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例えば祖父から孫への贈与があった場合年間、110万円までは非課税ですが、この贈与は
孫までであって曾孫には非課税とならないと聞いたことがあるのですが、曾孫へは無理なのでしょうか?贈与税の非課税110万円は子、孫までなのでしょうか?

A 回答 (1件)

>祖父から孫への贈与があった場合年間、110万円までは非課税…



ちょっとニュアンスが違います。
贈与税は、もらった側に年間合計で 110万円の「基礎控除」があるということです。
税用語でいう「非課税」とは違います。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4408.htm

>孫までであって曾孫には非課税とならないと聞いた…

誰に聞いたのですか。
贈与税は親族間限定、血縁者限定なんてことはありませんよ。
赤の他人からもらった金品であっても、基礎控除は等しく適用されます。

>贈与税の非課税110万円は子、孫までなの…

ぜんぜん意味が違います。
使途を限定しない贈与に、贈与者 (あげる側の者) の制限は一切ありません。
近所の富豪からもらったっていいんです。

贈与者に制限があるのは、

(1) 相続時精算課税・・・受贈者 (もらう側の者) は「20歳以上の推定相続人」であること。推定相続人とは一般に子、子が亡くなっている場合は孫。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4103.htm

(2) 住宅取得資金・・・受贈者は「直系卑属」であること。直系卑属とは、子、孫、曾孫、玄孫・・・制限なし。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4508.htm

(3) 教育資金・・・贈与者が「直系尊属」であること。直系尊属とは親、祖父母、曾祖父母、高祖父母・・・制限なし。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4510.htm

以上だけです。
このうち、(1) だけが曾孫はアウトです。
現実問題として、贈与者の子も孫もすでに旅立っていて 20歳過ぎた曾孫しか残っていないというケースは、確率的にきわめて少ないものと思われます。

税金について詳しくは国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2014/07/12 18:12

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