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私は今後、天皇陵の参拝をしようと考えています。

しかしいざ参拝といっても、具体的にどうすればいいか分かりません。
多くの神社と同じく、基本的に「二礼・二拍手・一礼」でいいのでしょうか?

しかし、孝明天皇まで歴代天皇の葬儀はたいてい仏式で行われていたとあります。
孝明天皇以前の天皇が眠る天皇陵に対しても、神式でよいのでしょうか?

また、被葬者が不明である全国にある古墳に対しては、どのような作法で参拝すればいいのでしょうか?

A 回答 (3件)

仏教が日本で公に認められるまでは神道しかありませんでした。

というか神道という言葉もないわけです、信仰形態は一つだけですから。しかしその儀礼作法は各神社で独自に決めていたのです。

日本は神仏習合の時代であり、神道形式はあったものの仏教形式とも言える複雑な状況にあります。しかし主導権は寺が持っておりました。この時代には寺で祝詞を上げたり、神社で読経したりしています。

江戸時代になると幕府の認めるところとなり、その勢力は確固たるものとなりましたが、幕府が隠れキリシタンを防止するために神職も檀家登録を義務付ける寺請制度が始まりました。
これにより神職も葬儀は仏式で行い、その上で神社境内に祖霊社を立てて祀ることもしています。本格的に天皇も仏式で葬儀を挙げたりするのはこのあたりではないでしょうか?

明治時代に神仏分離令が出され、皇室関係は神道に組み入れられました。皇室でなくても古墳の上に神社が建っている例は多いですよ。東京では新田神社が真上ではないけれど神社の裏に古墳があります。さらに仏教から入ってきた天部の長である「第六天社(他化自在天)」が古墳の上にあることも多いです。

神社の祭神としては八幡社や若宮社のように天皇を祀る神社も多く、その意味からすれば明治以降は天皇陵は神道形式というのは常識でしょう。しかしその作法は別に忌手をしなければならない訳じゃありません。八幡様で忌み手してる人など居ないでしょ。

明治時代に「神職の作法」は定められましたが一般人の作法は定められていません。二拝に拍手一拝の作法は神職の作法を手本に、戦後神社本庁によって「一参考例」として表わされたものです。つまり決まりではありません。

古墳時代(250頃–600末頃)はまだ仏教はほとんど入っていないので神道になりますが、この時代当初では神道という定まった形式も特には存在しないので、合掌してあるいは一礼だけしても全く問題はありません。
決まりなどないんです。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。
決まりなどないのですね。

お礼日時:2014/07/09 20:26

1礼2拍手でOKです。



そもそも古墳クラスは仏式でもありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

1礼2拍手?という作法もあるのですか。
確かに古墳時代ともなると、神式も仏式もありませんよね。

お礼日時:2014/07/09 20:27

埋葬箇所を足蹴にしなければ、故人に思いを馳せるだけで良いのではありませんか。



ピラミッドに上るときと同様に、故人に敬意を払うことが重要で、宗教の相違を埋める「作法」などは本質ではありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かにピラミッドに登るとき、現地霊場の作法について頭を悩ませることもありませんね。
深く考えすぎました。

お礼日時:2014/07/09 20:28

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