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政府は、現政府専用機ボーイング747-400の後継機を、ボーイング777-300ERに内定し2019年に導入する予定だという。
ボーイング機に決めたのは、アメリカに対する配慮なのか?
それとも“圧力”があったのだろうか?

A 回答 (8件)

B787は最新型ですが、現行のB747の代替となるとちょっと小さいですね。

B747からみれば、B777で9割近く、B787だと2/3ぐらいです。また、最大離陸重量でみれば、エンジン4発のB747ば大体400t強、B777が300t弱、B787は200t程度しかありません。エンジンが2発でもB747の3/4の離陸重量性能を持つB777はかなりの性能だといえます。

そもそもB747が退役するのは「日本で委託できる整備工場がなくなるから」という理由が一番大きいのです。今まではJALに委託していたものの、JALもANAもB747はすべて退役しましたので、今後整備の問題がでてくるからです。その問題とは
・飛行機整備には機種ごとの専属の整備士が必要だか、B747の資格をもつ人員が少なくなる
・機材部品を保持していく費用負担が大きい
ということです。自社のB747が退役したのに、2機の政府専用機のために人員や部品などの負担をするのは非常にコストがかかるのです。

ですので、時期政府専用機をたとば最新型のB747-8にする、という選択肢も最初からありません。同様にエアバスもほとんどありえません。JALがA350を買うといっていますが、先の話ですし、ANAはA320という小さいものしか持っていないためです。

ですので、アメリカの圧力があるまえに、B777しか選択肢がないのです。
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>ボーイング機に決めたのは、アメリカに対する配慮なのか?



それもあるでしょう。
しかし、イッチャン高いの持ってきてよ、ってな買い方です。

同じアメリカ製のB787はB777より17年ほど新しい設計で、東レの高機能炭素繊維でフューゼラージを構成し、経済性と地球環境性能を20%も向上させた最新鋭機ですが、こいつの値段がB777よりも安い。

安いのが問題?安いものは嫌だ!一番高いの持ってこい!
日本政府はクルマ買うときだって安い軽自動車は嫌だ。
「もっと高いクルマ持ってこい」だから、同じだね。

>それとも“圧力”があったのだろうか?

圧力はなかったでしょう。
政府専用機がアメリカ製かどうかなんてことよりも、毎年の米軍駐留経費の”思いやり予算”1800億円の方がはるかに重要です。B777に換算すれば、毎年7機買って、毎年海に捨ててもお釣りがくるぐらいの金額ですよ。
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個人的にはエアバスA380にして、その大きさを生かして内装を素晴らしいものにして欲しかったけど、まぁ、妥当な選択でしょうね。

 現在エアバスの日本での代理店は三井物産ですが、その前にエアバスの代理店だった商社に勤めていた友人がいます。 その商社は日本エアーシステムと全日空向けに計80機近いエアバス機を販売しましたが、どうしても日本航空には販売することができませんでした。 友人によるとやはり米国から日本政府経由の無言(有言?)の圧力が航空会社にあったようです。 その商社はその後ボーイングの代理店の商社と合併することになり、エアバスの代理権を返上せざるを得ませんでした。 ここにきてスカイマークを皮切りに、日本航空もエアバスを導入するようですが、日本の政府専用機となるとやはりボーイングもエアバスに譲るわけにはいかなかったでしょう。 推測にすぎませんが、米国からの圧力があったとしてもおかしくないと思います。
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地球半周以上の航続距離をもつ機体として選択していくと「至って妥当な結果」でしょう。



航続距離だけで考えれば、ビジネスジェットでも小改良で要求性能を満たせそうな機材もあるけど、国外で紛争が起きたときの邦人移送なども任務に含まれているから、どうしても777クラスの機体が要求される。
ボーイング777-300ERの対抗馬をだせるとしたら、エアバスしかない(ロシアのイリューシンもワイドボディ・ジェットを生産しているけど、1万キロ超の長距離飛行が出来る機体はない)。

で、エアバス機ではA340が世界最高の長距離飛行能力を誇っていた時期もあったけど、2000年代に入ると経済性に劣る4発機ということで、受注が減少し、2011年に生産終了が発表された。
A350-1000が777-300ERと同等以上の能力を持つ見込み(設計が20年も違うから、当然)だけど、現在、開発途上にある。

更に、外部に整備を委託することになるけど、JAL/ANAが国内で運用していることから、整備費用も抑えることが出来る(保有機数が少ないから、自衛隊で整備員を養成したり部品を確保して整備する方がコスト高になる)。

何よりも、エアバスが次期政府専用機の受注希望から降りた以上、要求仕様の変更でもない限り、ボーイングの提案を”受け入れるしかない”。
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単純に考えれば航続距離と整備体制の問題でしょう。

……政治的配慮なんて穿った見方をするまでもありません。

今まで使用してきた B747-400 もかつての長距離専用機である旧 B747SP を上回る航続距離と有して、地球の裏側まで要人輸送や邦人救助に飛べる機体でしたが、それと同様の B777-300ER に対抗できるほどの航続距離を持つ他社製航空機は AirBus A380R ぐらいしかないでしょう。

その A380R は未だに計画段階であって実機がなく、Base となる A380 自体も日本の航空会社は 1 機も採用していませんので、A380R なんて特殊な機体を採用しても整備体制が大変なことになります。

他の航空会社も採用していて成田空港や羽田空港の民間整備体制を流用でき、且つ地球の裏側まで飛べる航続距離を有する最新の省エネ機体…… B777-300ER しか選択肢がないというのが実情でしょう。
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自衛隊が運用するからね。

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日本はアメリカの属国ですから


エアバスなんて選べるわけありませんね
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JAL,ANAにおいて整備実績があることも大きな要因となったようです。

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