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最近トニーライスやクラレンスホワイトを聴いていて、こんなギターが弾けたらいいなーと思い努力しています。でもどうも滑らかに弾けません!弦が固くてピックがはじかれそうです。もちろん技術不足は十分承知ですが...

ブルーグラスギターではどのくらいのゲージの弦を使って、どのくらいの弦高なのでしょうか??一回アコースティックギターにエレキ用の弦を張ったときは弾きやすかったのですが、音量が小さいかな?と思ったり。

A 回答 (4件)

 ブルーグラス・・・何と流行遅れな音楽を。


 40年近く前、フラットピッキングの修行で死ぬほど練習しましたよ。ま、トニー・ライスは正確にはブルーグラスでなくドォーグミュージックですが、ドォーグなんて音楽ジャンルも死語になってしまいましたね・・・トニー・ライスのアルバム『MAR WEST』は、ワタシにとって死ぬまで聞き続けたい永遠の1枚ですが。(昔のレコードのLP版にはTAB譜付きの譜面が入っていて、練習が容易でした。)

 さて回答です。

※まず弦のゲージ。
 フツーにフラットトップアコースティック用ミディアム(.013から始まるセット)です。
 そもそもエレアコ登場以前には、ライトゲージ(.012から始まるセット)を使うフラットトップ弾きは殆どいませんでしたよ。
 ブルーグラスに限らずフォークでもカントリーでも、ライトはチューニングやトーンの持続性に問題があり、ミディアムでないとステージでの使用には耐えられません。(御自身のギターでよ~っく観察してみてください。殆どのライトゲージは張ってから1~3時間でトーンが曇り出しますが、ミディアムだと4~8時間ぐらい持ちます。これくらい余裕を持ってキープしてくれないとライブは辛いです。指のツメを伸ばして細い弦を女々しく?弾いてもオッケーとなったのは、エレアコが普及したからです。アコギは基本的に、フルパワーでガシガシ弾くものです。)
 尚、フラットトップに限らずアコギ全般、弦の張力が高ければ高いほどクリアでストレートなトーンが得られます。時々プロでもヘロヘロのエレキ弦を張っているヒトがいますが、あれはエレアコでアンプを通しているだけで、あの薄っぺらなトーンでブルーグラスをやられては『カネ返せ』モノですよ。
 ちなみにトーンを追及した挙句ヘヴィゲージを張っているヒトもいましたが、フラットトップアコースティックではヘヴィゲージを標準とした設計のモノは殆どなく、トーンはステキでもギターが可哀想で見てられません。
 またヘヴィゲージではサスティンが明確に劣化することもあり、ワタシはあまりお勧めしません。

※弦高は。
 フツーに楽器屋で売られているセッティングでOKです。
 っと言いますか、フラットトップアコースティックには厳格な『設計スケール』が存在し、弦高を下げると設計通りのトーンやサスティンが得られなくなります。
 これも御自身でトライしてみるとよく判ることですが、最高のトーンとサスティンが得られる弦高の『スイートスポット』が明確に存在します。フラットトップアコースティックの場合、演奏性優先で弦高を変えるのは『ギターのトーンがよく判らん、耳の腐ったヤツ』です。
 ピッキングが異常に強いヒト(その多くは、アコギでディストーションサウンドを出しているヒト)は、歪んだ振幅の弦がフレットにあたらない様に弦高を異常に上げていますが、ブルーグラスではそこまでストイックなセッティングは不要でしょう。勿論弦高は高いほど、早いパッセージで左手の押弦が困難になるし。(更に、弦高を上げると例の『スイートスポット』から外れて自然なサスティンが失われるということもあります。ま、トーンを追及してやってみるのもアリですが、程度問題というところで。)

※ピック。
 ワタシは鼈甲製の超ハードピック(思えば当時はまだホンモノの鼈甲製が買えたんですねぇ)を使っていました。マウンテンミュージック系のギター弾きは、概ね超ハードピックを使っていた様です。(余談ですがついでに。マウンテンミュージックとはブルーグラスやドォーグの元ネタで、その発祥はアイルランド民謡です。ブルーグラスとカントリーを混同しているヒトが多いですが、ブルーグラスは要するに英国からの北米開拓移民の民謡であり、カントリーとは違います。)
 固いピックを使うのは、ハードなミディアムゲージに十分なサスティンを与える目的もありますが、それ以前にヤワいピックでは、ブルーグラス特有の『クロスピッキング』でモタつくからです。

※最後に奏法に関して

>でもどうも滑らかに弾けません!

 っというワケで?ブルーグラスやそこから発達したドォーグミュージックの演奏では、『ブルーグラスの父』ドク・ワトソンが完成させたクロスピッキング奏法をマスターしていなければ話になりません。
 クロスピッキングは、今日ではフラットピッキングの古典奏法の一つとなっています。研究者は大勢いて、よい教本も沢山出ています。
 トニー・ライスの曲を、彼の様に滑らかに・流れる様に演奏するには、クロスピッキング奏法が絶対に必要です。慣れれば自然にピッキング出来る様になりますし、フラットピックによる演奏ではこれを身につけておいたらほぼ無敵です。是非練習してみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!
参考にさせていただきます!

お礼日時:2014/07/16 01:45

ブルーグラス、弾かないですが、ちょっと聞きます。


そういう立場からは、「マーティン系、弦高高め、弦極太」のイメージです。
必ずしもそうではないかもしれませんが、傾向、あるいは、イメージとして。

>弦が固くてピックがはじかれそう
なところを、ねじ伏せて、じゃじゃ馬を乗りこなす、みたいな。
カウボーイハット必須、みたいな。
そんなイメージです。

>クラレンスホワイト

動画サイトで、聴いてみました。痛快爽快でした。
「弦高高そうだなぁ」「弦太そうだなぁ」、が印象です。
一言で言うと、「このギター弾きたくねぇなぁ」です。
そこを弾きこなしてこそ、あの音量音圧音色、そして、音楽なのだろうな、と。

例えば、ジャズなんかも、同じフレーズを、「エレキ、細い弦、弦高低め」で弾いた時と、「フルアコ、太い弦、弦高高め」で弾いた時と、まったく(気分も含めて)異なるので、太さと高さは大事かな、と。

細い弦が、009始まり、太い弦が013始まりという感じで。
動画で見た印象ですが、013より太いんじゃないか?という音でした。
でも、ゴリゴリ感は少なく、まろやかに張りを保って太いので、弦とともに腕もだろうなぁ、とも。

今、私が弾くとしたら、「想定するところのセッティング」では弾けないですが、弾くことを狙うならば、「弾きこなせるセッティングからはじめて、太くする&高くする方向で、漸次、セッティングを変更しつつ、その間に、指の力と腕前全般を鍛える」という感じかなぁ、と。

技術的には極端に難しいことをしているわけではないので、弾きやすいギターなら弾けるんですよね、これ系の音楽は。けど、それだと、その音楽で体現されるべき何かが決定的に足りない。
そのあたりが、「じゃじゃ馬を乗りこなす、アメリカーンな感じ」なのかしら、とも思ました。

久しぶりに聴いて、新鮮だったので、雑感を書きました。
本職の、こういうギター弾きさんが表れるまでの参考意見として。
それでは
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ゲージに関しては個人の好みなので「これが正解」というものはありませんが、基本はライトゲージで低音弦だけミディアムにする場合が多いようです。


実際にマーチンやダダリオから「ブルーグラス」というセットの弦がありますので探してみてください。
マーチンのブルーグラス弦は、1~3弦がライトゲージで4~6弦はミディアムゲージのセットになっています。
高音はきらびやかに、低音はズドンとベースランを利かせるのに最適なのでしょう。
コンパウンドなどの軟らかい弦は音の迫力の面でももの足りませんし、個人的には軟らかい弦はかえって振幅が大きくて速いピッキングがやりにくく感じます。

私もドックワトソンを始めとしてブルーグラスを弾いていたことがありますが、ドックの場合はピックをがっちりもって手首もほぼ固定、主にひじを支点としたストロークで弾いているようでした。私には何年経ってもこの方法はマスターできませんでしたが・・・
肩の力さえ抜くことができれば後は練習あるのみです。
最初から速く弾こうとせず、一音一音確実にゆっくり弾くところから徐々にスピードを上げると良いと思います。
がんばってください。
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先日ブルースのギタリストが話していました。

34は、アコースティツク、12ゲンハ、エレキの、、、とか、、、。

フォークギター弦なら、、、ライトでも、エキストライトデモ良いのでは、、、その代わり、、、ピックアップをつける、、、

つけているとか言っていましたよ。

いろいろ試せるのが、、、アコースティスクでは。最近は、、paを使う、、、BOSEのL1とかはいいらしいですよ。
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