。

補足日時:2014/06/17 20:26
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そうですね。

そういうアプローチもあるにはありますね。他の方も指摘していますが、心の性とはすなわち脳の性となりますので、ここを変えるということになります。

じゃあなぜそういうことをしないのかというと、そういう術がないから、に尽きると思います。催眠というのはあくまでその場を変えるだけであって、その人の本質を変えてしまうわけではありません。もし催眠でその人の本質を変えることができるなら、うつ病は催眠で治ったってよさそうなものでしょう?でも、催眠療法は一部の治療家が民間療法として行っていますが、精神科の間では一般的に行われていません。そのあたりの事情には疎いですが、おそらく医学的に効果的な治療法であるという根拠がないのではないかと思われます。
テレビでよくやってる催眠術も、手をパンと叩けば元に戻ってしまいますよね。だから催眠術というのは一時的に思い違いを起こさせている状態にしかすぎないのではないでしょうか。

もし脳を直接いじれるような時代になれば、確かに性同一性障害をそういうやり方で治すという方法もでてくるということになるでしょうが、それっていってみれば簡単に洗脳できちゃうってことですよね。それはそれですごく怖い世の中になりそうだって気がしないでもないです。手術して帰ってくると、「僕は世界一の会社に勤めることができて幸せです。だから、24時間365日働きまーす」とか心から言い出しちゃうんでしょ?
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心の性というより「脳の性」ですね。



私が思うのは、体の性、社会的な性を変えた人のほうが
目立ちます。世に出ます。だからそういう人が多いだけだと思います。

おねえ系と言われる人たちも強い人が多いですが
そういう人だから我を貫いて、目立つ立場に出て訴えるからであって
本当は気弱だったり受け身だったり

心を偽るなり、社会的な、肉体的な性に合わせて生きている人は
わからないだけでひっそりいらっしゃると思いますよ。

ただ押し殺して生きている中で二次的な症状が出てしまう人もいるのではとはおもいます。

だから逆に私は、小さいうちの性同一性障害の子を
脳の性に合わせてしまうのは、あまり賛成していないんです。

思春期の変化の乗り越え方もありますが
その子自身がどちらで生きていくほうが楽なのか
まだわからないからです。

ただ心、というか脳というか中身はアイデンティティにからむし
苦痛を一番感じやすいですし
物理的に治せる体よりも治すというのはなかなか厄介です。

自分は、苦しくても長いものに巻かれて目立たないほうが楽なタイプなので
もし性同一性障害でも、肉体の性に合わせたほうが
まだ生きやすいかなという気はしますが

幼少期からの不満、どうして、という思い、苦痛が積み重なれば
強い思いになるかもしれません。
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おおっ、勇気ある問題提起ですね。



これも世の中にあるタブーの一つで、そのような発言をした瞬間、差別だと判断されます。しかし「性同一性障害」を「病気」と捉えるのであれば、おっしゃるように心の側を治療すると言う選択肢は十分に議論する価値があると思います。

もしそれができないのであれば、それは「性同一性障害」がもはや政治勢力と結合した政治問題になっているからでしょう。クジラを食べてはいけないと言うのと同類の話です。

また、もし「そういう時に人の心をいじる行為は残酷である」と言う反論が出た場合は、世の中ではびこっている「年齢同一性障害」についても病気とみなすべきではないでしょうか。かく言う私も、実年齢と自分で感じている年齢が一致せず、苦しんでいる患者の一人です。心の問題などと言わず、あと20歳くらい外見を若くするための整形手術を保険適用させてください。
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あなた、性同一性障害がわかってない。



あなたが朝、目覚めたら反対の性になっていたら、受け入れますか?
ということらしいです。

受け入れなさいというのがあなたの考え方で、
受け入れがたいよね、修正したいよね。というのが性同一性障害なのです。

この回答への補足

分かっていないと思います。なぜなら、私は性同一性障害ではないからです。
ただ、不一致ならどっちかを改めるしかないわけで…。

補足日時:2014/06/15 17:57
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催眠では治りませんよ。



海外だと性転換手術での治療が一般みたいですがね。

心の性といいますが、脳の構造や働きかけですから治すのは技術的に

無理です。

私は患者ではないですが、心の性というのは同性の子が好きとか自分が

男の子だと思ってたのに身体は女の子といった場合もあてはまります。

染色体を変える必要はありませんよ。身体の構造を変えるだけですから。

性器を手術で切り取るといったものが一般ですが、女性の場合はホルモンを増やして

男性の体に近づけるといったもの。実際に認めようがいまいが現実に苦しんでる人はいるのですから。
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