プロが教えるわが家の防犯対策術!

私は音楽理論の本「ギタリストのための楽典」-井桁 学著を理解した者で、理論は初歩はわかります。
先日the band apart というアーティストをその知識を活かしてコピーしてやろうと意気込み、挑戦しますが返り討ちとなりました。理由はonコード(分数コード)、オーギュメント、add9などなど変わったコードのオンパレードだったからです。けど、このブルージーというかボサノバというか、この雰囲気がカッコいい。ということで、やっぱりコピーしたいと思ったわけです。けどこういった特殊コードは上の本は紹介だけされていて、使い方などが書いてありません。(批判してるわけじゃないです。基礎はとてもためになりました。)そこでこういった特殊コードについて性質など詳しく書いてある本など、詳しい方いらっしゃいましたらご教授願います。ちなみに某I楽器店に行きましたらそこまでならレッスンに通ったら?と言われました。それも考えてはいるんですが、もし参考書などありましたらお願いいたします。
音を聞いて雰囲気を覚えるのが一番というのは重々承知した上です。ただ今、何も分からずぼうっとしてるので参考になる意見を聞きたいと身勝手に思った次第です。どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

たくさんレコード(今はCDか)を聴いて、いろんな人による現実の中でのコードの使い方を研究するしかないと思います。


本などに頼ったって身につく知識はなかなか得られません。レッスンでも多分教えてもらえない(講師のワザは盗めるかもしれないけど)と思いますよ。

昔、渡辺香津美さんが若いころの演奏をしばらくコピーしていたことがありますが、Gミクソリディアンのモードの部分で、E7 13というコードを弾いていて衝撃を受けたことがあります。ギターソロの中のブロックコードでE7 13とG7 13を交互に左手のポジションを3フレットずらして弾いているだけなんですが、E7 13からG7 13に抜けるときに物凄く斬新な響きが起こります。

理論ではこういうコード展開はどうやっても出てきません。まあ考えてみればE7 13はGのディミニッシュだからアリなんだけど、これを堂々とソロの中で弾いてのける香津美さんのセンスが凄いなあと思ったわけです。

最近のギタリストであまりこういうコードワークを聴かせてくれる人っていない気がしますね。お勧めするならやっぱり若い頃(70年代)のジョンスコフィールドとか80年代のアランホールズワースくらいかな。後者は手が大きくないと押さえられないコードを多用しますけど。

初心者はこういうものに体系とか近道があると必ず勘違いします。そんなものはないのです。音楽理論だけでは音楽は作れないのですよ。あくまでも裏付けるものでしかありません。
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熱意が感じられてとても好感を持ちます。

以下,補足への回答です。

>コードの詳しい理論書は何がありますか。
  
 将来,どんなふうになりたいのかで,学ぶ内容が変わってくると思います。

(1)あくまで一人のギタリストとしていろんなコード進行を巧みに使えるようになりたいというのなら,コードパターン集を買ってきて徹底的に体にしみこませるのが第一でしょう。それが身に付くと,そうじゃないパターンのコード進行に出くわしたとき,それがとても新鮮で,それを取り込むことでどんどんコードパターンの感覚が広がっていきます

(2)将来,バンド全体のアレンジもやっていきたいというのなら,芸大和声の2巻までを大急ぎでやって(課題を飛ばしながら進めば1~2か月で読破するでしょう),それからコード進行の専門書を読むと理解度がとても速くなるでしょう。
というのは,芸大和声はクラシックのバロックからロマン派くらいの音楽の和声を機能和声として理解します。コードネームで書き換えると,きっと見たこともないようなコード進行がたくさん出てくると思います。それを基本にすると,その基本に反するコード進行が世の中にたくさんあって,それらを理解するよりどころにもなります。
たとえば,ドリアのII,ナポリの6,増6の和音(ドイツの56),反復進行,などに出くわすと,すぐに自分の曲に取り入れたくなることでしょう。

>テンションコードなどの各コードの使い方などが書いてあるととても助かります。

私はジャズに興味があったので,渡辺貞夫のジャズスタディはとても役立ちました。ただしこのような理論書で紹介されているテンションコードはあくまで基本で,実際は曲のムードを考えながら独自に作り上げなければなりません。何も考えずに教科書通りに積み上げると,かっこいい響きどころか,100年前の古臭いブルースのハーモニーになったりするので,ご用心。

>とりあえずコピーは続けてみます!

ぜひ続けてください。センスも耳もよくなるし,音楽語彙が広がります。
ただ,今,コピーを挑戦している楽曲が,あまりに手におえそうになかったら,一時中断して,コピーできそうな曲から挑戦することをお勧めします。
初めてスケート靴をはいた子は,将来はトリプルアクセルを飛ぶようになるかもしれませんが,それを夢見ながらまずは転ばずに表情を歩く練習を始めざる負えないのです。背伸びしてジャンプに挑戦したりしたらけがするのが見えてますもんね。

最後に,
理論書はあくまで創作のための補助的な資料でしかありません。人々が言葉を話すうちに話し方のルールが固まって文法が誕生するように,音楽もいろんな人が作曲するうちにパターンができて音楽理論にまとめられるだけです。最先端のサウンドには音楽理論は誕生してないのですから,センスが良ければ何をやってもいいのです。もしかしたらあなたのセンスに新しい音楽理論がつけられるかもしれません。
100年前は,世の中にジャズハーモニーの理論書など存在しませんでしたが,ジョージガーシュインは次々に作品を発表していましたよね。

ということで,頑張ってください。
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#1の方はやんわりと



力量とセンスがわからないので、と書いていましたが

正直、どちらもたいしたことがないから
このような質問をしているのだと思います。


本を読んだだけで理解できるなら苦労はありません。

レッスンに行った方がいいと思いますけどね。

この回答への補足

厳しいご意見ありがとうございます。ギター歴は1年で力量とセンスは欠片も持ち合わせていない未熟者が粋がって質問してます!w
レッスンは全く経験がないのですが料金、時間、雰囲気、おすすめなどありますか?
うまくなりたいです。

補足日時:2014/06/26 22:55
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こんちは。

私は昔アレンジャーやってたもので,ギターに特に詳しいわけではありませんが,きっとこの質問には回答がないだろうと思って,老婆心ながら回答します。

>特殊コードについて(ギター)

特殊コードの定義が分かりません。
「onコード(分数コード)、オーギュメント、add9などなど」を特殊コードと呼んでいるとしたら,質問者様の音楽理論の知識はかなり初歩的な段階化と推察します

>私は音楽理論の本「ギタリストのための楽典」-井桁 学著を理解した者
 
この本を実際に読んだわけではありませんが,本の紹介文を読む限りでは,「コードみてかき鳴らすだけじゃなくって,楽譜読めるようになると,音楽の理解が深まるよ。コードもダイアトニックコードだけじゃなくって,こんなかっこいい音も普通に使いたいよね。ベースもルートだけ使うんじゃなくって,工夫しようね。さあ,これで,ワンランク上の演奏ができるような気がしてきたでしょう。興味がわいたなら,もっと詳しい理論書をちゃんと勉強してね。バイバイ」という本の様ですね。

>the band apart というアーティストをその知識を活かしてコピーしてやろうと意気込み、挑戦しますが返り討ちとなりました。

 早いビートの曲を一曲聞いてみました。おそらくは,上の本を読んだだけでは,理解不能な音楽ではないでしょうか。彼らはかなり高度なテクニックを持ったメンバーの様です。出来上がっている音楽もプログレッシブでかっこいいです。
しかし,もしコード進行を書きだしたとしたら,とてもシンプルな曲です。複雑に感じさせているのは,彼らの個人技です。
たとえば,私が聞いた曲では,ベースがワンコードのフレーズで抜群のビートを刻み続けます。サイドギターはコードストロークというよりはテンションコードを多用したコードを組み合わせたかっこいいフレーズ的なカッティングをしています。そのような無機質なリズム帯の上で,ボーカルとリードギターは一般的な楽曲のようにメロディーを重ねます。
 つまり,彼らの曲は,アレンジャーが介在する必要もなく,メンバーどうしの簡単な打ち合わせだけで,彼らのセンスとテクニックを持ってつくリあげることができるわけです。
 ということで,彼らの曲を全体的に理解するのは後回しにして,各パートを個別にコピーしてみてください。幸いに,パートが少なく,録音も各パートがしっかりと聞き取れるようです。仮にサイドギターが完全に聞き取れなくても,聞こえる音だけ楽譜に落とし込んで,あとはセンスで埋め込んでみてください。よほど頓珍漢な和音にしない限り,質問者様に彼らと同様のテクニックがあれば全体的な曲のムードには大差ないはずです。

>こういった特殊コードについて性質など詳しく書いてある本など、詳しい方いらっしゃいましたらご教授願います。

 質問者様の言う「特殊コード」のことをもっと理解を深めるための理論書はいろいろありますが,私がきいたthe band apartのカッティングのパターンがわかる様なものないと思います。あるとすれば,完全コピーの楽譜とかでしょう。それがなければ,ひたすらコピーしてセンスを吸収するしかないです。
 ちなみに,私の場合は,アレンジャーの仕事をするきっかけとなったハーモニーの教本は
 (1)芸大和声理論と実習(全4巻)(2)渡辺貞夫のジャズスタディ (3)高校の図書館にあったとても古めかしいオーケストレーションの本 などです  

>レッスンに通ったら?と言われました。それも考えてはいるんですが・・・
 
 いろいろ書いてみましたが,質問者様の力量やセンスのほどがわからないので,私からは何とも言えません。レッスンの講師がインチキおじさんでなければ,生徒の力量を見定めて,それに合った指導をしてくれるでしょうから,とても効率的だと思います。

ということで,頑張ってください。

この回答への補足

長文のご回答ありがとうございます。
band apartのカッティングパターンと関係なく、コードの詳しい理論書は何がありますか。
テンションコードなどの各コードの使い方などが書いてあるととても助かります。
レッスンも考えてはいるのですが、なにしろ学生なので行く暇がないのです。未熟者ですがやる気はあるので面倒見てやってください!
とりあえずコピーは続けてみます!

補足日時:2014/06/26 22:51
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