炭素鋼板を個人で買えるところ

炭素鋼（ＨＲＣ59以上）の板2～3mm位の板を個人で購入できるところはないでしょうか？
サイズは100×300程度です。

No.2 ベストアンサー 回答者： esaomann 回答日時： 2014/07/16 13:12

汎用品として流通している炭素鋼は丸棒、もしくは中厚以上の平鉄です。

それで良ければ近くの鉄工所とかで分けてもらうことも可能でしょうが、
厚さ2～3mmの薄板ですと用途向けで、その小口での入手は難しいかもしれません。

それより問題は焼きいれ硬度です。
一般的に焼入れで硬化が期待できるためには炭素（当）量0.3%以上必要とされ、
炭素量が多いほど硬くなりますが、同時に粘りもなくなります。
一般材として入手しやすいものでもっとも炭素量の多いものはS58Cあたりと思いますが、
このクラスでも期待できる焼入れ硬度はHRC55から60位が精一杯だと思います。

用途が分かりませんが、HRC59以上と具体的ですから目標はしっかりあると思います。
おそらく焼入れ後の硬さとともに相応の粘りも必要なのでしょうから、むしろ工具鋼とか
合金鋼を検討したほうが良いでしょう。

そっち方面には詳しくないのでサイズ等適合するかわかりませんが、自作ナイフ用の材料が
適合するように思いますので、材料を扱っているショップに問い合わせてはいかがでしょう。
高炭素ステンレスとか何種類か品種はあるようですよ。
加工後の熱処理の相談にも対応してもらえるかもしれません。

No.4 回答者： bathbadya 回答日時： 2014/07/19 07:48

東急ハンズで取り寄せ可能です。

ハンドメイドナイフの材料として取り扱ってます。
都心なら在庫販売もしてそうです。
おっと、生材でです。
焼き入れは注文できたかな？ちょっと判りません。

No.3 回答者： ichien2 回答日時： 2014/07/17 11:12

　こんにちは。

　フライス盤での金属加工で材料も買っています（ただし近年は鉄鋼は極端に少なくなりました）。
　私が知っている限りでは、SC材（Sは鉄鋼、Cはカーボンの略。JISでの名称）の市販品は厚み６からのはずです。またSC材を焼入れして希望の硬度を得るのはぎりぎりのところかもしれません。有るとしても既に回答されているように「用途向け」、言い換えれば特注です。
　その厚みで割合簡単に買えるのは「ゲージ鋼」と呼ばれるものです。材種はSK（炭素工具鋼）またはSKS（合金工具鋼。SKよりも高級で、焼入れ硬度も高くなる）のいずれか。
　幅は基本的には205となっていますから、これを約300で１枚切ってもらって、更に縦切りする必要があります。もし300幅のものがあるなら、話はもっと簡単ですが、私が買っている店では205です（もっと幅の広いものがあるという話は聞いたことがある）。
　店は職業別電話帳で鋼材で探してください。
http://townpage.goo.ne.jp/

　ついでに調べてみました。ミスミは基本的に高いので滅多に利用しませんし、ここは業者相手なので個人では利用できません。
http://fawos.misumi.jp/fas/cadroot/MetalPlate.php
　SC材など鉄鋼でのその厚みのものは該当品無し。シャーリング切断品の薄板にSUS（ステンレス）があります。そこでSUS304（最も一般的なステンレス鋼。焼入れ不可）の3.0×100×300。１枚。見積り結果、493円＋税ですから、これは決して高くはないですね。
　大体こんなところでしょうか。

　最後に更に高くつくはずですがこういう店もあります。高い代わりに個人でも、少量でも相談に応じてくれます。店のオヤジからはケチをつけるのなら紹介せんでよい、と文句を言われそうですが、楽に済ませたいならどうぞ。
　尚私は５年以上前にここを発見して以後一度も登録をしたことがありません。ですので取り扱い品種を確認することも出来ません。ただし大まかな材種の中には本件のSC材ミガキ平板というのも挙げられています。以下はご自分で登録して確認すると良いでしょう。
http://sandoh.net/mate/toriyose.htm
　
　もう一つ念を押しておきますが、既に言われているように、素材を買っても、焼入れは別加工です。材料屋は調質をする場合もあるので、頼めばやってもらえるでしょう。これも店と相談してください。

No.1 回答者： ORUKA1951 回答日時： 2014/07/16 11:55

近所に刃物店があれば頼まれたら良いです。

炭素鋼とHRC59は関係ないですよ。
鋼とは、鉄の合金の事です。
炭素鋼とは、炭素を含む鉄の合金です。
炭素を含まない(純)鉄から、炭素をどのくらい含むかで、様々な呼び名があります。
HRCとは硬度です。
　焼きなまし、焼きいれ、焼き戻しの方法で硬度は変わります。同じ鋼材でも加熱・冷却処理によって硬度は変わります。
　事前に焼入れした物は加工できませんので市販はされていません。あくまで、加工後に焼きいれ、焼き戻し処理を行ないます。