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日本経済が低迷している理由として

過去の金融政策が悪かった
生産性が悪いというのが
あげられてると思いますが、
金融政策が悪かった、生産性が
悪いのは何が原因だったのでしょうか?

また今後金融機関、都市銀行から信用金庫まで、
どのような役割が大切といえるのでしょうか?

わかる範囲で構いませんので企業の役割も
教えてください。

A 回答 (5件)

日本は財政破綻論の大デマの流布によって20年にわたり、ひたすら貧しくなる政策を行い続けて来ました。



「無駄な公共事業のせいで日本は破綻する」「累積赤字がさらに巨額に膨れ上がり長期金利が高騰して日本は破綻する」「建設業者と政治家が癒着して税金を無駄遣いをしている」などと実態に目を向けず実在しない流布を20年にわたり続けて、日本経済の破壊を続けてきました。

それは主に民営化万能論を唱える新自由主義系のマネタリストや金融政策万能論者などによって主導されてきました。

金融政策万能論は金融緩和を無限に続けていれば、自ずと経済は自律的に回復すると仮定するので、政府はその役割の縮小を徹底して小さな政府を目指して、民営化、規制緩和、緊縮財政と財政再建などを行なっていればよいと唱えます。

そしてその声を受けて日本は20年近くこれらの政策ばかリを続けてきました。
結果、デフレの泥沼に嵌り込みデフレ不況による長引く停滞に苦しめられる事態となりました。

金融政策万能論者は、デフレの最中であるにもかかわらず実態に目を向けず、企業の生産性向上促進のために規制緩和をして民営化をすれば経済が活性化して経済が回復するなどと唱え続けました。デフレの最中でこんなことしてたらデフレ促進にしか成りません。そしてその結果として当然成果が出ないわけですが、それを 改革がまだ不十分だからだ~改革を止めてはいけない~ と間違った政策を「痛みに耐えれば明るい未来がやって来る」と実態に目を向けずに推進を続けて来ました。

そんな政治の後押しもあり、企業は最大限生産性を良くするための企業努力として、合理化、効率化を進め、事業縮小、人員削減、投資縮小というリストラを活発化させました。
結果、資産デフレが促進され、国民所得は下がり続け、企業投資は縮小を続け、大企業の内部留保が肥大化を続け、日本はデフレ不況から抜け出せないという事態になりました。

デフレ社会であるにもかかわらずインフレ抑制の政策ばかりを行なってきたのがここ20年の日本です。「累積赤字だ」「生産性向上だ」「無駄遣いだ」ナンダカンダと唱える前にデフレを脱することを何よりも優先して考えなければいけないのが日本の実態でした。


財政再建優先、緊縮財政推進を唱え続けた日本経済破綻論者、金融政策万能論者などこれらの人々は、かつてソ連の社会主義者が平等を唱えて不平等で貧困の多い社会を作ったのと似ています。
経済回復だ、構造改革だ、財政再建だ、と唱えながら、日本経済を骨抜きにし、財政を悪化させ、デフレを促進するようなことばかりを行い続けて来ました。

日本は緊縮財政推進政策論者による財政破綻論の大デマの流布によって20年にわたり、ひたすら貧しくなる政策を行い続けるハメになったのです。




 
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日本は過去20年にわたりすでに多額の公共投資を行ってきたが、”日本経済が前進する兆しが見えると、すぐに急ブレーキをかけてきた”。

財務大臣が出てきて、「借金の懸念がある」と言って財政出動を抑えてしまうのだ。

日本銀行も金融緩和 つまり紙幣を多く刷ること によってデフレ退治をすべく立ち向かおうとしたが、ここでも同じく、少しでも経済が回復し始めると、緩和の手を緩める方向に舵を切った。紙幣をばら撒きすぎると、急激なインフレの恐れが出てくると言ってきたのだ。

財政刺激策をやる際には金融面でのサポートがなく、金融緩和をやる際には財政面でのサポートがない。日本の政策当局はいつもそんなことを繰り返し、自らの手で経済が持続的に改善するという望みを潰してきた。結果、長くデフレから脱却することができず、国民は苦しみ続けてきたのだ。

ポール・クルーグマン



(上記はアベノミクス以前の日本経済への問題指摘です。しかし、せっかくアベノミクス第一の矢、第二の矢 での金融緩和と財政政策のパッケージ政策で上手く行っていたにも関わらず、第三の矢の成長戦略の内容は過去20年にわたり失敗してきた政策の塗り直しとなっており、過去の政策同様の「日本経済が前進する兆しが見えると、すぐに急ブレーキをかけてきた」政策となっています。
アベノミクスは消費税増税辺りからおかしくなっており、現在「いつかきた道」へと進み始めています。このまま”誤った成長戦略”の方向で進めば再びデフレ経済へと戻ってしまいそうな気配です。)

 
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おそらく、都市銀行から信用金庫が悪いというよりは、その親玉である日銀が悪かった、というのが主だと思います。


ーーー
>また、藤原正彦は以下のように述べた[67]。「デフレ不況を十数年も放置してきた責任の大半は日銀にあるのだ。リーマン危機以来、アメリカは通貨供給量を三倍に増やすなど米英中韓その他主要国の中央銀行は猛然と紙幣を刷り景気を刺激した。日銀は微増させただけで静観を決めこんでいる。ここ三年間で円がドル、ユーロ、ウォンなどに対し三割から四割も高くなったのは主にこのせいだ。今すべきことは、日銀が数十兆円の札を刷り国債を買い、政府がその金で震災復興など公共投資を大々的に行い名目成長率を上げることだ。札が増えるから円安にもなる。工場の海外移転にも歯止めがかかる。ここ十四年間、経済的困窮による自殺者が毎年一万人も出ている。日銀は動かない。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B7%9D …
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 まずは、日銀法を読み、日銀が何が出来るかを確認して下さい

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文脈が唐突で質問の趣旨が不明。



おそらく自分でもチンプンカンプン状態で丸投げしてるんでしょうが、まともな回答が欲しいなら宿題(課題?)の趣旨や背景を正確に記載してくださいな。
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